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職員室通信vol.5「それぞれが家に求めるもの」

今日は頑張って通信書こうというよりも、日記のような心づもりで書いてみました。だいたいなんで誰から言われたわけじゃない企画なのに頑張ろうとしてたんだか笑

さて、ある日の夜中に2人のハウスメイトと話したことがきっかけでした。


【歓喜】キッチンが綺麗になっているううううう!!!!

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今皆が住んでいるシェアハウスで料理をしたことがある人は驚くと思います。これ、キッチンの調味料スペースです。置き場がびっくりするくらい綺麗になっている....。しかも調味料も油とかでベトベトしていない。

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これ、換気扇です。ビフォーアフターにできないのが非常に残念ですが、これこんな色していたのかと半年経ってから気づくレベルです。
前はまっくろくろすけがいそうだった。と言うかいた。

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これ、前は歯ブラシが散乱していたゾーンなんですが、すっかり綺麗にタイルを敷かれている&歯ブラシは別のゾーンになったためスッキリ&LUSHのおしゃれかつ環境にいい石鹸が置かれていていい感じ。

何があったんだシェアハウス。

みんなの持つ「家」の前提。

さて、突然の大掃除はみんなで決めてやったのではなく、ある3人がやりたくてやったようです。

言い出しっぺのAさんとは、Aさん含め3人で数日前に夜中まで語り合っていました。その中でこんな会話があり、これがきっかけになったそうです。

Aさん「こっちに来る前は家はまじで寝て起きるだけの場所だった。だから眠れさえすればよかった。」
Bさん「私はそもそも家が(心理的に)安全じゃなかったから、帰る場所という認識すらなかった。でもこっちにきてからは家が帰る場所になった。」

僕は2人の会話を聞いた時に、なるほどと思いました。
今回のみんなと暮らしていて、前回よりも自分たちが暮らしやすくするために家をいじる時間をとる姿を見かけなくなったな〜と思うことが何回かありました。
みんな前回と比べてまだまだ外側に目を向けてパワーを使いたい時期だからかな〜と思っていましたが、それ以上に家に求めているものの前提が違うんだなとここで納得することができました。

そらそうだ。家をよくしようって、そもそも自分が家に心地よさを感じたことがなければやろうとも思わないか。
ここでまた自分にある前提に縛られていたことに気づく僕。それを外すことができそうで嬉しがる僕。

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それぞれが暮らしやすさを求めて

さて、こうなると余白の時間が楽しくなってきそうです。
Aさんは、なんだかんだこまめに掃除することが好きだったことを思い出しみんなに声をかけて冒頭のようなキッチン大改造計画を行いみんな歓喜。
Bさんは、「みんなのいる空間のリビングでは1人でスマホ見ないようにしてみる。大して興味のない人のインスタを見るより、もっと話したいと思うみんなと話したい。スマホいじりたいときは自分だけの空間に戻る。」と授業で発言。
Bさんは家が帰ってくる場所という感覚になるのが初めてで嬉しく大事にしたいようです。


皆それぞれ当たり前だと思っていた、自分が家に求めていたこと。
その当たり前が違う人と暮らして、変わり始めた自分が家に求めること。


それぞれ求めている暮らしやすさが違うから、自分だけでは手がけないような暮らしやすさに出会える共同生活。

僕は前回の共同生活では「共に生きる」というワードは深いメッセージ性を持つものとして刺さってきました。
今回はその「共に生きる」ことへのシンプルな楽しみを教えてもらっている気がします。

みなさんが家に求めることはなんでしょうか??
ちなみに僕は、誰がきても内輪になれるような、開かれた内輪感でした。
この感覚、伝わるでしょうか?笑


書き終わる頃にトイレに行き、これまでむき出しだったトイレットペーパーゴミ袋に一工夫してくれたことに気づきふふっと嬉しくなる。
やってくれた人ありがとう。

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*この記事は2020年11月17日に投稿されたものです。

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