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【ルール編②】TCGを引退したプレイヤーのためのカードゲームを作りました。

駆け出しゲームデザイナーのRyoyaと申します。

ゲームマーケット2020秋にて、2020年11月15日(日)にオリジナルカードゲーム「トリックスターズ」を販売します!

今回は、前回の記事に引き続き具体的なルールをご紹介します。現物来たらプレイ動画投稿も予定しているので、今しばらくお付き合いください…!

初回の記事をまだ読んでない方は是非読んでからまた戻ってきてくださいね。

概要

前回はプレイフィールド・使用するカードの種類についてご紹介しましたね。今回は、

勝利条件

どのようにゲームが進行するのか

をご紹介します。

勝利条件

勝利条件は主に2つあります。どちらかの条件を満たした決闘者の勝利です。

①相手のライフが0になること
 決闘開始時、決闘者はライフを各々25持っています。トリックスターで攻撃したりイベントの効果で相手にダメージを与えることでライフを削り、先に相手のライフを0にした決闘者の勝利です。

②相手のトリックスターを5枚封印すること
「封印する」とは、いくつかのカードが持つ「封印する効果」を使用することでトリックスターを封印ゾーンに置く行為のことです。
例えばトリックスター【封印官 ソンゴクウ】、イベント【隠者を贄に】です。

ソンゴクウのコピー

隠者を贄にのコピー

これらのカードを駆使しして、相手のトリックスターを5枚封印すれば勝利となります。
勝利条件に関わるだけでなく、封印されたトリックスターはその決闘中に二度と使用できないため、封印は非常に強力な攻め手です。積極的に狙いましょう。

ゲーム進行

準備
決闘を始める前の準備です。
1. じゃんけんで勝った決闘者が先攻・後攻を決める
2. お互いのデッキをシャッフル
3. お互いに5枚ドロー
4. 決闘スタート!まずは先攻のターンから始まります。

決闘者は交互に自分のターンでカードの操作を行います。
ターンにはフェイズという区切りが5つあり、各フェイズでできる操作が異なります。

ドローフェイズ
ターンの始めに行うフェイズです。
デッキからカードを1枚ドロー(引く)。先攻は1ターン目ドローできない。

メインフェイズ1
1ターン中に1度、手札からトリックスター1体を解放・またはセットできる
自分フィールド上の各トリックスターは、表示形式を1ターンに1回だけ変更できる。
トリックスターの効果及びイベントは、特にタイミングの明記がない場合メインフェイズ中にのみ発動できる。
イベントは自分のターンに何枚でも発動・セットできる。
イベントはセットしたターン発動できない。

バトルフェイズ
自分の表側攻撃表示トリックスターはそれぞれ1バトルフェイズ中1回、相手トリックスターゾーンのトリックスターに攻撃できる。相手トリックスターがいない場合は相手決闘者に攻撃できる。先攻1ターン目は行えない。

メインフェイズ2
メインフェイズ1と同様の操作ができる。

エンドフェイズ
自分のターンを終了する宣言をする。
このフェイズ終了後、相手のターンのドローフェイズに移行する。

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どちらかの決闘者が勝利条件を満たすまで、お互いのターンを繰り返します。

以上が基本的なゲームの流れです。

某TCGを参考しつつ、駆け引きを損なわない範囲で簡素にしています。

次回、決闘者の能力トリックタイミング に続く!


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