見出し画像

効果的な単語帳の選び方・使い方。

 こんにちは、東京大学農学部 髙田瑛仁です。今回は、英語の勉強法の中でも、単語学習について話したいと思います!


 単語学習は、英語勉強の基礎となります。しかし、英語の勉強で最初からやるものとしては、単語学習は非常に難しく、面倒なものでもあります。このような単語学習の難しい面に対処するため、このコラムでは、最初に効果的な単語帳選び、次に単語学習のやり方について、説明していきます。



 第一に効果的な単語帳選びについてです。単語帳には、語句の数が多いもの、一つ一つの単語の意味が多いもの、例文が書いてあるものとないもの、特定の資格のためのもの(英検やTOEICなど)など、様々な種類のものが存在します。そのため、どの単語帳を選ぶかは非常に難しいと思います。



 そもそも、英文では同じ単語でも色々な意味で使われています。単語とその意味は一対一の対応関係ではないのです。この考え方からすると、一つの単語に対して訳や意味の数が少ない単語帳を勉強しても様々な英文に対応することはかなり難しくなるため、一つの単語に対し様々な意味が載っている単語帳の方が効果的でしょう。



 また、単語帳を選ぶにあたり、自分の単語レベルや目標を明確にすることが重要です。例えば、もし自分が難関大を受けるとして、中高基礎レベルの単語のみを扱う単語帳を選んで勉強しても、受験では対応できないでしょう。一方で、高校受験をするのに、大学受験や仕事で使えるレベルの単語帳を使っていても、後々役立つでしょうが、高校受験ではかなりのオーバーワークであり単語帳の勉強時間を他に回したほうがいいでしょう。多くの単語帳には表紙などに対象レベルが明記されていると思います。時には少し先のレベルに手を出してみたり、基礎から戻ってやってみたりするのもいいと思いますが、自分のレベルと単語帳のレベルをしっかりと見極めることが重要です。



 第二に、単語学習のやり方についてです。はじめに、単語学習で使う単語帳は、レベルや勉強の仕方などで自分に合ったものであれば、何冊も買って勉強する必要はないと思います。単語帳を何冊も買ってつまみ食いするような勉強法では、単語力は身につきません。一つの単語に様々な意味が書いてある単語帳をしっかり選び、その単語帳を隅々までやり込めば、いろいろな英文に対応することができるでしょう。



 次に、単語の覚え方についてですが、世の中には書いて覚える人、口に出して覚える人、耳で覚える人、見て覚える人など、様々な人がいると思います。覚えるにあたっての面倒さを考えれば、見て覚えるのが最も効率が良いと思います。しかし、私の経験上ですが、おそらく最初から見て覚えることができる人は少ないのではないかと思います。単語学習を始めてすぐの段階では、書く・口に出す・耳で聞く・じっくり見るなど、様々な方法を試してみて自分に合う方法を探し、見て覚える方法を目指すのであれば書く方法や耳で聞く方法などを徐々に少なくして、目で見る方法を訓練するのが効果的だと思います。



 単語学習では、単語帳選びが非常に重要です。効果的な単語帳を選び、それを重点的に勉強すれば、様々な英文に対処できる単語力がつくと思います!


画像1

高田自己紹介

画像3

↑ 画像を押すとclue zemiのHPに飛びます。


講座①

講座②

講座③

講座④

講座⑤


clue zemi の詳細・お問い合わせはこちら↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?