休日は1秒で終わるが、平日も1時間くらいで終わる

明日から仕事だよ


今日はお盆休み最終日。大人になり時間経過がとても早く感じます。

  • 小学生:新学年が始まり、次の学年に進級するまでに果てしない時間があっ

  • 中学・高校:学生なりに忙しい1年を何度も繰り返した

  • 大学:「一年が早いね」という会話を友人とするようになる

社会人になった今、「え、もう1年終わった?」という驚きを毎年繰り返している。
これは短い周期でも同様で、サラリーマンだとすると平日5日勤務・土日2日休みというサイクルを永遠と回している。
平日お仕事を頑張って、華金を迎えたが最後。その次の瞬間には月曜朝をむかえている。

自分にとって大切に思う時間=「休み」が過ぎるのが早いのは理解できる。
ただ、その月曜朝を迎えた後、ちょっとするとまた金曜夜をむかえている。

「あれ?」と思ったのも束の間、また一瞬経つとさらに次の月曜朝。
つまり休みは勿論すぐに終わるが、「早く過ぎないかなあ」と悶々と過ごす平日5日も本当にすぐに過ぎてしまう。

何が時を早めているのか

何が私達の時間を加速させているのか、その軸として下記がある
① 楽しいことは時が過ぎるのが早い
② 忙しいと時が過ぎるのが早い


①楽しいことは時がすぎるのが早い
これは実際私達が常日頃から感じること。
小学校で嫌いな授業は果てしなく長く感じたのに、放課後友達と遊ぶ時間は一瞬で過ぎ去っていました。

では小学生の時に友達と遊んでいた土日と、社会人になってだらだらと過ごす土日でどちらのほうが(体感として)短いか。
だらだら過ごす今のほうが確実に短く感じる。
つらい・楽しくない時間より楽しい時間のほうが短く感じる、それは事実のはず。
ただそれだけだと年齢を重ねていく度に時間の経過を短く感じることと必ずしも整合性が取れないのです。

②忙しいと早く感じる
これも重要な要素の一つでしょう。
何かに忙しく没頭していると時が経つのもあっという間。
例えば大学生と社会人では、瞬間風速的にはともかく、長期的に見ると社会人のほうが明らかに忙しいはず。だから、社会人のほうが時間が短く感じる。

じゃあ高校生と大学生ではどうか、
恐らく高校生のほうが忙しい。毎日9時~15時までみっちり授業してから部活を18時過ぎ頃まで。その後は受験生であれば予備校に行ったり家で勉強したり。
瞬間風速的に大学生が忙しいこともあるが、全体的には高校生・中学生の方が忙しいという観点で「忙しい→時間が短く感じる」は長期的には必ずしも整合性が取れない。

結論:ジャネーの法則という残酷すぎる法則

元も子も無いけども、結局この恐ろしい法則に帰結してしまいます。以前このことに疑問に持ってGoogle先生にて

「時が過ぎる 早い なんで」
とアホな検索をしたときに学んだ世にも恐ろしい法則。ジャネーの法則

ジャネの法則(ジャネのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。ジャネーの法則とも表記する。
(Wikipedia 「ジャネの法則」ページ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87 より引用)

つまり、年を取るほど時間が短く感じるよ、というまさに我々の悩みをそのまま法則にしてしまった理論。
どれくらい体感短くなるかと言うと、仮に80歳まで生きるとして20歳前後には人生の半分の時間(体感)を迎えるそうです。
あまりにも恐ろしい宣告。
私も無事人生を半分(体感)終えていたそうですので、残りの人生も大切に生きようと思います。

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