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TOEIC(L&R)で990点を目指すのは無意味な行為なのか?

現在、TOEIC990点を目指して勉強中の育休ママのココです。

数ヶ月前、育休中のスキマ時間を活用して、「英検1級」に合格することができました。

そこで次の目標として、今は「TOEIC990点」を目指しています。

ちなみに直近受けたTOEICでは「920点」という結果でした。

800点後半、900点越えたあたりから「これ以上TOEIC対策に時間をかけても無駄」という声が聞こえてきませんか?

そこで悩む方も多いと思うんですよね。

果たして「TOEICで高得点を目指すのは無駄な行為なのか?」と。

先に結論からいうと、私個人としては無意味な行為ではないと思っています。

今回は、なぜTOEICで990点目指すのが無意味な行為ではないかということについてお話ししたいと思います。

そもそもTOEICは意味がないのか?

私は、英語が公用語でない国において、TOEICであれなんであれ、試験を活用して英語力を向上させるのは全然ありだと思います。

試験で何点とるぞ!って意気込んだりするなどして、しっかりした目標持たないと、英語が話せなくても生きていける環境に住んでいる限り、英語力は伸ばすのは至難の技です。
(強靭のメンタル持ってる人だったら別ですが)

なんとなく
「英語がはなせるようになりたいな〜」
といった、ちょっとした気持ちで英語力は伸びないし、人間そんなうまくモチベーション続きません。

3日坊主でおわるか、3日も続けばいいほうじゃないかな?

日本で英語の試験の有名どころは

・TOEIC
・英検
・少しばかりTOEFL、IELTS

といったところですかね。

英検は学生、TOEICは社会人、といったイメージ。

英検は自分で受験する級を決めなきゃいけないのに対して、TOEICはみんなが同じ試験を受けて、点数で評価されますよね。

これって個人的には、すんごいわかりやすい評価方法だと思うんです。

だってどんだけ

「俺、英語でバンバンコミュニケーションとれるぜ!」

って言われても、その人がTOEIC200点とかだったら、コミュニケーションはボディラングエッジとかノリでなんとかなってるのかもしれないけど、果たしてどの程度の意思疎通ができているのか、めちゃめちゃ不安になりますよね。

これは私自身の経験もあって言ってることなのですが、TOEICの点数が上がれば上がるほど「英語」というフィルターを通して見えてくる世界がどんどん変わってきます。

だからこそ、TOEICスコアで英語力を図るのは一つの有効な方法だと思います。

スコアがあがればあがるほど感じる不安

スコアが上がれば上がるほど感じるのが、

「今までのスコアでコミュニケーション取れてると自負してた自分、大丈夫か?」

という不安。

私は高校時代、アメリカの現地校に留学し、幸いにも日本人一人だったんです。

そこでいかに英語でsocialize(社会適合)するかということをみっちり習得しました。

だから特に対面でのコミュニケーションにおいては、あまり不安になることはありません。(どっちかというと得意なほう)

勤務先は大手で社員数がかなり多いんですが、その中でも「海外の人への対応力」といった点では上位クラスだと自負しています。

そんな私ですが、スコアが上がれば上がるほど感じるんですよね。

ちょっと前のスコア時点で、わたしはどの程度、英語で「正確に」意思疎通、なんなら相手の意図を汲みとれていたんだろう、と。

TOEIC(L&R)は英語のインプット力を測定するもの

ここではメジャーなリーディング、ライティング力を図る「TOEIC(L&R)」をベースに話をしています。

TOEICの(L&R)はこんな試験と公式ホームページで説明されています。

TOEIC L&Rはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html

正直、結構体力を使う試験です。

ただこれどちらもインプット力を測定するもの、言うならば「英語での理解力」をはかってる試験になります。

最近思うのは、TOEICが意味ないと言っている方達は、「アウトプット」に価値を置いている人なんじゃないかなあ…と思います。

TOEICは「日常英会話」と「ビジネス英語」と言われていますが、ただ実際のコミュニケーションで、自分だけが言いたいことを言い続けるっていうのか、なかなかシチュエーションとしてないものです。

相手の言っていることをいかに汲み取って、それに自分がどう反応して、また逆も然り…そんなものですよね。

これは余談ですが、仕事していると比較的仕事ができる人って、「理解力のある人」だと感じます。だから英語のような外国語においても、理解力を数値化できるっていうのは、非常に有効な方法なんじゃないかなと思います。

わたしが990点を目指す理由

私が今、すでに900点以上ありつつも、990点を目指しているのには3つ理由があります。

①数値で結果が出るから成長度がわかりやすい
もうそのままです。

自分の英語力が数値化される試験なので、それを自分が勉強を継続する上でのモチベーションの維持のために活用させてもらっています。

あくまでモチベーションを維持させるのが目的なので、これ以外のモチベーションの維持方法が見つかればそれはそちらに移ると思います。

なんでモチベーションの維持に繋がるかというと、

「920点とっても925点の人には劣ると判断されるのがいや、だからそれ以上上のいない990点をとって他人に点数で評価されないような位置にいきたい」

しょうもない理由かもしれませんがこれが本心かなあ、と思います。

②990点を余裕でとれる、ぶれない英語力をつけたい

あとはこれはあくまで私の想像ですが、安定的に990点取れる人って、それだけ英語力がしっかりしてる人なんだと思うんです。

まぐれで990点はとれないでしょうし。

TOEICでどんな問題ができても、それに対応できる力がある。

その部分に憧れている部分もあります。

SNSでも、なかでもTwitter界においてはTOEIC990点の人がたくさーん出てきます。そしてそれを目指している人もいます。

彼らに共通しているのは、意味なく満点を目指しているのではなくて、990点を余裕で取れるような、990点のその先の点数を(そんなものないですが)とれるような、英語力をつけたい考えている人が多いように感じます。

まとめ

いずれにせよ、理由がなんであれ、990点を目指すことが、英語力を伸ばすことに、英語の勉強を続けることに繋がるのであれば、わたしはTOEICは全然ありだと思います。

まとめると…

・990点を目指すのは無意味な行為ではない。
・英語を使わなくても生きていける環境において、TOEICのような試験を活用した英語力アップ方法は有効

繰り返しになりますが、990点をなぜ取得したいのか、その目的が本人の中でしっかり整理されているなら、意味のある行為です。

スコア上がると「英語」で見える景色がかわってきますよ。

今英語の勉強から離れている人も、久しぶりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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