見出し画像

子どもが親の言うとおりにならないときは【もっと生きやすくなるきっかけ】を得られるチャンス

子どもが親の言う通りにならないとき、
親には怒りの感情がふつふつと出てきやすいのではないか。
(わたしは、そうですが><←)

でも、最近思う。

そういうときこそ、親にとってもチャンスなのだ、と。

何のチャンスかというと、
自分に無意識に課してきたコトに気づくチャンス

でもって、
もし今後の自分に必要なさそうだったら

「もう手放していいんだよ」
「これまでよく握りしめてきたね」

と、ふっと 解放してあげられるチャンスでもあると思っている。


話はじめると長いので端折るけれどw、長男のスポーツ系の習い事を探しはじめてはや一か月。これまでに行ってみた体験教室は、キックボクシング(前向きに入会検討中)、空手、マルチ体操教室、サッカー。

この 空手とサッカーの体験で、わたしの心が揺さぶられる出来事は起きた。



どちらも、体験を申込んだときは長男もノリノリ! 

だったのだけれど、現地にいざ行ってみると
「やだ! 行かない! やりたくない!」の一点張り。

結局、どちらも実際に体験することはなく、終始見学して終了。



一番嫌がった理由は きっと、

「クラスの他の子は同じユニフォームを着てるし、同じツールを持っているのに、ボクだけ違う……」

というところで、それがあいまって緊張倍増……! 
だったからでは? と推測している。


で、嫌がる様子や緊張してる空気感も分かるし、そこまで嫌がる理由もその場でうっすらと想像できてはいる。のだけれど、それでも、嫌がって一歩が出ない彼に イヤ~な感情がわきあがってきたのが正直な本音だ。

「分かるよ、そうだよね。一緒じゃないの、やだよね」

と、言葉には出るし、伝えられる。

けれど、自分でも分かる。
声のトーンがいつもとは違うんだよなぁ。


後から振り返っても、彼の気持ちに寄り添えていたとは言えないなぁ……と自分でも思う。

そして、自分に対して

どうしたの?
スポーツ教室の体験で なんでそんなにヒートアップしてるの?

とも思うわけで。

体験しなくても死にゃあしない。
絶対参加しないといけない! なわけないのに、
どうしてそこまで感情が揺さぶられるのか。


正直に頭のなかに出てくるワードを取り出してみると、こんな感じ。

・そんな些細なこと(ユニフォームが違う)
 気にしたってしょうがないじゃん
・せっかく申し込んだのに、せっかく体験料払ったのに
 体験しないなんて勿体ないじゃない
・申し込んで「約束」してあるんだから

取り出してみて、思う。

「あ。これ、自分が自分に言い聞かせてきたこととほとんど一緒だ」と。

・「些細なことなんだから、そんなの気にしない 気にしない」

(ほんとうは、些細なことが気になって嫌なきもちになる自分がいるのに。でも、そんな自分はずっと押し込んできた。気持ちが迷子になってる状態)

・「せっかくお金払ったんだから」「約束してあるんだから」

(自分の気持ちよりも<お金の価値>や <人との約束>の方が、優先度というか順位をデフォルトで高く設定してきたから(無意識に)、これも 気持ちが迷子になってる状態)

結局、

自分の気持ちを後回しにしてきて
自分の気持ちなんかより大事なことがあるんだよと
自分に言い聞かせて
きた。

そうしているうちに
いつの間にか自分が居なくなってしまっていた、
ということなんだろうな。

(絵本『鏡の中のぼく』とまるで一緒のシチュエーション)

わたし自身の中で何が起こってたのか? 
というこの構図が見えてくると、まるで、

「わたしは自分の気持ちよりも他のことを優先して我慢してきたのに
 あなた(子ども)がわがまま言うのは許されない」

と言っているかのように、

長男の行動に対して"許せない"みたいな感情が
実は心の奥底にあったのかもしれない、とふと気づく。


いやぁ。ここまで深堀してみて、
いやいや、これ自分で探っておいて怖すぎる!
と思ってしまった。

もし深堀せずに放っておいてたら

無意識に自分に課してきたコトに連動して
子どもたちにも自分に対してと同じように
接してしまうことが今後もあったかもしれない。

まるでホラー……!

子どもたちのためにも、自分のためにも、
今 気づくチャンスをもらってほんとに良かったと
胸をなでおろしている。

とともに、

コーチングを学び実践するなかで
これまでにもたくさん自己認識を深めてきたわけだけれど
まだまだココにもあったんだね、と
苦笑いな気持ちも同時にあったりして。

これからも
こういう<気づき>→<修正>のループを
何度も何回も続けながら
少しずつすこしずつ よりよくなっていけるのかな、と
思っている。



感情が揺さぶられる体験を振り返って
こういう棚卸しをしてみると、

『大切な人を応援するために 自分が学び続ける』

と言われる所以が改めてよく分かる。

自分も知らないうちに 《無意識の縛り》 を
大切な次の世代に植え付けていかないように。
自分たちの世代でできるだけ処理して 消化させたい。

子どもが親の言う通りにならなくてキーっとなるときも

「これ、もっと生きやすくなるきっかけかも…」

とふと思い出してみると、
感じ方が
そしてそれからの行動が
少しだけ 変わるんじゃないか。

そんなふうに思う。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

わたしが惚れ込んだ コーチング講座 たちのご紹介です。

コーチングって、本からも技術が学べる時代ですよね。
読んだことあるな、これ知ってる、と思いがち。
でも "知ってる" のと "できる" の間には大きな壁があって
その壁を限りなく低くしていくヒントが【自分の状態を整える】こと。
これが体感できる講座たちです。

10月の開講希望 受付はじめています^^
ピントきた方いらっしゃったらぜひ気軽にお問合せください^^

◆『子育ての時間は今しかないんだから』なんて、
 言うつもりは全くないんです。
 むしろ、今だけじゃなくて、子どもがもっと成長してからも
 じゅうぶん子どもと関わっていけるかもしれない。
 そんな大前提がありつつも、それでもやっぱり
 『今』のあなたも、『今』のお子さんとの時間も
 今よりも もっともっと 大切にしたい。
 そんな皆さんへお届けしたい講座です🎁


◆もっともっと自分の可能性を信じてみたいあなたに。
 "あなた自身" に しっかり寄り添う7時間です。


この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

コーチング、子育て、自己認識(自分を知って、愛すること)、仕事やキャリアについてなど、これからも引き続き綴っていくために。あなたにじんわり届く記事を書き続けていくために、有意義に使わせていただきます^^