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忖度を手放した先にあったものとは?!

「『忖度』『空気を読むこと』を手放したら
最高にうれいしい時間を過ごせた!」

今年の夏、日本一時帰国で
体験したことです。


イギリス人である夫のビザ取得、
日本入国条件のPCR検査など
入国までのたくさんの手続きや
それに伴う冷や汗😅や不安を
乗り越えての帰国。
(今は入国条件が緩和されましたが
夏はまだ日本入国の
ハードルは
めっちゃ高かったのです😭)


それは、
82歳で一人暮らしの母、
認知症でケアホームにいる叔母、
姉家族や古くからの友人など
大切な人たちに会うことができて、
心の底から「行ってよかった〜」と思える
私の人生にとって忘れられない
貴重な夏となりました。


久しぶりの日本で感じたこと
体験したことはたくさんあるのですが、
あらためて
「自分がほんとうにどうしたいかに
正直になること。
そして、ほかの人のほんとうに
どうしたいかを尊重することが
ハッピーにつながる」
と実感した出来事がありました。


それは
日本で雑誌編集者をしていた時の
上司や仲間たち、また、
当時、お仕事をご一緒した
素晴らしいクリエイターの方たちとの
再会のときのこと。


パンデミックを経験し、
あらためて
「会いたい人には会える時に会う」
ことが大事だと身に染みた私は
少しでも多くの方と会いたくて、
最初は、どこか大勢が集まれる場所で
色々な方に会えたらうれしいと
考えていました。


ありがたいことに
友人が渋谷にイギリス風のパブがあると
教えてくれて、
多少人数の増減があっても
気楽に来てもらえるということで
そのお店を友人が予約してくれました。


ところが、
日本国内のコロナ感染者急増のため
もしかしたら会合に制限が
かかるかもしれない、
という状況に。


そうなってくると、
ちょうど時期が
お盆休みの前ということもあり
お盆にご実家に帰省する方にとっては
(私と同世代の方たちは
高齢のご両親がいらっしゃるので)
感染者が急増の中、
繁華街にお誘いするのは
好ましくないのでは?
という考えが浮かんできました。


会場を変えるべきか、
会う人数を減らすべきか……などなど、
来てくださる方にとって
何が一番いい方法なのだろう? と
あれこれ考えていたら、
「他の方たちの状況をすべて考慮して
誰もが納得できる決断をせねば!」
という気持ちになってしまっていた私。


日本に戻って数日間、母や友人たちの
過剰なほど(と私には感じる)の
気遣いのやりとりを見聞きし、
自分もそう扱われることで、
どうやら日本の「忖度」「空気を読む」の
文化にのみこまれていたようです。


「あー、みんなに迷惑をかけないためには
どうしたらいいの〜?」
プチパニックを起こしそうになったとき
もう一人の自分が問いかけました。


「マミータ、あなたは本当はどうしたいの?」


。。。

「本当はどうしたい?」


これは、私がたびたびコーチングセッションで
クライアントの方に聞く質問です。

“What do you really want?”

そして、私も
コーチやメンターから
これまでも何度も質問してもらいました。


だから今では
何か困ったことやモヤモヤすることがあると
必ず自分の中で、
この質問をするというシステムが
できあがっています😁


。。。問いかけたあと、
メディテーションをして
ゆっくり目を開けました。


「私はやっぱりみんなに会いたい。」


自分の本心に気がつくと、
どうするかを決めることができました。


まず「私はみなさんに会いたい」
ということを率直に伝える。


場所は予定通り、渋谷のパブ。
繁華街だし、店内では
テーブルに仕切りなどはないこと、
多分ソーシャルディスタンスを
守れなさそうなことも伝える。


そして、
「それぞれのご事情があると思うので
来られなくても、
どうぞお気になさらず。」
と伝える。


。。。あとは、お誘いした方たちの判断に
お任せしました。


その結果、
直近でご自身がコロナに感染した方と
同じ日に出張が入っていた方、
お盆にご高齢のお母様のところへ帰る予定の方以外は、
渋谷のパブで
一緒にビールを飲みながら
なつかしい昔話に花を咲かせ、
最高のひとときを
過ごすことができました。


海外にいる私だけでなく、
それぞれの方同士も
中には私以上に長く会っていなかった
という人たちもいて
同窓会は大盛り上がり。


その場には、
私の目の前には、
かつて「いいものを作りたい」との思いで
毎日熱く語り、真剣に雑誌を
一緒に作っていた、
同士ともいえる人たちの笑顔。
(深夜まで意見をぶつけあったり、
写真一枚に何度も何度も考え、時間をかけて
撮影したり……
思い出は数えきれません。)


今でも誰もがそれぞれの場所で
それぞれに熱く生きていらして
「やっぱり、熱い思いをもって
ものづくりをし、
生きるのって、やっぱり最高!」
と感じさせてもらった時間でした。

。。。

まずは、自分の本心、
本当にどうしたいか?
を知ること。


そして、その気持ちを
素直に正直に相手に伝えること。


相手がどうするかは
その人に決定権があり、
自分が忖度する必要はないこと。


相手の主体性を信じ、
その方が「本当はどうしたいか」を
自分で決めることを尊重すること。


。。。今も思い出すと
胸がほかほかしてくるような
うれしい夏の同窓会から
そんなことを学びました。


。。。あなたももし、
今、何かモヤモヤしていることがあったら
忖度はいったん手放して、
「本当はどうしたい?」
と自分に問いかけてみてください。


。。。では質問です。
あなたは今、
本当はどうしたいですか?

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