起業・複業の「心のブレーキ」の外し方
英検®1級コーチングスクール代表、英語を活かした起業・複業コンサルタントの森心(ココ)です。
「自分の発信をしても誰かの模倣みたいで……」
「相談会を開催したいけど、そこで何したらいいの?どういうスタンスで臨んだらいいの?』
「差別化が必要っていうけど、周りを見るとすごい人ばかり。私なんかが今からやって意味があるの?」
複業や起業の一歩を進み出すと、こういった
「なんかわからないけど、前に進めないモヤモヤ」
に何度もぶち当たります。
起業・複業の具体的なステップがわからないわけではない。やるべきことはわかる。
でも「心のブレーキ」がかかる。
以前、ある食事の席で、こんな話をされている方がいらっしゃいました。
私が相談に乗る場ではなかったので、
「そうか、そういうふうに考える方もいるよね……」
と聞き流していました。
ぶっちゃけ起業・複業のステップって、本やSNSなどでそれなりの情報を手にすることもできます。
勘のいい方なら、起業・複業に関する本を10冊くらい買って読み込めば、ある程度の道筋が見えてくると思います(英語・ビジネス関連の書籍を毎月10冊以上購入して読んでいますが、最近はいい情報が増えているなと感じます)。
でも、それだけではうまくいかないのが、起業・複業の奥深いところ。
では、うまくいかない原因が何かというと、冒頭にお伝えした
「心のブレーキ」
なんです。
正直な話、この「心のブレーキ」を1人で外すのは、私はほぼほぼ無理だなと思っています。
なぜなら、起業・複業は今までの自分の常識に逆らう行動が必要であり、その行動を起こすときに本能から危険信号が送られるからです。
起業・複業って未知の世界なので、私たちの脳みそは
「失敗するかもしれない」
「〇〇みたいなことが起きるかもしれない」
と、不安要素につながる情報を送ってきます。
今まで自分が生きてこられたのは過去の行動のおかげなので、
「今まで通り行動したほうが安全に生きていけるよ」
という思考に持っていこうとするのです。
これは、人間にもともと備わっている「ホメオスタシス」という現状維持機能によるものです。
冒頭にお伝えした、
「自分の発信をしても誰かの模倣みたいで……」
「相談会を開催したいけど、そこで何したらいいの?どういうスタンスで臨んだらいいの?」
「差別化が必要っていうけど、周りを見るとすごい人ばかり。私なんかが今からやって意味があるの?」
というモヤモヤも、私はホメオスタシスによるものだと考えています。
今までの自分の常識に逆らう行動とは、
「相談会に来た人の悩みは解決してあげないといけない」
「相談会では商品をオファーするものだから、商品をすでに持っていないといけない」
など、自身の中ででき上がった常識を覆す視点を持つ、ということです。
これがなかなか難しい。
これを乗り越えるためにはどうすればいいか?というと、
起業・複業の世界での「モノ」の見方を知る
ことです。
「相談会を開催したいけど、そこで何したらいいの?どういうスタンスで臨んだらいいの?」
というモヤモヤが湧いたら、
「そもそもなぜ相談会を開催するのか?」
という自身の目的に立ち返る。
将来のターゲット顧客層がどんな思いを持っているのか腹落ちさせるためであれば、お相手の悩みを深掘りすることに徹する。悩みを言語化する。
自分の悩みを言語化する時間を持てていない人がほとんどなので、言語化のサポートをしてあげるだけでも価値を感じてもらえるんです。
この視点を持つだけで、相談会のハードルはぐぐぐっと下がります。
「相談会に来た人の悩みは解決してあげないといけない」
「相談会では商品をオファーするものだから、商品をすでに持っていないといけない」
といった自身の中ででき上がった常識が
「相談会」
のハードルをめちゃめちゃ上げていて、それが「心のブレーキ」につながっていることもあります。
起業・複業は、この「心のブレーキ」を外す作業の連続です。
「心のブレーキ」に関して、コンサルティング、起業塾や認定講師講座では、
講師の言った通りに有無を言わさずやらせる
起業ってそういうもんや!起業・複業したいなら相談会ぐらいできないと!とゴリ押し
上記のようなことをなぜするのか?まで伝える
など、それぞれいろいろなアプローチをされています。
どれが「良い・悪い」ではなく、ご自身に合っていて、納得して行動できる場所を選ぶのが正解。
言われた通りにやるほうが行動できる人もいるし、起業・複業という世界で
「心のブレーキ」が外れた人と同じ空気を吸うことで行動できる人もいるし、ある程度情報を取り入れて自分の中で腹落ちすれば進める人もいる。
これは「正しい・正しくない」ではなく、「合う・合わない」(いうなれば好き嫌い)の話です。
ちなみに、森が主宰するアカデミーは、「起業ってそういうもんや!」も10%くらいはあるかもしれませんが(受講生さん、いかがですか?w)、80〜90%は「なぜそうなのか?」をいろいろ分解した理論と、私の経験をベースに結構開けっぴろげに話しています。
今まで英語と同じくらい自己投資してきたビジネスの知識と学び、失敗も含めた私の経験、「泥くさくて厳しい」ことも要素分解してはっきりと、時には厳しくお伝えしています。
起業・複業の「0→1」ってマインドが9割といわれる世界(正直「1→10」もそうですが)。
だからこそ、アカデミーの環境は腹落ちさせてから進みたい、納得して進みたい人に結構合っていると思います。
9月に入会されたアカデミー生も
「何が自分の強みかわからなかったけど、ターゲットが見えてきた」
「はじめて有料のサービスを受注できた!」
など、早速変化が起こっています。
その変化も、こちらのメルマガでシェアしていきますね!
ではまた!