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Thank you for saving my life.

Thank you for saving my life.(トップガンマーヴェリックから)
仲間に命を助けられたMaverick(トム・クルーズ)のセリフだ。Lifeを命ではなく人生と訳せば、キャリアや生き方についてコーチに相談するクライアントが、コーチに対して感じることかもしれない。

コーチはクライアントにとって誰よりも信頼できる存在だ。そして、コーチング・セッションの時間は100%クライアントのために使う。

コーチング・セッションでクライアントの隣りに座っているコーチは、たぶんすごくリラックスしているだろう。なぜなら、コーチが緊張していたり、イライラしていたら、そもそもクライアントは何も話したくなくなるから。そういえば、映画の中のトム・クルーズは、チームメンバーといる時はいつも微笑んでいて、ピンチの時は真剣だが、決して険しい顔などしていなかった。だから、訓練の時以上のパフォーマンスを発揮して、ミッションを成功させることが出来たのだろう。

インストラクターやメンターとは違って、コーチはクライアントが向き合っている具体的な課題について、アドバイスしたり、やり方を教えたりしない。内容(コンテンツ)には関わらない。内容に関わらないから、個別具体的なことについてクライアントはコーチに批判されることはないが、強く賛成されることもない。でも、クライアントはコーチから全面的に支持されていると感じるような関係だ。こんな関係は日常ではあまりないだろう。

人はコーチのように自分のことを100%応援してくれる誰かがそばにいるだけで、自信を持って前に進んでいける不思議な生き物だ。コーチング理論は本を読めばある程度理解できると思うが、この人の不思議な振る舞いは、コーチと出会わなければ体験できない。

私はクライアントを全力でサポートするコーチでありたい。

“Don’t think. Just do.”

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