頑張った自分にニューヨークで乾杯 アメリカ国内 後編

コブ山田です。
ようこそいらっしゃいました。

今回は、所持資格のひとつ、総合旅行業務取扱管理者資格合格のごほうび(海外)に位置づけた、アメリカ合衆国ニューヨークへのひとり旅 アメリカ国内の思い出~帰国の後編について、記します。

08月15日(水)

目を覚まします。
そのまま地下鉄で、グランドセントラル42丁目駅に向かいます。
近辺をしばし散歩しますが、超高層ビルが林立しています。


駅構内のSHAKE SHACKで朝食をとります。ハンバーガーとコーヒーです。

そのあとは、歩いてペンシルベニア駅に移動。窓口で、Amtrakアセラエクスプレスの乗車券(特急料金込み?)を買います。
目的地は、フィラデルフィアです。

うーん、ニューヨークにあるペンシルベニア駅?ペンシルベニア州フィラデルフィア?西海岸にはワシントン州もあってシアトル?
よくわかっていませんでした。

飛行機みたいに、出発時刻直前にゲートが開くシステムです。
待合室でしばし待ったあと、10:52発のアセラエクスプレスに乗り込みます。

アセラエクスプレスは客車方式。ニューヨークを出発し、郊外の風景が広がります。まさに、世界の車窓から、です。
現在、日本で昼間に走る客車特急はありません。異国感が全開で、よかったです。
座席は新幹線700系(E編成指定席)のような感じでした。

ただ、問題は、フィラデルフィアは終着駅ではありません。寝過ごし、勘違いは、とんでもないことになります。
時計も注視し、12:15、フィラデルフィアの30丁目駅に到着。SEPTAに乗り換え、中心部に着きます。

中心部を散歩します。特徴的なのは、超高層ビルがありながらも大聖堂などの伝統的な建築物もあり、共存しているのは珍しいなと思いました。
フィラデルフィアは、人口ベースではアメリカで05番目の大都市です。

昼食は、セブンイレブンでのサンドイッチにコカ・コーラ。日本でもよく見るものです。

出国前に、映画『42~世界を変えた男~』を観ていました。ジャッキー・ロビンソンが所属するブルックリン・ドジャースがフィラデルフィア・フィリーズと対戦した際に、フィリーズの監督が差別発言を繰り返していたシーンが印象的で、フィラデルフィアにはそのような風潮が今も残っているのかと思っていました。
しかし、実際にすれ違う人々は、本当に多種多様。共存しているように感じ、時代は変わっているのだ、と感じとることができました。

ただ、02回ほど、見知らぬ人からの金品要求もありました。私は、丁重にお断りしました。
ニューヨークでは、そういったシチュエーションには遭遇しませんでした。

さて、市内(と言ってもほとんど中心部ですが)を歩き回ったので、ニューヨークへ帰ります。

窓口で、最も安い方法でニューヨークに行きたいと告げると、トレントン駅経由のニューヨーク・ペンシルベニア駅行きのきっぷを出してもらいました。
26ドルと、確かにAmtrakよりは安いです。

言われるがままに、トレントン行きの電車に乗ります。
複々線の右端を走り、湘南新宿ラインと並行する山手線のイメージを持ちます。

トレントン駅に到着。電車を乗り換えます。ニューヨーク(ニューヨーク州)を大阪、フィラデルフィア(ペンシルベニア州)を名古屋としたら、トレントン(ニュージャージー州)はちょうど米原の位置付けになるかと思います。


電車は、全部2階建て構造。日本ではほとんど見られません。上越新幹線E4系も平屋建てのE7系への置き換えが決まっています。
ただ、座席は固定構造でした。快適性は日本の鉄道に分があります。


本当に、貴重な経験をしている。
そう感じ、窓の外の広い景色をながめながら、電車はニュージャージー州からニューヨーク州へと突入し、無事にペンシルベニア駅に戻ってくることができました。
日本国内との鉄道事情の違いを直に見ることができて、よかったです。

現地時間は、18:00を過ぎています。急いで、地下鉄でヤンキースタジアムに向かいます。
そう、今日もMLB観戦です。
この部分も、後日、別記事にします。

試合終了後、まっすぐホテルへ。
03日も経てば、帰り方もスムーズになります。ブリーカー・ストリート駅で乗り換えです。

グッドナイト。

08月16日(木)

この日だけ、別のホテルにしました。そのため、ブルームーンブティックホテルとは今日でお別れ。
お世話になり、ありがとうございました。
Thank you very much!!

