<転職>Linkedin使っていますか
転職活動も終わりに差し掛かってきたので、コンスがこれまで使ってきた転職、ビジネスSNS/ツールで、一番良かったのは何かという話をしようと思います。何がよい、悪いはあくまで主観でしかないのですが、自分のキャリア志向からするとLinkedinが一番使いやすかったなというのが今回のメイントピックになります。
はじめに
私のキャリア志向ですが、
・企業規模はそれほど重要でない
・Fast-pacedな環境がよい(企業/個人、昇進/昇給)
・エセバイリンガルではあるけども、少しでも海外に近い環境が良い(将来的な内部転籍も考慮して)
・プロフェッショナルサービスであること
・年齢(年功序列)<パフォーマンス
・年収が現状維持以上であること
といった感じです。
どんな業種・企業・部署・職種がターゲットになるか
今いるのはコンサルファームなので、自分の年齢とこれまでのキャリア歴を考えたときに、年収を落とさないことを条件として挙げているので、伝統的な年功序列を基調としている日本企業はスクリーニングでまず弾かれます。
日系企業の福利厚生の良さを含めても、外資系コンサルのキャッシュパワーには勝てません。それゆえに、転職では日系企業が候補から当初から外れてしまいます。たとえ、どんなに良い企業やポテンシャルあったとしてもです。
業種以前に、ターゲットは自ずと外資系中心となり、場合によって日系企業が候補に混じってくるというのが1次スクリーニングになります。
業種としてのターゲットは、同業他社のコンサルファーム、外資IT/メーカー、総合商社(ポジションがあれば)、金融機関(内外資問わず)といった具合でしょうか。
部署・職種はあくまでコンサルタントというバックグラウンドを活かすことがベターなので、経営企画やその他オペレーション系職種、もしくはコンサルタントとしての専門性(人事、会計/リスク、サプライチェーン 等)を活かせる部署・職種ポジションが候補になります。
求人・企業へのアクセスチャネルはどうするか
転職サイトもエージェントも星の数ほどあり、それぞれにアクセス、電話調整をしているとそれなりの時間を取られます。
転職サイトについては、私はとりあえずビズリーチを使ってみましたが、ヘッドハンター/リクルーターと求職者もマッチングがメインなので、まずは情報交換しませんか、そのときに求人元も教えますといったのが多いです。
そして骨折り損なことも多分にありました。その企業を最初に言ってくれるならば、こっちも話を聞く時間は割かなかった、、、ってことはめちゃくちゃありましたし。
リクルーター毎に持っている情報も異なるので、電話だろうが、文面だろうが話は進める必要があるので、効率的なやり方は自分で考えるしかありません。
但し、このちょっと情報交換しませんか手法はLinkedin経由でもあまり変わらないです。
ではビズリーチとLinkedinは何が決定的に違うのでしょうか。
あくまで主観ですか、
①インハウスのリクルーターがリーチしてくる可能性
②外資系求人の多さ
だと思っています。
ビズリーチで英語でヘッドハンター/リクルーターから連絡が来ることはほぼありませんが、Linkedinですと8割方英語できます。
相手が日本人であろうと、なかろうと英語での連絡がほとんどです。
そしてビズリーチはマッチングサイトであるのに対し、Linkedinはビジネス型のFacebook(つながりをメイン)といえます。
実名登録のLinkedinで誰かと友達になると、さらに別の人とのつながりが生まれます(誰と誰がつながったか知ることができる)
つながりを増やせば増やすほど、自分の情報にリーチできるヘッドハンター/リクルーターが増えるので、結果として企業内部のインハウスリクルーターに情報が届く可能性があります。
リクルーターのコミュニティも広いようで、狭い世界なようです。ヘッドハンター/リクルーターとつながればつながるほど、さらに友達申請が来ます。
そうこうするうちに、企業の求人と自分のスキルがマッチしているとインハウスのリクルーターからスカウトが来る場合もありました。
そして、Linkedinでは英語での使用が中心となるので、求人を出す企業側も外国人やバイリンガルの採用を目指している企業が多くなります。
となると、探せる外資系求人も多くなるというわけです。
そしてLinkedinへの求人掲載のほうが、他求人サイトよりも安いようです。
自分のキャリア志向を考えると、Linkedinが転職活動を進めるうえでは一番使いやすかったです。
Linkedin最大のメリットとは
Linkedin最大のメリットとはなんでしょうか。
それは登録しているユーザの職歴が見えるということです。
例えば、コンサルタントに転職したい人が気になることとしては、どんなキャリアを歩めばコンサルティングファームに入れるかということだと思います。
GAFAに入れるかということでも構いません。
そんなとき、GAFA現職ユーザーを検索できるのがLinkedinなのです。
そうするとこのようなキャリアを歩んできた人が、GAFAに入れるかだいたい想像がつくのです。
例えば、外資IT営業で5年くらい働いていると、Googleの営業ポジションにはいけそうだ!といった具合にアテがつけられるようになります。
もちろん必要なタレントはその時々で変動しているでしょうから、一概に今も同じような経歴を採用しているかはわかりません。
しかし、エージェントもデータベースを持っていても、一部の転職者の情報しかもっていない、もしくはそのエージェントを使って該当企業に転職した実績がなければ、データベースに載ってさえいないでしょう。
しかし、Linkedinであればある程度一般的な情報は手に入るはずです。
そしてユーザーを検索できるということは、話を聞きたければその人に直接コンタクトを取ることもできるわけです。
ビジネスの世界でルール・マナーは重視されますが、それ以上に熱意によって何かが動く瞬間もあります。
どうしても行きたい企業があるが、どうやって入ればよいかわからない、転職前に面接官以外の人の話を聞いてみたいとなったときに、Linkedinはコネクションをつくる最高のツールとなるわけです。
終わりに
個人的には、ビズリーチ以外に登録している国内のサービスはありません。どこもかしこも似たり寄ったりですし、自分のキャリア志向ともあいません。
外資系に転職したい!と考えてらっしゃる方であれば、まずはLinkedinに登録してみてはいかがでしょうか。
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