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はじめましてのご挨拶「もっと地域みらい留学」って?

初めまして!
地域みらい留学noteを担当することになりました、ななみ & かんなです。

「もっと地域みらい留学」をキャッチフレーズに、地域みらい留学の基本情報から深い話まで、いろいろな情報をお届けしていきます。

連載をはじめるにあたって、まずは「私たちは何者か」みなさんにこのnoteを通して知っていただければと思います!

自己紹介

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ななみ 今は大学2年生で、社会学を学んでいます。兵庫県出身なんですけど、高校の時に島留学で隠岐島前高校に進学しました。その後東京に出てきたので、いろいろな地域に住んできました (笑) 今は大学に通いながら、インターンシップなどで文章を書いたり、採用やメディアの運用を学んだりもしています。

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かんな 休学をしてやりたいこと探しをしている大学生。茨城育ち→中高韓国留学→今はアメリカの大学でPR&マーケティングコミュニケーションを勉強中です。父の実家がある島根へ引っ越したのが、島根にご縁ができたきっかけ。


ここからは「ななみ & かんなの一問一答」形式で
私たちがなぜ島根に関わり続けているのか?
なぜ「もっと地域みらい留学」noteを書くのか?
をお伝えしていきます!

Q1 地域みらい留学に関わるようになったきっかけは?

ななみ:島留学!
かんな:しまね若者未来共創キャンプ

ななみ そう言えば、かんなさんと島根のつながりを聞いたことがないです!(笑) いつから島根だったり、地域みらい留学に関わり始めたんですか?

かんな 韓国留学中、島根に引っ越したんです。でも、韓国の学校に通っていたので島根に深く関わることはありませんでした。島根で活動をするようになったのは大学生になってから

 去年の9月、地域・教育魅力化プラットフォームさん(以下PF)主催のしまね若者未来共創キャンプに参加して、大学生や社会人のみなさんと一緒に島根の未来について話す機会がありました。そこでのご縁が広がって、PFさんがされている「地域みらい留学」に関わることになりました。

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写真:しまね若者未来共創キャンプの様子
3日間、チームメンバーと一緒に島根の関係人口をつくる
アプローチを考えました

かんな ななみさんは、自身も地域みらい留学を経験されているわけですが、卒業後も関わり続けようと思ったのには、何かきっかけがあったんですか?

ななみ 私は島前高校に通ったことがきっかけでした!高校卒業直前ぐらいに、ルーツしまねという団体の大学生に出会ったことをきっかけに、しまね未来共創フェスタに参加しました。そこで、島だけではなくて、島根県全体や地域みらい留学に関わるようになったんです。

 正直それまでは、隠岐以外の島根県のことは全然知らなかったんですけど、そこで一気に引き込まれて気がついたら「卒業後も島根に関わり続けたい!」って思うようになっていましたね。東京に進学してからも島根に帰ってきて、いろんな人に会いに行ったりしています。

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写真:2019年のしまね未来共創フェスタの様子

かんな なるほど!島での経験が島根県全体に広がって、卒業後も繋がり続けることができるってすごくステキですね。


Q2 ちなみに高校進学、どうやって決めた?

ななみ:小学生の頃の出会い
かんな:中学からエスカレーター式 

かんな ここで、ちょっと私たちも地域みらい留学生の目線に合わせて自身の高校生活を振り返ってみたいな、と。高校進学で兵庫から島根に行く、しかも本土から船に乗っていく島への留学っていうのはなかなか思い切った選択だったと思うのですが、島前に行くことを決めたのっていつ頃だったんですか?

ななみ 私は多分レアなケースなんですけど、小学校3年生の時には島前高校に行くことを決めてました (笑)

かんな 3年生のときに!?それは早い (笑)

ななみ きっかけは小学生の時に兄が雑誌で島前高校のことを見つけて、家族で見学に行ったことです。それまで夏休みには隠岐に行っていたので、高校見学に行った時に「楽しい場所にずっと住める!」くらいにしか考えていませんでした。それよりかんなさんは、韓国で中高を過ごしていると思うんですけど、なんで韓国に行ったんですか?

かんな そうなるよね (笑)  韓国に行ったのは家族の影響。両親が韓国通で、小さい頃から韓国は身近に感じていました。そしたら、「韓国に行きたい?」って聞かれて、「うん」って (笑) 当時は小学生だったので、留学の意義なんて深く考えてたわけじゃないんですけど、直感で「こんなチャンスあるのに、行かないのはもったいない。行かないと絶対後悔する!」って思ったんですよね。

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写真:韓国留学中、住んでいたまち

かんな ななみさんは、小学3年生で高校進路を決めて、ブレることはなかったんですか?

ななみ 中学になっても行きたいという思いが変わらなかったのは、キャラ変したかったからです。それまでずっと先生や周りの人から認められる自分でいようと必死だったり、周りの機嫌を伺うような性格だったりしたので、こんなキャラはもう嫌だ…と思って (笑)

 環境を変えれば、自分を変えやすいかもしれないと思っての決断でした。もちろん島前での暮らしや、学校の授業、部活、と魅力に感じることは多かったです!

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写真:シーカヤックをした時の写真!何もない!(笑)

ななみ 私はそこまで高校進学に悩むことはなかったんですけど、かんなさんはどうでしたか?

