頭のストレッチ21

「地下室の扉」

小さな女の子が両親に、決して地下室の扉を開けてはいけない、開けたら見てはいけないものを目にすることになる、と注意されていた。

しかし、ある日、両親が出かけている間に女の子は地下室の扉を開けてしまった。

女の子が見てはいけなかったものとは、いったいなんだろう?

ヒント
Q:女の子は何か驚いたり、ぎょっとしたりするような何かを目にした？
A:はい。
Q:それは誰もが驚くものだった?
A:いいえ。
Q:普通、地下室に入れることはない何かが、地下室に入れられていた?
A:はい。
Q:女の子はその何かを目にした?
A:いいえ。
Q:女の子は地下室の扉を開けて、何かの生き物を目にした?
A:いいえ。

答え
女の子は両親によって、ずっと地下室の中に閉じ込められていたのだ。

彼女は地下室の扉を開けてリビングを、そしてそのリビングの窓から庭を、すなわち外の世界を見てしまったのである。

この問題は、真の水平思考問題だといえる。誰もが、地下室の扉は外から開けるものだと思ってしまうからである。