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家族時間:カフェと本と私たち

少しずつ、昔を思い出して、毎日何かを書いてみようと思った。
そんな気持ちになったのも、少しずつ落ち着きを取り戻しているからなのかもしれないし、また忙しくなるとやらなくなるのかもしれないけれど。

書くというのは、何かを意図して書こうとすると難しい。
評価されたいからとか、読んでほしいとか。
こういう仕事をしているから、仕事に関することを書こうとか、読んでいる人に何かを教えるように書こうとか。
テーマを決めて順番に体系立てて書こうとか。
何か意味のあるものを書こうとすると、うまく書けないし、楽しくない。

こうやって、何を書こうとするわけでもなく、気持ちの赴くままに適当に言葉を吐き出していく方が、自然体で、気持ちが乗ってて、良いものになったりする。
これがいいものかどうかは別としてね。
でも、こうやって生み出された記事は、そのときのものだから、また同じようにと言われても書けなかったりするんだな。

まぁ、ともかく、テーマを決めて書きたくなる時もあるんだけれど、結局は続かないので、気の赴くままに、つらつらと書く習慣を取り戻そうと思った。
そうやって、意味もなく、読み手を気にすることもなく、ただただなんとなく文字を打ち込んでいくことを続けながら、たまにはテーマ性のあるマガジンにしたり、あとでまとめてみたり、過去に書いたものに補足をしてみたりと、そんな付き合い方をしていこうと思いました。

今日は、カフェが併設された本屋さんに家族で行ってきた。
たまに行くんだけれど、本をカフェに持ち込んで読んでもいいから、めっちゃ居心地が良い。
各々、好きな本を読んだり、宿題をしたり、食べたり、飲んだり。
家族5人で行くから、カフェだけで結構金かかるんだけど、それでも悪くない過ごし方だ。
自分の時間と家族の時間が同居している感じがいい。
娘は、ディズニーランドより楽しいかも、と言ったことがある。

ちょっと気になった本や雑誌をごそっと持ってきては、のんびりと席に座ってパラパラとページをめくる。
気になったキーワードをメモしてみたり。
じっくり読むというよりは、ぱらぱら眺めて、気になったところをちょっと読む感じ。
複数冊見ることで、それぞれの本から得られたキーワードが、次の本で紐づいたり、新たなインスピレーションを得たりする。
いろんな分野の雑多な文字情報や、ビジュアルなどから、自分の中の興味や課題や問題意識や趣味や楽しみのどこかに紐づいて、刺激される感じがいい。
これは定期的に必要なんだよね。

で、結局は、家族が欲しいものをそれぞれ買わされて、またそれなりにお金が出ていく。
昔から、本だけは値段を見ないで買うようにしていたから、まぁ、しょうがないと思って買ってあげてしまう。
どんな本であっても、それは必ず何かの糧になるからね。

「北欧時間」という本を読みながら、もっと自然の中でゆったりとした時間を作るようにした方がいいんだろうなと思った。
こういうお店も、カフェだけじゃなくて、外には木々や公園や森があって、それぞれが自然の中で本を読んだり、ハンモックで寝てみたり、バーベキューやキャンプもできるような場所だともっといいのかもしれない。
いや、でも、好きな本と飲み物を持って、公園や山に行けばいいだけの話なのかもしれない(ちょっとめんどうだけれど)。
もっと自然に近いところでお気に入りの普段使いできる場所をたくさん持つようにしたらいいんだろうな。
わざわざ遠くに行かなくても、もっと身近に、もっと気軽に。
海も山も川も公園も。朝日も夕日も星空も。蛍も水のせせらぎも白鳥の群れも。
結構近い場所でいろいろとあるんだからね。


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