メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種 論述対策ポイントまとめ【第1章】
🆙更新履歴など
・2024年8月28日追記
・2024年7月9日追記
・2024年1月8日追記
2022年11月にメンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種を受検し、合格しました!
公式テキスト、学術的な表現が多い上、文章の羅列が続き、ポイントが掴みづらいですよね。わたしにとって、読みづらいテキストでした。
そのため、試験勉強では、自分なりのポイント集を作成していました。
今回、論述対策で使用していた公式テキスト1章部分のポイントを公開します。
公式テキストではポイントがつかみづらい、書かれている内容が理解しづらく困っている方のお役に立ちますように。
有料部分もありますが、無料部分だけでもご覧いただけると嬉しいです。
🍀メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種の合格体験記を書いています!
🍀直前期の対策と勉強時間について
🍀メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種の論述対策マガジンも公開中です!
※ 自分なりの勉強のポイントに🍀をつけています。
※ 本noteは、合格を保証するものではございません。
※ 公開後も加筆修正します。
✅労働者を巡るメンタルヘルスの現状
1 労働者のストレスの現状
■ 労働安全衛生衛生調査(2018年)
Q仕事や職業生活で強いストレスとなっていることがある
Qストレスの原因は?
Q過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月異常休業、退職した事業所の割合
Qメンタルヘルス対策に取り組む事業所の割合
■ 日本人の意識調査(NHK)(2018年)
Q仕事と余暇に対する考え方
Q理想の仕事は
Q理想の人間関係
■ 日本生産本部の調査(2019年)
心の病は増加傾向である。
30歳代、10〜20歳代、40歳代と多く、特に10〜20代が増えてきた。
■ 自殺と心の健康問題
自殺者数:1998年に急増、2011年まで14年連続30,000人越えしていた。2012年に30,000人を割り、以降、20,000人台で推移している。
自殺直前には精神健康問題に問題があることが指摘されている。
2 労働者にみられる心の健康問題
■ 労働安全衛生調査
■ 「メンタルヘルスの取り組み」に関する企業アンケート調査結果(日本生産本部)
3 精神障害の労災認定
■ 業務災害
労災とは、業務に起因して、労働者が負傷し、疾病にかかり、または死亡することを指す。労災には、損失補填の方法として2つの方法がある。
・労働基準法上の災害補償責任
業務遂行性と業務起因性が認められたとき、保険給付の支給が決定する。
精神障害の労災認定要因は3つある。
認定基準の対象となる精神障害を発病していること
発病前6か月間に業務による強い心理的負荷が認められること
業務以外の心理的負荷および個体側要因により発病したとは認められないこと
・業務による心理的負荷評価表
2020年改正点を含む要点は以下のとおりである。
・参考URL(心理的負荷による精神障害の労災認定基準の改正概要)
https://www.mhlw.go.jp/content/11201000/000634904.pdf
🆕2023年9月改正内容
2023年9月、業務による心理的負荷評価表が見直され、具体的な出来事などが追記された(カスタマーハラスメントなど)。
詳細は下記PDFをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/11201000/001140928.pdf
■ 労災保険給付に関する重要事項
・労災保険上の治癒
労災保険における治癒:身体の諸器官・組織が健康時の状態に完全に回復した状態のみをいうものではなく、傷病の症状が安定し、医学上一般に認められた医療を行っても、その医療効果が期待できなくなった状態(「症状固定」の状態)を指す。
したがって、「傷病の症状が、投薬・理学療法等の治療により一時的な回復が見られるにすぎない場合」など症状が残存している場合であっても、医療効果が期待できないと判断される場合には、労災保険では「治ゆ」(症状固定)として、療養補償給付をしないこととなっている。
・解雇制限
労災により休業している労働者に対する解雇は原則禁止だが、以下の場合は解雇可能となる。
症状が固定して30日経過した場合
使用者が打切補償を支払った場合
傷病補償年金が支給され3年経過した場合
天災等によって事業の継続が不可能となった場合
・労災認定後の長期療養の課題
社保の障害給付:傷病の初診日から1年6か月経過後
労災の障害給付:傷病が治癒(症状が安定し、医療効果が期待できなくなってから)してから→療養が長期化し、社会復帰が難しくなる傾向
・複数業務要因災害
異なる事業所における労働時間・労働日数はそれぞれ通算する
出来事が複数ある場合、それぞれの事業所における業務の出来事を別個に心理的負荷評価表の具体的出来事にあてはめて、心理的負荷の強度を全体的に評価する
ここから先は
¥ 400
たくさんのnoteの中から私のnoteを選んでいただき、ありがとうございます! いただきましたサポートは資格取得費用に使わせていただきます。