"都民"になりきれないまま、投票日が来る。

明日、7月5日(日)は東京都知事選の投票日ですね。既に期日前投票されたという方もいらっしゃるかもしれません。私にとっては、都民になってから初めての都知事選です。もちろん投票に行くつもりですが、なんとなく自分が都民であるということがいまだにしっくりきていなくて、ちょっとだけ変な感じがします。

私は東京に住みはじめてから早5年以上になりますが、心のどこかで自分はまだ茨城県民だと思っているところがあって、「都民」という響きにむず痒さを感じてしまいます。住めども住めども東京には馴染めなくて、住まわせてもらってる感がいつまでも拭えません。かといって、本物の茨城県民からしたら、「茨城を捨てたくせにいつまでも茨城県民ぶってんじゃねえ！」って話で……茨城県民でもなく、東京都民でもない、宙ぶらりんな状態のままここまで過ごしてきました。

「東京都民」の中に自分が含まれていることにものすごく違和感があって、いつになっても「都民」という言葉に慣れません。いつ聴いても頭の中でカタカナで再生されます。"トミン"。

正直そんなに都民としての自覚はないけれど、自分が”トミン”であることに違いはありません。だから、この選挙が自分の今後の暮らしを左右するものであることは間違いないです。だから、私は選挙に行きます。都民としての実感はあまりないけど、決まったことをただ享受するだけの人間にはなりたくありません。なんでも言うこと聞くと思われて都合よく利用されるなんてごめんです。

もし、選挙に行くか迷っている人がいたら、是非行って欲しいと思います。誰に投票したら良いかわからない、自分が投票してもしなくても同じ、そもそも都知事選に興味がないと思っている人も、投票だけはして欲しいです。自分のために投票できないんだったら、自分の大事な人のために投票してください。

なんか説教臭くなってきて自分でも鬱陶しくなってきたので終わります。