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コーチの人格とは?

こんにちは!吉永です!

今日は、コーチの人格について僕なりの意見を書いていきます。この領域はコーチにとって最も重要な領域だと僕は考えています。もちろん人それぞれの考え方があるので、一つの参考意見と思って読んでみてください。ただし、一つだけ確かなことがあります。
それは

コーチは遊びでも、趣味の延長上にやるものでもない!

ということです。

なぜこのようなことを言うかというと、実はコーチを始めた頃の私がそうでした。コーチって面白そうだなぁ。ぐらいの甘い考えだったから、仕事で練習にいけないときは、仕事だからと自分の環境だけを正当化していました。練習に行ってないのに選手の成長が見れないときは、選手の責任にしていました。とても理不尽ですよね。結局犠牲になるのは選手たちです。

僕は運よくある人と出会い、それに気づけましたが、それに気づけない人もいると思います。そういう人のためにも、この記事で伝えたいと思います。


なぜコーチの人格が重要なのか?

コーチの人格について話す前に、まずはなぜそれが重要なのかを話さなくてはいけませんね。
コーチの役割は、「チームを目標に導くこと」だと前回のブログで説明しました。様々な個性が集まった集団を、一つの方向に導くのは容易なことではありません。人はそれぞれ意思を持っているから、レールを敷かれても、そのレールを歩みたい!そう思わなければ歩みません。では、どうすればレールを歩いてくれるのだろうか?

それは、あなた(コーチ)に魅力があるかどうかだと僕は思います。
「この人が言うなら」「この人の考えなら」「この人なら。。。」
そう思われる存在にならなくてはなりません。
そのためにコーチとしての人格が必要なんです。

コーチの人格とは?

重要性はわかったけど、コーチの人格って何?って思いますよね。人格なんて言ってしまったから難しく考えてしまうかもしれませんが、すごく簡単に説明させていただきますね。
要は

社会人であること!

それだけです😁
ん?どーいうこと?って言う声が聞こえてきそうですが。。。😅
みなさんサラリーマンの姿をイメージしてください。
スーツを着て、髪をセットして、ヒゲも剃って、清潔感漂う身だしなみを整えますよね。会社では与えられた仕事に精一杯対応して、部下からの愚痴や相談もしっかり受け止めますよね。自分たちの商品を買ってくれたお客様には、感謝の気持ちを持って対応しますし、新規のお客さんを獲得するために、自分の商品を知り、相手のことを知ろうと努力しますよね。言葉遣いだって、丁寧に、ハッキリとした口調で話しますし、間違っても自分のネガティブな感情(怒り、悲しみ)をお客さんにぶつけるなんてしませんよね。
コーチも同じなんです。常に清潔感を保つことも、誠心誠意に対応することも、相手を知ろうとすることも、全てコーチに必要な人格なんです。
例えば、いつも寝癖をつけて練習にくるコーチに、身だしなみを指摘されても説得力ありませんよね。自分の話を聞いてくれないコーチの話なんて聞きたくないし、自分の感情をコントロールできないコーチの言うことなんて信じられない。
つまり「信頼される人」にならなくてはいけないってことです。

最後に

大学でアシスタントコーチを始めた頃の僕は、恥ずかしいことばかりです。当時は髪は伸び、大きめのスウェットを着ていて、どう見てもコーチではなく、ただのバスケ好きのおじさんという感じでした。

ヘッドコーチはというと、常に清潔感漂う身だしなみで、服装もコーチングスタイル。トレーニングをしてスマートな体格も維持していました。そうやって彼は常に、コーチとしての自分を作り上げていました。

そんな彼からこんな言葉をいただきました。

「何を言うかではなく、誰がいうかが大事!」

何を言うかももちろん大事だけど、それ以前に誰が言うかが大事だと。
あなたの話を聞きたい!
その「誰」にコーチはならなくてはいけないということです。
この言葉にコーチの人格が全て詰め込まれていると僕は思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございます!
これを読んで質問等あれば、いつでもコメントください。僕はFacebookもやっているので、メッセンジャーで直接ご連絡いただいても結構です。
これを機に、多くのコーチとお話しできればと思います。
もちろんご意見ご感想もお待ちしております!

ではでは、また次回お会いしましょう!

*このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、バンビシャス奈良のバスケットとは一切関係ありません。

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