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【co-ba Join us Journal】#01日本の企業に海外人材を。

こんにちは!co-ba takamatsu学生インターンのあづあづです♪

この度、「co-ba Join us Journal」(略してco-ba JJ!)という新しい連載記事を始めることになりました!

多様な働き方や生き方を実現するさまざまな人が集まり、【自分らしく「やりたい」を叶える場所】をコンセプトにしたco-ba takamatsuで、メンバーそれぞれがどのようなチャレンジを実践しているのか。「co-ba Join us Journal」では、この街・この場所で新たなつながりや多様な価値観に出会い、次のステップに導かれる仲間が1人でも多く増えていけば、という想いで私co-ba takamatsuのインターン生であるあづあづが、会員さんにインタビューを実施し、着飾らない表情とともにメンバーの紹介をしていきます。

それでは早速記念すべき1人目の紹介に移っていきます。


「考え方が違う人と仕事をすることはとても大事。」

圧縮済み仕事中

ーーー中国との仕事をしていた時、現地の営業マンの「隙あらば突っ込む」姿勢を見て、競争の上で動いていく経済をひしひしと感じました。日本は世界の国々と比べて安心で安全かもしれない。けれど、それで安心し切ってしまうだけではなく、他のものを見て自分の立ち位置を再確認するという作業が必要ではないのだろうか、と思います。

今回は、「海外人材」をテーマに事業を手掛けている、co-ba takamatsuの会員である大森達郎(TRIJIN 代表)さんにお話をお伺いしました!

プロフィール

TRIJIN 代表 大森達郎(Tatsuro Omori)

岡山県岡山市出身。大学進学をきっかけに香川県に移住。大学時代には中国で事業を行ったり、バックパッカーをしたり、グローバルに活躍していた。香川大学教育学部卒業後、ゲストハウスの運営や観光メディアの立ち上げなど、インバウンドに関わる仕事に携わったのちに起業。翻訳の仕事や、日本で作られたものを外国に向けて販売する卸売業などを手がける。その後、一度岡山県に戻りデザイン会社や旅行会社での仕事を経験。2019年、東京オリンピックなど様々な機会の巡り合わせにより、岡山でもう一度起業することに。現在屋号を取得し、「TRIJIN(トライジン)」で代表を務めることになった。現在は香川に自宅兼事務所を拠点として構えている。

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works(事業概要)

ーーー大森さんのお仕事について聞かせてください。

僕が現在事業として行っているのは「日本企業が外国人人材を雇用することをお手伝いする」ことです。香川・岡山を中心とした日本企業に対し、留学生や海外の大学で学んでいる外国人の方、現在日本で働きながら転職を考えている外国人の方など、海外人材を雇用する機会を作り出しています。日本企業が外国人の方に向けてインターンシップを行うことをサポートしたり、外国人の方の雇用を企業に提案したりなどといった業務内容が中心です。現在はコロナの影響もあり、海外人材に対する雇用の気運が下がっていることは否めない状況ですが、オンラインツアーの観光企画や翻訳の仕事などを通して「外国人の方がいてくれたらありがたいよね」と、日本の人たちが感じてくれるようなきっかけを作ることで人材の雇用につながるよう、現在は人材に絞らず、様々な事業に携わっています。

(↑オンラインツアーの詳細)


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co-baに入ったきっかけ

ーーーco-baに入ったきっかけを教えてください。

コロナウイルスの影響でたくさんの仕事やイベントが流れてしまいました。1人で事業をしていることもあり、その回数が増えていくたびに落ち込み、歯止めが効かなくなっていくのが自分でも分かってて。そんな状況をなんとか打開しようと思って、自分で何かに挑戦している人たちがいる環境に身をおきたいと感じるようになり、co-ba会員になることを決意しました。僕自身が香川大学出身ということもあって、大学時代の先輩や後輩がいたco-baは、知らない人ばかりの輪の中に飛び込むよりかは安心感がありました。また、会員さんが知り合いを紹介してくれる、誰かとつないでくれるということもまた会員になることの決め手になりました。

co-baでのつながり

ーーー実際、co-ba takamatsuではどのようなつながりができましたか?

