見出し画像

怒らないことに慣れてきた。

ここ半年くらい、いくつかの本を通して「怒ることは自分がそれを選んでいる」ということを意識するようになった。

つまり何かのきっかけで自分の感情が自分がコントロールできないところで「怒りモード」になるのではなく、自分で「怒る」行為を選択しているということ。

だから、自分が怒るという行為を選択しなければ怒ることはない。

言うまでもなく、怒る行為は気持ちのいいものではない。自分にとっても、相手にとっても。

怒っている自分を嫌になるかは人それぞれかもしれないが、怒っている人を見ていい気分になる人はいない。自分が怒られる立場であればなおさら。

自分が100%正しい場合も、怒りとともに相手にそれを伝えたら全く伝わらない。相手はそんな時間は1秒でも早く忘れたいと思うだろう。運よく覚えていたとしても「怒られるから気をつけよう」という後ろ向きなモチベーションになるだけ。

怒らないようにしよう、と言う意識は、「怒らない」と言うアウトプットになっても実は「怒り」を抑えているに過ぎない。要は我慢している状態だから自分はきつい。

最近わたしが意識しているのはこれまでなら怒るような状況になった時、「まず事実を認識し、自分の意思を最も効率的に相手に伝える方法は何か」をまず考えること。

そうすると怒ることが意味がないことに気づくので、怒りの感情が湧かず、そのため「怒りを我慢する」と言う状態にならない。

自分の感情はコントロールできるが、他人の感情はどうしようもない。自分の行動が図らずも誰かを怒らせてしまったとき、自分が悪いと思えば素直に謝る。そうでなくとも自分の正当性の主張はしないか、最低限に留める。それでダメなら距離を置く。

そんな感じで肉体的にも精神的にも非常に健康的な状態を維持できているので、しばらくは「怒り」のない生活を送ることを毎日の目標にしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?