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インタビューvol.1「死ぬ寸前に後悔しない人生を」

みなさん、こんにちは。ちーです。すっかり秋ですね。。今年こそ紅葉を見に行きたいな~と思っています。行けるといいなあ。。。

私の簡単な自己紹介はこちらの記事にあるので、一度読んでいただけたら嬉しいです。

前回の記事で紹介しましたが、私たち4人は、転職をされた方ににお話を聞き、そこから働き方や生き方を考える活動を行っています。今回は第一弾として、調律師として働かれているKさんとのインタビュー内容を書いてみます。Kさんの言葉は、絶賛就活中の私にすごく力を与えてくださいました。拙い文章ではありますが、是非読んでいただけたら嬉しいです。☺

2020年4月 オンラインにて 

私たち4人が普段お世話になっている大福さんという方の紹介で、インタビューさせて頂きました。だいたい1時間くらい、メンバーのきょーへいと一緒にお話を伺いました。

Kさんは20代の女性です。Kさんは四年制大学を卒業後、新卒として1年間会社に勤められました。しかし、調律師になりたいという思いが強くなり、勤めていた会社を退職。音楽の専門学校に通い、その後調律師の夢を叶えられました。

ち「前職(新卒で勤めた会社)を選んだ理由はなんですか?」
Kさん「大学時代は今と全然違って人と話すことが苦手で笑顔を作ることもできなかったんです。大学2年のときにアルバイトをクビになったこともあります(笑)就職活動の時に80社(!)受けて唯一内定をもらった会社が前の会社です。」

ち「 どうして調律師になろうと決心したのですか?」
Kさん「 母親の影響で幼少期からピアノを習っていました。中高でもピアノを続けていましたが、親には『いつピアノを辞めるの?』と言われることもありました。大学受験は音楽大学を第一志望にしていたけれど不合格で、他の四年制大学に進学しました。大学では音楽はやらないつもりでした。でも軽音サークルに入っていたので音楽に触れたかったのかも。どこかで「ピアノの前にいない自分に価値はない」という思いが自分の中にありました。調律師の仕事を知ったのは大学4年のときの就活中。新卒として働く中で調律師になりたいという思いが強くなりました。」

ち「先ほど昔は人と話すことが苦手だったと仰っていましたが、そこから自分が変わるきっかけはありましたか?」
Kさん「大学のゼミがとってもしんどいゼミでした。でもそこに入ったのは、自分を変えたいという思いがあったのかも。そのゼミでは周りの人は話すのが上手い人ばかりで、自分は初めは発言できなかった。でもゼミの教授の教えもあり、頑張って発言するようにしました。ゼミで人生が動き出した感じがするなあ。ゼミ活動っていうしんどいものを一緒に共有した人との縁は厚いなって感じます。」

ち「憧れの人はいますか?」
Kさん「 調律師の人で技術面はこうなりたいって人はいるけどキャリア面はいないなあ。技術職なので10年やってスタートラインといわれることもあって、頑張りたいけど女性が家庭と仕事を両立させているような前例はあまりないと思います。私は60歳になっても人生まだまだ勉強!と思っていたいです。死ぬ前に後悔しない人生を送りたいって考えています。ゼミの教授の知り合いや先輩にも生き方を尊敬できる人がいます。」

ち「 私は大学3年生なのですがまだやりたいことがはっきりしていません。ピアノのような小さいころから触れてきたものもあまりないです。どうすれば見つけられますか?」
Kさん「いろんな人の話を聞いたり本を読んだりしてみる!チャンスはすべての人に平等に来ているけど、そのチャンスをつかむかはその人の器の大きさだと思います。話を聞いたり本を読んだりして知識を入れることはその器を大きくする。」「うーん、人生何でもタイミングだと思う。辛い経験は20代のうちにしておくべき!『つらいあの頃があるから今がある』の『あの頃』を作るような気持ちで。就活上手くいってた子が、数年後にその会社に皆残っているかと言われると、それは違うと思います。一度社会に出てみなければ分からないから。」

ち「好きなことを仕事にするのか、それとも仕事は仕事として週末など空いている時間にやりたいことをするのか迷っています。」
Kさん「趣味と仕事のバランス、仕事として割り切れるのかなどはやってみなければ分からないと思います。自分は20歳のとき「30歳まではどうなってもいい」という思いを持っていました。まずは失敗をやってみること!そこから考えたらいいと思います。」

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以上、私たちがKさんにさせて頂いたインタビューの簡単な内容です。20代という若さで様々な経験や選択をされていて、言葉のひとつひとつがとても勉強になりました。女性の働き方としてもKさんの考え方にとても刺激を受けました。この記事のタイトルにもしましたが、Kさんの言葉で最も印象に残っているのは「死ぬ前に後悔しない人生を送りたい」という言葉です。

みなさんは、夢ややりたいことがありますか?             

私は今就活中で、今の社会情勢もあってどうしても「失敗したくない」という思いがあって安定した道を選んでしまいがちです。内定1つも貰えなかったらどうしよう、選んだ会社が合わなかったらどうしよう、など色々考えてしまいます。                            

でも、Kさんのお話を聞いて、「思い切った選択をしてもいいんだ」「失敗はしてはいけないものではなくて、そこから得られるものが大切なんだ」と思えるようになりました。「20代はどうなってもいいと思っていた」と言い切るKさんはとても凛としていてカッコよく見えました。

私も、Kさんのようにカッコよく生きられるように頑張ろうって強く思えました。まずは「自分の器を大きくする」ために知識を吸収しよう。。。自分が今感じていることを大切に、やりたいことはどんどんチャレンジしていきたいです☺

Kさん、貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました!

こんな感じで、私たちが聞いたお話を公開していきます!これからも読んでいただければ嬉しいです!長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!

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