①誰かと一緒に仕事をする機会としてのつながり
co-ba takamatsuを運営しているのがあなぶきグループであるということから、クリエアナブキ(あなぶきグループが運営する人材事業を手がける会社)の方に自分の事業について相談する機会をいただくことができました。今後もco-baに関わる誰かとのビジネスマッチングを期待しながら、co-baで仕事を進めていきたいです。

②同じ目線で事業の相談に乗ってくれる人たちとのつながり
co-baにきて仕事を進めていると、他の会員さんと挨拶をしたり何気ないライトな会話を交わす中で「最近、こういうことに困っている」といったようなことを相談できるようになりました。ガッツリ事業相談!といったような相談ではないものの、その何気ないコミュニケーションの中でもらったアドバイスや言葉は、僕自身の事業やチャレンジを後押しする言葉になってくれています。またco-baにくれば顔見知りの人がいるので、一緒に働いている誰かがいる、という安心感を持ちながら仕事ができるようになりました。

大森さんワイワイ

はじめてco-baに入ってきたときの印象

ーーー初めてco-baに来た時、どんな印象でしたか?

初めて来たのにもかかわらず、そこにいる人たちのほとんどが挨拶をしてくれて。そのことが僕にとってはすごく嬉しかったです。会ったのは初めてだったけれど、挨拶を交わすことで、自分がそのコミュニティに属することを受け入れてくれているように感じることができ、すごく安心したことを覚えています。また、co-baは空間としても、一緒に仕事をしている人と近すぎず離れすぎず物理的にもちょうど良くて、とても心地よく作業をすることができました。

圧縮済み取材中

これから挑戦していきたいこと

ーーーこれからの事業で挑戦していきたいことはありますか?

コロナ禍となる以前から、日本の企業が外国からの留学生などの外国人を対象にインターンシップを行う事業のプログラムを作成していました。このプログラムでは、日本の企業が外国人の方を雇用するイメージを掴んでもらうことで、実際の採用のハードルを下げることが目的です。現在は実際に会社に訪問して、といったようなインターンシップは難しいかもしれませんが、コロナが収束したときに、日本の企業が外国人の人材を雇用してみようと思えるようなきっかけを作ることに挑戦しています。この挑戦が自分の未来の事業に繋がるような、土台にしていきたいと考えています。

最後にちょこっと、大森さんの好きなモノ

ーーー大森さん、何か最近ハマっているものはありますか?

コテンラジオという歴史のラジオにハマっています。実は歴史がとても好きで。屋号を「TRIJIN(トライジン)」と設定しているのですが、これは歴史上に出てくる「渡来人」を文字ってつけるぐらいには歴史が好きなんです。この屋号には「外から新しい技術を取り入れて日本をアップデートしていく」という考えを反映させています。歴史の結果は繰り返さないけど、歴史の挙動(アクション)は通ずるものがあると考えているんですよね。その考えもあって、歴史になぞらえて様々なことを普段から考えることがあります

コテンラジオでは、学校で習ったことを物語調で説明してくれています。教科書で太字だった部分がなぜ太字にされていたのか、という理由を今の僕たちの肌感に合うように昔の国々を会社に例えたりしながら説明してくれていたりするので、とても興味を持ちながら聞きやすい内容になっています。ぜひ聞いてみてください!

問い合わせ先

大森さんFacebook

編集後記

大森さんの事業のお話や、co-baに来るまでの経緯を聞いていると、きっとco-baのいいところは、ビジネスマッチングだけではなくてそこで働く誰かの存在を感じられる心地よさであったり、そこにいる人たちとのつながりを感じながら働ける場所であることではないかなあ、と感じることができました!とても丁寧な言葉選びで、お話ししてくださった大森さん。事業の話だけでなく、学生時代の取り組みだったり、大好きな歴史のお話を聞かせていただきましたが、どのお話を聞いていても大森さんの温かい人柄が伝わってきました。大森さんのような方がいらっしゃるからこそ、co-ba takamatsuで心地よいつながりが生まれていくということを改めて感じました。話をしているだけで、不思議と安心感すら覚えてしまう素敵な方です。co-ba takamatsuで大森さんを見かけた際はぜひ話しかけてみてください!

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