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うっかり? 企業担当者は言葉の「意味」まで誤字ってはならないワケ 〜読みやすさにも気を配ろう〜

Twitter担当者にありがちなのは誤字だと言われる事がある。
リアルタイムで更新出来て、とっさの場合も投稿出来てしまう。
それゆえに慌ててチェックが行き届かず、結果投稿されたものの中に誤字が見つかる。

しかもTwitterは投稿してから、投稿文章の編集が出来ない。
だからこそ起きるいわゆる”事故”で、文章が「できた!」と思って即投稿しても思わぬチェックミスで誤字が発生することが まれにある。
それが「企業発信という堅い文面のはずなのに、慌てるあまりに誤字をしてしまう」
 = ミスをするのは人間らしい
と感じ、好印象、好評価になる場合がある。

もちろん本来は良くないことで、うっかりミスは仕事であるゆえにあまり許される事ではない。だからこそギャップが生じて「自分たちとかわらない人間らしさ」を感じてもらえたりするのだ。
ただしワザと誤字るのは決してオススメしない。そういうものはやはりどこか”匂って”バレてしまうものだし、めったに無いことでなければ面白がられることはないだろう。だからこそ、普段は誤字をしないように気をつけていなければならないし、本当のうっかりでなければならないのだが。

さて、偶発的な変換ミスならまだ許されやすい(会社的には許されないが)のだが、ただしそこで最も注意したいことがある。


大抵は変換ミスから起こる

言葉の意味がわかっていて間違う誤字と、
言葉そのものの意味を間違った使い方の誤字は全く違うものだ。

前者はうっかり間違えたんだなという人間味を感じさせるものだが、
後者は教養を疑われ、企業アカウントであれば企業の教養、企業の中の人であるため、その企業ごと頭が悪いのではという印象がついてしまう。

これはとても危険だ。
企業アカウントは計算しつくしたタレントのいわゆる「おバカコメント」として人気が出たりすることは決してない。
意味の履き違えや意思疎通が出来ない担当者に任せるのは、企業同士や一般ユーザーとも齟齬が生じ、企業にとって致命的であると言える。

必ずしも担当者が日本人でという必要こそないが、最低限の日本語が堪能でなければならないということになる。

それに加えて、Twitterでよく使われるネット用語やスラングは時代や流行によって日々変化する。それを敏感に察知し、意味を理解し使いこなす…そんな人物。
だとすると、熟練のコピーライターや記者がTwitter担当者に向いていると言えるかもしれない。

その他「読みやすさ」にも気をつけてみる

たくさん本を読んでいても、コピーライティング等の講座を受講していても、人によっては本人がアウトプットするのは壊滅的な文章だったり、パッと見では気付かないが常用ではあまり使われない言葉を持ってきたり、全く違う意味や並べ方、送り仮名の付け方が間違っている事もある。
また独特な句読点の付け方で読みづらさが出てしまうとそのツイートは読まれにくくなってしまう。

Twitterの場合、同じフォントの文字がずっと並ぶ。文字に色分けや強調などの装飾が出来ないため、読みやすさにも気をつけたい。
・句読点
・改行
・漢字とひらがな、カタカナ等の並び
・難読漢字
・送り仮名の付け方
・接続詞の有無
・記号
・タグ付け

あまり効果の低い句読点改行や括弧、タグ付けはネタとしてわざとやっている以外は加減が必要になってくる。
多かったり連続してしまうと読みにくくうっとおしく感じさせてしまう。
これではせっかくのアピールしたい事が逆効果になってしまうのだ。

例えば

A:漢字やカタカナの並べ方も、読みやすくする工夫が必要になる。
B:漢字や片仮名の並らべ方も朗然たる工夫が必要に為る。

A:たくさん本を読んでいても、人によっては文章力は別モノだ。
B:沢山本を精読して居ても人に拠っては文章力は別物だ。

ざっと目で流すように文章を追って、さてどちらが頭に入っただろうか。

なお、Aの例文は常用漢字が存在していても あえてカタカナやひらがな、句読点で内容を相手の頭に入りやすくしており、
Bの例文は文字数を短くしているが、半角で文字との隙間を詰めあまり人との会話で使われにくい言葉や漢字を多用している。

Twitterは文字数の制限がある。そのためつい文字数を優先しがちだが、かえって詰め込み過ぎ読まれにくくなってしまうのは避けたい

どうしても漢字やひらがなが連続する場合は半角スペースを開けたりする文字の並び方、見え方の工夫なども必要になってくるだろう。
しかし長すぎる文章、インパクトのない羅列では最後まで読まれない。
場合によっては説明や接続詞を省きに省いて、削りに削った末に「ひとことだけのツイート」の方が注目される事もザラにある。
1ツイートに140文字ぶん書けるといっても、文字数をフルに使うメリットはあまりないのである。
この「力加減」も苦心しつつ文章を組み立てていく必要がある。

※時と場合によっては変化する事もある。そこを今ツイート投稿して、読み手に受け取ってもらえる状況なのか、タイミングは合っているか等も併せ、あれこれ考慮しながら投稿する必要があるのだ。
だんだんと慣れていけば「今だ!」という瞬間にめぐり合う事もあるだろう。

気をつけたい誤字の例

・「〜以外」と「〜意外」これは変換ミスの場合もあるが、何度も使い間違えば意味がわかっていないということに。

・「〜個ずつ」と「〜個づつ」実はどちらも間違いではないが、使われる頻度や読んでいて引っかかりにくい「ずつ」である方が無難。

・「罹患(りかん)」と「羅漢(らかん)」そもそもの言葉を知らない状態。字と意味の違い。変換ミス以前の問題で、”なんとなくこんな読み方で、こんな漢字だろう”というミス。

意味は本当にそれで合ってる?

自分が普段使っている言葉の意味も、ツイートの際に「これは本当にその自分の意図したこの意味で使って表現として合っているのか?」と疑問を持つ事は大切だ。
ちょっとした表現でも、しっかりと自信を持てなかったとしたら逐一 その言葉の意味を調べる必要が出てくる。
間違った意味で使えば誤解を産むし、会社評判も落としてしまいかねない。

校正も校閲も入らず即投稿できるものだからこそ、自分の文章こそを疑ってかかることが必要なのだ。

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中小企業によるTwitter運用、投稿について不定期更新中。 Twitterを中心としたソーシャルメディアライター兼コンサル。 ・CM BAR Twitter担当(2019年3月〜2020年9月末) ・大阪のアルミ建材メーカーTwitter担当(2012年5月〜2018年5月)