嫌だった領域のお仕事に前向きになったワケ
英検®1級コーチングスクール代表、英語を活かした起業・複業コンサルタントの森心(ココ)です。
「過去の自分の経験をえぐいくらい掘り起こして、それを第三者の方に生かしていただけるような成果物としてアウトプットする」
前回のnoteで、この作業を水面下で進めている、というお話をしました。
これが何かというと、
というもの。
コンテンツの具体的な形式としては、電子書籍になります。
「いつか本を出したいな〜」という思いがなかったわけではありませんが、私は気持ちが乗らないと自分の時間を捧げることができないタイプ。
「気持ちが乗る」「やってみたい」を軸に仕事をしないと、リスクが高いとされる個人仕事をわざわざする必要はないと私は思っています(それができないなら、安定した前職をやめていない)。
電子書籍って、皆さんはどんな印象を持っていますか?
正直、私はあまりポジティブな印象を持っていませんでした。
最近世に出ているKindle Unlimited本。
これは「本を出版した」といえるものなのか……(言葉を濁す)。
正直にいってしまうと、読んでも「内容が薄い……」という印象。
月額980円で、読み放題だとしても
「読んでた時間、損した」
と思えるものが多かったんです。
電子書籍を出すことの敷居の低さもあって、少なくとも良い印象は持っていませんでした(誰でもできる=ブランド力の弱さ)。
「いつか紙の本を出したいなら、電子書籍で出すな」
こんな話も、出版を夢見る方々の世界では、よく耳にする言葉です。
そういった自身の経験から、自分の成果物を電子書籍というフィールドに出したくないという気持ちがありました。
でも、そんな私が、ネガティブ印象しか持っていなかった電子書籍を出そうと思ったのはなぜか?
それはただひとつ、
「この方が舵を切る船(プロジェクト)だったら乗ろう」
と純粋に思えたこと。
そして、
「電子書籍レーベルのコンセプトと、その裏にある思いに惹かれた」
から。
「心が動いた」
ただそれだけですが、文章を書くって、それがメルマガでも、noteでも、生身の人間がやる作業なので、そもそも自分の心が動かないと書けないんですよ(少なくとも私は)。
自分が何かの成果物を外に出すのであれば、自分の信条に沿ったものをつくりたい。
自分が
「売れるから」
「知名度が上がるから」
だけで、アウトプットできるタイプの人間ではないのは、重々わかっています。
今回新たに電子書籍レーベルを立ち上げる私のお仕事仲間は、長年出版業界に携わり、今は独立系編集者として個人でお仕事をされています。
ご本人はいっつもご謙遜されますが、超超シゴデキ(仕事ができる)女性ゆえ、おそらく皆さんが知っているであろう著名な方々の本の出版にも関わっていらっしゃる方。
でも、なぜその彼女が、少なくともあまりポジティブな印象を持たれない「電子書籍」のレーベルを立ち上げようという想いに至ったのか。
このあたりの経緯も直接お聞きしていて、その過程で
「あんさんが操縦する船なら私も乗りまっす!」
となったのが、いちばんの動機です。
本を書く工程は、紙の書籍でも電子書籍でも同じ。
いや〜……なんというか、今までいかにメルマガやnoteが自分目線の発信だったかを思い知ったというか、新しい世界に足を踏み入れた感覚です。
私のアウトプットをあれよあれよと
「一冊の本として読まれるもの」
に変えていく編集者さんのスキル。
あっぱれなんです(目から鱗体験万歳!)。
そして、肝心の本ですが、年内には皆さんにお届けできるはず……(なぜか言葉尻が弱い)というスケジュールで進めております。
電子書籍リリースまでの過程もこのnoteでお届けしていきますね!
ではまた!