はじめてのnote
はじめまして。
私は28歳でゴルフをはじめました。
その時私は、群馬県にある富岡製糸場の世界遺産プロジェクトで、民間からの公募で観光マネージャーに着任していました。
同時にゴルフと出会いました。
ゴルフ練習場や、動画などでレッスンをしている方々のお話を聞いたり見たりしていましたが、どれもしっくりくることがなく、私は独学で突き詰めていくことにしました。
そして1年で70台前半でコースを回れるようになりました。
もちろんその期間の練習量は相当なものでした。
ただ、今までのレッスンでは最短距離の成長は無いな。と感じました。
理由は
**①その人の体系的特徴などの個性に合わせたレッスンがされていない。
②最終的にシンプルなものの過程をあえて複雑にしている。
③日本のスポーツ全般に言えることですが、そもそもコーチとしての仕事がプロとして認められていない(名選手しか監督、コーチとして認められない、機会が与えられない)ため、コーチ自体のプロ意識が低い。 **
などなどです。
それまでビジネスマンとして、マーケティングの戦略設計、実行や、組織戦略の設計、実行を行なっていた身としては衝撃的な出来事でした。
つまり、もっとも個性が違う個々人の体に合わせたレッスンが出来上がっていないという事実でした。
これは、それぞれの企業の事業体、組織形態、マネジメント形態に合わせた設計がされず、全てパッケージ化されている。ということです。
これでは、自分の骨格や性格に合わせたコーチに巡り会うまで、その人のゴルフは上達しない。ということです。
自分に合ったコーチに出会う旅は相当な時間とお金が必要だと思います。
長くなりましたが、上記のことから独学で多くの人に適用できるゴルフ。
つまりは、その人の体系的特徴に合わせたゴルフの成長を描くにはどうしたら良いかということに主眼を置き、自分自身をその実験台として1年間ケーススタディを繰り返しました。
その結果1年で70台でラウンドできるようになりました。
富岡製糸場のプロジェクト終了後、東京に戻った私は再び起業家として企業の組織ブランド戦略の設計、実行、ブランドプロデュースなどを行なっていました。
その時に出版社に声をかけていただき、ゴルフの書籍を出版することになりました。もともとビジネスの書籍、地域ブランディングの書籍というお話で打ち合わせをしていましたが、私が上記のようなゴルフの話をしたところ、「ゴルフの本にして欲しい。笑」と言われたことがきっかけです。
年齢的にもまだまだビジネスの本を出すのは早いし、起業家の諸先輩方が多数いる中おこがましい。と考えていた私は「ゴルフの本なら」と快諾し出版させていただきました。
するとその書籍はあっという間に増刷増刷となり半年経たないうちに5万部に到達しました。また、翌年出した書籍も4万部に到達しました。
細かい仕組みはわかりませんが2017、,2018と2年連続で日本で一番売れたゴルフ書籍と出版社に言われるようになりました。
ここでわかったことは、多くのゴルファーが同じことを思っていたんではないか?ということです。
本質的なアプローチがまだまだできていない領域だったのではないか?
そんなことを生の反響、顧客の反応から気づかされました。
おかげさまで書籍の反響は多くのところに響き、日本を代表する有名プロからも「パターが劇的に改善された」などのお褒めの言葉をいただきました。
起業家としてビジネスと向き合っていながらAJGAアジアジュニアゴルフ協会にもお声がけいただき今は理事兼GMを仰せつかりました。
ゴルフを通じ多くのことを学び、また多く助けられました。
大好きなゴルフだからこそ、多くの恩返しができればと思っています。
ここでは、今までの形を伝えるゴルフからその人の体系的特徴に合ったゴルフの構築。
パッケージ方ではなくカスタマイズ型。
吊るしではなくオーダーメイド。
これを追求してコミュニケーションの場としたいと考えています。
少しでも多くの方のゴルフの成長にお役立ちできたら幸いです。
ゴルフは行き帰り、ラウンド中の会話、プレー、全てを通して本当に素晴らしいスポーツです。
多くの方とその喜びを共有できましたら幸いです。
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