夏の読書

 今年も夏休みはありません。毎年思うのです、お盆くらいは休みにしたいなと。しかし、営業してしまいます。今年ほど、東京というか、高円寺というか、ローカルを意識して生活した年はなく、ゆえに、みんなが休みのお盆こそ、絶賛営業中です。待ってますよ、いつものように無表情で。
 8月はかつてあった戦争を想像しながら、本を読むのはいかがでしょうか。8月14日の夜、NHKでこんな番組が放送されます。「高橋源一郎と読む 戦争の向こう側2020」 https://www4.nhk.or.jp/sensounomukougawa/ テーマは「引き上げ」友人がやっている出版社「つかだま書房」で数多く出されている、後藤明生が取り上げられます。そのものずばりの「引き上げ小説三部作」も出版している、つかだま書房のサイトはこちらです。 https://www.tsukadama.net/newbooks 死んでいった人の上で、私たちはのうのうと生きているので、8月くらいは戦争で苦労した人々、亡くなった方々を思い返すのは悪くはないかと思います。

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