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まいにちママ時代

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コマロンがうまれる前に、ひとりの記者がつづっていた子育てのこと。
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2020年7月の記事一覧

モーハウス・光畑さんが語る「インタビューの持つ力」@7月29日オンライン

モーハウス・光畑さんが語る「インタビューの持つ力」@7月29日オンライン

きょうは、記者が教えるママライター塾@7月29日に登壇してくださる光畑由佳さんと、打ち合わせをしました。贅沢な時間でした…。途中で我が子がZoomに乱入しましたが、何事もなかったかのように進みました…。

光畑さんは、日本初の授乳服メーカー「モーハウス」代表として、1000回以上、インタビューや取材を受けてきました。

モーハウスが発信してきたのは、「授乳服を通して得られるライフスタイル」です。今

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「書くこと」は、ママの新しい「学び」の選択肢

「書くこと」は、ママの新しい「学び」の選択肢

「取材し、原稿を書くこと」は、紙とペンがあれば、だれでも、どこでもはじめることができます。
自分らしい文章を書くために必要なのは、我が子と向き合うこと。地域を知ること。我が子が通う学校や幼稚園、保育園を知ること。そして、自分を知ること。どれもママたちが日々向き合う『子育て』の延長線上にあります。

子どもと向き合う時間を極端に削って時間を捻出したり、子どもを寝かしつけた後に教科書を開いたり…といっ

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ポテサラと、ママの「見えにくい日常」

ポテサラと、ママの「見えにくい日常」

子育て中の私(新聞記者)が大切にしてきたのは、家事育児など日常の「見えにくい営み」を言語化することです。

ウェブメディアが急増し、たえまなく記事が発信されるようになった昨今。どういう記事を書けば、多くの人に読んでもらえるのでしょうか?ウェブ向けに原稿を書く私も、この難題と向き合いながら、試行錯誤しています。

先日、ツイッターは、「ポテサラ」ツイートが話題になりましたよね。

幼児を連れた女性が

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ママが、「主語」を取り戻すために

ママが、「主語」を取り戻すために

私は2児の母で、新聞記者です。水戸、つくば、仙台、東京、千葉…と各地で暮らし、記事を書いてきました。保活(保育園探し)も7回経験しています。

「議論の中心にいるべき(子どもを知る)ママたち不在のまま、決められてしまう制度が多すぎる」。

取材を通じて知り合ったママたちと話していて、強く感じたことです。

例えば、コロナ禍の休校、休園、少人数学級、給食、宿題、学童……。効率重視で分かりやすい形で物

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「きょうはなんのひ?」が伝える家族観

「きょうはなんのひ?」が伝える家族観

「きょうはなんのひ?」(福音館書店)瀬田貞二・作 林明子・絵

小さいころ、母に連れられて、遠くの小児科に通っていました。この絵本は、その病院の薄暗い待合室に置いてありました。当時としては珍しくて、キッズスペースのようなものもありました。何で覚えていたかというと、キッズスペースをつくる前に、部屋を明るくしてほしい、とひそかに思っていたから。

私は、病院がいやで、心細くてたまらなかったけれど、

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