かんな 私も中高一貫だったから、高校進学は中学の延長線というだけで「高校進学の意味」を深く考えることはあまりありませんでした。

 韓国では中学生のときから高校生の先輩たちと同じ寮で過ごしていたので、数年先の自分の姿をイメージしやすく、高校進学にそこまで不安を感じていませんでした。中学に入った時点で高校までの道が見えていたのは、今思えばとても心強かったな、と思います。分からないことがあれば、先輩に直接聞けばよかったですからね。


Q3 高校生活どうだった?高校生のときの悩みって?

ななみ:何がしたいのかがわからないこと。
かんな:私のやりたいことって何だろう。

ななみ高校生は悩みが尽きなかったですよね…。

かんな 悩み多き青春ね (笑) 大きな悩みがあったというよりは、その時々に起きる人間関係とかテスト期間とか、そういうことに頭を悩ませていたように思います。だから何に悩んでました?って聞かれてぱっと浮かぶものはないかも。

 でもやっぱり「進路」に対する悩みはずっとありました。学年が上がるにつれ、大学受験までのタイムリミットが迫ってるっていうのは、ひしひしと感じて。「私将来何がやりたいんだろう?」「何がしたいのかがわからない」っていう悩みは、ずっと心の中にあったと思います。ななみさんはどうでしたか?

ななみ「何がしたいのかがわからない」っていう悩みは私も一番大きなものでした。島前高校の環境は割と特殊で、何かやりたいことがある人は多かったように思います。自分のやりたいことに向かって悩みながらも進んでいく同級生や後輩を見て焦ることばかりの毎日でした。

 正直に言えば、楽しいことよりも悩んだことの方が多かったです。本当にしんどかった (笑)

かんな たしかに、高校生のときって、自分が見える範囲が世界の全てって思うから、そこでついていけなかったり、置いてけぼりになってる気がすると、焦っちゃうことってありますよね。

ななみ でも、自分にとって最高に変化した時期でもありました。自分が本当に自分としての人生を始めたのはきっと高校生の時でした。誰かに求められることだけじゃなくて、自分に問いかけられるようになった。

 あの時に思いっきり悩んで、迷って、しんどかったことは確実に今に繋がっています。だからこそ島前高校を選んで良かったと思います。寮生活や島暮らしができたことも宝物です。

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写真:島留学での出会いは本当に大事な宝物です!


Q4 記事の連載で伝えたいこと

ななみ:いろんな選択肢が、みんなに同じようにあること。
かんな:「目的地」を決めようと焦るのではなく、心が向く「方向」を大切に。

ななみ これからいろんな情報を、このnoteで伝えていくと思うんですけど、かんなさんが伝えたいことって何ですか?

かんな 伝えたいことかぁ。うーん、進路、つまり未来に自分がどういう道に進むのかって、みんな悩むことだと思うんですよね。そのときに、正解を見つけようと頭で考えて焦るんじゃなくて、リラックスして、自然と自分の心が向く方向を大切に、ってことかなぁ。

ななみ なるほど…!それがかんなさんのどんな経験からの想いなのか気になります!

かんな 高校生のときは、大学→就職までを1本の線でか見れず、大学で勉強したことが将来の仕事に直結すると思っていました。教育学部に入って教員になる、みたいな。だから、すごくきれいな進路設計をしないといけないと思ってたんですね。明確な将来の職業が決まってるから、それから逆算して計画を立てる、みたいな観点しかなくて。

 そういう「きれいな地図」を描けない自分自身に焦っていました。別にやりたいことがなかったわけじゃない。興味分野とか、こういうのって好きだなって思えるものはあるけど、それが固まりきってなかった。

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写真:高校時代、青春を共にした韓国人の親友と

かんな 今思えば、そのとき固めきる必要はなかったんだろうなって思います。型を決めちゃってそこに流し込んだら、型の外にあるものに敏感に反応することができなくなって、排他的になっちゃうと思うんですよね。

 それよりも、そのふわっとした感覚を大切に、自分はどういうことに心が向いているのかをその時その時で言葉にしておいて、そこからいろんな経験をして、だんだん尖ってきた部分を大事にして未来に繋げていけばいいんだろうなって思っています。

 そういうことを伝えられたらいいのかなって。ななみさんは、地域みらい留学生の先輩ということもあって、また違う想いがあったりしますか?


ななみ 私がこれからの連載で伝えたいことは、なんだろう (笑) 多分、いろんな選択肢や世界があることを伝えたいんだと思います。あれ、そう考えるとかんなさんと似ているところは多いかも。

 自分が生きているうちに知れることって限界があります。どれだけ頑張っても全部を知ることはできない。でも、知っていることが狭いと、選べることも少ないじゃないですか。

 いろんな生き方や選択肢がいっぱいあると知ること、その中から心踊るものを選べることをもっと知ってもらえると嬉しいです。そういう選択肢の1つとして、中学生に地域みらい留学を知ってほしいなと思います。

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写真:色々悩んだけど、部活も大切な思い出

ななみ 究極、別に地域みらい留学を選ばなくてもいいんです。でも、地元の高校に進学すること、通信制の高校に行くこと、高校に行かずに働くこと、そんな風ないろんな選択肢の中に地域みらい留学があって、誰でもその選択をすることができるって伝えたいですね。

 そのために、どんな先輩がこれまで地域みらい留学に参加しているのかだったり、実際の学校生活の様子だったりをこのnoteで少しでも伝えられると嬉しいですね!


これから、この2人で地域みらい留学の情報をお届けしていきます!
よろしくお願いします!



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