しかし、夕方までスーツケースは預かってもらいました。
はい、目的はMLB観戦です(笑)ヤンキースタジアムのタンパベイ・レイズ戦、03試合連続で観たのでした。

夕方にはスーツケースを引き取り、セントラル・パーク近くの別ホテルに移動しました。

夕方のセントラル・パークを散歩します。大都会の中に落ち着ける場所があるのは、素晴らしいことです。東京で言うと、明治神宮外苑ですかね?

夜が深まったあと、ジャズバーに向かいます。ディジーズ・クラブというお店でした。
ビールと、チーズを焼いた料理をオーダーします。


ジャズの生演奏にうっとり。窓の外には夜景が見えました。
最高の時間を過ごすことができました。

ジャズを堪能したあと、ホテルに戻りました。
グッドナイト。

08月17日(金)

グッドモーニング。
エキサイティングなアメリカ・ニューヨークもついに最終日。
私の脳みそは喜びっぱなしでしたが、もうすぐ日常生活に戻らねばなりません。

セントラル・パークを散歩したあと、ホテルで朝食をとりました。

その後、近くのホールフーズ・マーケットに行き、おみやげを買い込みました。

外国のスーパーマーケットに行き、商品を見て回ることは、すごく楽しいと思っています。
食文化が色濃く出ます。

ホテルをチェックアウトし(Thank you very much アリガトウゴザイマシタ)、59丁目コロンバス・サークル駅から地下鉄に乗り、ジョン・F・ケネディ国際空港に向かいます。

実は、これが最後の難関です。
確実性と価格の面で、地下鉄利用が最もコストパフォーマンスがいいと感じたので選びました。往路は、ハワードビーチ駅から市街地に向かう電車に乗り込めばなんとかなりますが、復路は要注意です。

途中のロッカウェイ・ブールバード駅にて、線路が分かれます。ファー・ロッカウェイモット・アベニュー駅に行く電車に乗らないと、ハワードビーチ駅には行けません。
もう片方の、オゾン・パークレファーツ・ブールバード駅に行ってしまうと、ジョン・F・ケネディ国際空港にスムーズに行けなくなってしまいます。

ロッカウェイ・ブールバード駅は、日本で言うと京急蒲田駅、日根野駅です。芦花公園駅ではありません。

南行の急行線に乗りましたが、アナウンスを聞くと、どうもオゾン・パークレファーツ・ブルーバード行きでした。
ロッカウェイ・ブールバード駅で降り、ホームで次の電車を待ちます。来た電車はファー・ロッカウェイモット・アベニュー行き。電車は、進行方向右側にカーブし、安心しました。

ハワードビーチ駅に戻ってきました。エアトレインに乗り換え、ジョン・F・ケネディ国際空港に到着。そのままスーツケースを引いて日本航空のカウンターに行き、搭乗手続きをします。
久々に聞く、日本人からの日本語に、随分と安心したものでした。

スターバックスコーヒーと本屋で過ごし、無事に復路になるJL5便に乗り込みました。エコノミークラスです。
アメリカの出国手続きは、靴を脱いだりと、日本の出国より厳格なものでした。

08月18日(土)

JL5便で視た映画は、2018年当時の『名探偵コナン ゼロの執行人』や『ピーターラビット』でしたが、静かに過ごす飛行機で、『ピーターラビット』は不向きだと思いました(笑)

さて、フライトマップを見ると、飛行ルートは太平洋の北側を飛んでいまして、釧路や仙台の文字が見えてきて、いよいよ日本だ、とうれしくなりました。

17:00前に、羽田空港に着陸。入国審査は、顔写真とパスポート見開きスキャンだけで済み、先進的になったと思いました。

羽田空港のロビーに溢れる日本語。母国とは、まさにこのことです。

エアポート快特に乗り、品川方面に向かいました。特典航空券と自己手配のホテルを組み合わせた旅行、無事に終了となりました。家族からの温かい迎えがありました。

なお、日本に帰国して真っ先に食べたのが、なか卯の牛丼とうどんでした。

本当に楽しかったアメリカ・ニューヨーク!!
可能ならば、また行きたいです。

ありがとうございました。

サポートいただければ、本当に幸いです。創作活動に有効活用させていただきたいと存じます。