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2020年7月の記事一覧
「書くこと」は、ママの新しい「学び」の選択肢
「取材し、原稿を書くこと」は、紙とペンがあれば、だれでも、どこでもはじめることができます。
自分らしい文章を書くために必要なのは、我が子と向き合うこと。地域を知ること。我が子が通う学校や幼稚園、保育園を知ること。そして、自分を知ること。どれもママたちが日々向き合う『子育て』の延長線上にあります。
子どもと向き合う時間を極端に削って時間を捻出したり、子どもを寝かしつけた後に教科書を開いたり…といっ
ポテサラと、ママの「見えにくい日常」
子育て中の私(新聞記者)が大切にしてきたのは、家事育児など日常の「見えにくい営み」を言語化することです。
ウェブメディアが急増し、たえまなく記事が発信されるようになった昨今。どういう記事を書けば、多くの人に読んでもらえるのでしょうか?ウェブ向けに原稿を書く私も、この難題と向き合いながら、試行錯誤しています。
先日、ツイッターは、「ポテサラ」ツイートが話題になりましたよね。
幼児を連れた女性が
ママが、「主語」を取り戻すために
私は2児の母で、新聞記者です。水戸、つくば、仙台、東京、千葉…と各地で暮らし、記事を書いてきました。保活(保育園探し)も7回経験しています。
「議論の中心にいるべき(子どもを知る)ママたち不在のまま、決められてしまう制度が多すぎる」。
取材を通じて知り合ったママたちと話していて、強く感じたことです。
例えば、コロナ禍の休校、休園、少人数学級、給食、宿題、学童……。効率重視で分かりやすい形で物
「きょうはなんのひ?」が伝える家族観
「きょうはなんのひ?」(福音館書店)瀬田貞二・作 林明子・絵
小さいころ、母に連れられて、遠くの小児科に通っていました。この絵本は、その病院の薄暗い待合室に置いてありました。当時としては珍しくて、キッズスペースのようなものもありました。何で覚えていたかというと、キッズスペースをつくる前に、部屋を明るくしてほしい、とひそかに思っていたから。
私は、病院がいやで、心細くてたまらなかったけれど、