コンテンツマーケティングの「学園祭」イベント。2日目の気になるセッションは?
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コンテンツマーケティングの「学園祭」イベント。2日目の気になるセッションは?

Content Marketing Academy

Content Marketing Academyでは、2020年11月18日~20日の3日間、コンテンツマーケティングの「学園祭」と称したオンラインイベント「CONTENT MARKETING DAY2020~直感と理性のマーケティング~(CMD2020)」を開催中。

2日目公開のセッションは、CXやDXそしてEXの基本的な考え方、海外の最新動向の紹介・海外進出ノウハウ、クッキー取得の制限、アクセス解析やデータ分析の手法、AIテクノロジー....などなど、コンテンツマーケティングの「さらに一歩先」を目指す人に有益な講演ばかり。キーワードは「テクノロジー」。この領域にあまり詳しくないけど、その世界を垣間見たい方向けに、講演を楽しんでいただけるように、3つほどテーマをピックアップしてご紹介します。

「デジタルトランスフォーメーション(DX)に成功するってどういうこと?」

1本目は、日本オラクルの小野さんの、『CXにおけるDXはどの様にはじめるべきか- 企業の成長を加速させるためマーケターに必要なこととは -』

< 予告編動画 >

コロナの後、「DX」って言葉を毎日のように浴びるように聞かされてます。コロナ禍のなかでの対策の結果として、外国と比べて、日本のデジタル化がもはや周回遅れなんじゃないかっていうことを、本気で心配しはじめた政府がデジタル化に舵を切ったからですね。そこから発せられるメッセージは、「これからは、あらゆる企業が、今までデジタルとは無縁だった部署の方も「DX」を理解して、かつ、実践していかないとダメですよ」、というもの。問答無用の雰囲気です。

DX = デジタルトランスフォーメーション

ただ、この「DX」というスローガン、抽象度マックスなので、かなりの「曲者」。人によって、捉え方も十人十色で、よくわかりません。そんな悩みの種のを見つけようというのが、小野さんのセッションです。

CX = カスタマーエクスペリエンス = 顧客体験

ちなみに、日本オラクルさんは、世界的にデータベースで有名な米国企業Oracleの日本法人で、マーケティング分野の製品を販売してます。小野さんは、販売前に色々な企業の方の相談を聞かれるそうで、Oracleが目指しているところと、そこに行くために日本企業が解決したほうがよいことのギャップに遭遇する、と。そして、それこそが、CX(顧客体験)を理解するというソフト・姿勢にあるじゃないか、というのが、本セッションのコアメッセージだと感じました。

え、あの「Disney+」も!?

とはいえ、DXとかCXという言葉は、丁寧に説明されてもなかなか実感するのは難しいもの。やっぱり具体的な事例がわかりやすいですね。ディズニーがグローバルで展開する唯一の定額制公式動画配信サービス「Disney+」も、Oracle製品とともに、CXの設計で運用されていると、小野さん。6000万人の会員が利用するサービスの運営にあたって、ディズニー社がもっとも大切にしているのが、オンライン上でのCXをどうやって高めていくかということです。こういうグローバル企業の事例を聞くにつけ、進んでいく方向の確からしさはわかるような気がします。

さて、いよいよ終わりにつけてというところですが、コンテンツマーケティングのイベントに日本オラクルさんのDX・CXのセッションが入っていること自体が、激変を迎えている現在の状況を象徴してますね。コンテンツやマーケティングのすぐ先にあるテクノロジーの世界を覗いてみてはいかがでしょうか?

小野さんのセッションとは別に、【ITツール紹介コーナー】で、「マーケティングオートメーション」という製品についても、インタビュー・デモ形式でとりあげてます。貴重なデモ映像ですので、ぜひご覧ください▼


『「従業員体験(EX)」ってなに?』

2本目は、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 Lookerの今井さんのセッション、「従業員体験(EX)」に注目して企業の底力UP! - グーグル・Lookerが考える企業成長のためのコンテンツ&データ活用法 -」

< 予告編動画 >

EX = エンプロイー・エクスペリエンス = 従業員体験

日本オラクル・小野さんのセッション(↑上記)では、「DX」と「CX」が出てきましたね。またまた、3つ目の「●●-X」です。最近、働き方改革の文脈で取り上げられることが増えてきた「EX」について、Lookerの今井さんが、データカンパニーならでは言葉で説明します。

「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を成功させるために、必要なのは、「CX(カスタマーエクスペリエンス)」。これはおそらく正しい考え方なんですが、実際に何からはじめたらよいの?という企業はほとんど。そこで出てきたのが、「EX(従業員体験)」。つまり、「お客さんに対してのデジタル化に先だって、まずは自社の従業員の働き方のデジタル化を推進すべし」という、もうひとつのアプローチ。以前なら、旧態依然の壁を乗り越える難易度が相当高かったと思いますが、アフターコロナを追い風にして、とても現実的なアプローチかもしれませんね。

その他、「エクスターナル・ビジネスインテリジェンス」という、今井さんご自身がLookerという最新のデータテクノロジーに魅せられている、データドリブンの近未来の説明なんかも詳しく語られています。

すでに普段からデータを活用したマーケティングに取り組んでいる方も、まだまだそんなイメージを持っていないという方でも、データの最前線を知れる貴重なセッションです。


ご自身に説明していただきます。従業員体験(EX)のセッションとは別に、【ITツール紹介コーナー】で、「Looker」の製品についても、インタビュー・デモ形式でとりあげてます。貴重なデモ映像ですので、ぜひご覧ください▼


『コンテンツはAIで作れるの?』

3本目は、インジェンタの鈴木さんのセッション、「お客様が求める、必要としているコンテンツを正しく届けるには? - マーケティング担当者のための1to1コミュニケーション×AI -」

< 予告編動画 >

セッションのご紹介の前に、インジェンタ(Ingenta Inc.)さんについて。鈴木さんがマネージャーをされている企業様ですが、人工知能(AI)のアルゴリズムを専門に開発していて、台湾で創業、現在はシリコンバレーと東京にも拠点を構えるスタートアップ企業です。この時点で、スゴイ感が漂ってきますね(笑)。もとい、最近では、AI機能が搭載されているマーケティングのパッケージ製品も増えてきましたが、インジェンタさんが開発されているのは、製品でなく、アルゴリズム(プログラム)です。つまり、AIという基幹技術そのものに精通されている、そういう企業さんです。
一方、鈴木さんはというと、インジェンタさんの前職が日本の大手企業。そこで長年、ダイレクトマーケティングをご担当し、メルマガなどでお客さんに「刺さる」コンテンツをどうやってつくるか、日々悪戦苦闘していたとお話されています。
この文脈だと、つまり、AIの頭脳集団・インジェンタさん&鈴木さんのバックボーンが掛け合わされると、理系バリバリの数式とかがプレゼンのいたるところに出てきて、、、ということは全くありません。逆に、誤解しがちなAIの基本的な理解の仕方や、普通のマーケッターが普通の企業で、AIをどういうふうに活用できるかを丁寧に説明されていて、むしろAI初心者向けの内容のセッションです。AIに日頃親しんでいない方、必見です。


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コンテンツ制作、マーケティング、テクノロジーなどさまざまな領域横断スキルが必要なコンテンツマーケティングの継続的な実践のための「学びの場」を作っています。このnoteではセミナーや実践的なワークショップの情報発信、コンテンツマーケティングにまつわる面白トピックを書いていきます。