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CCレモンホール

オーケンの本に、「プロのお客さんにはなるな、稚拙でもいいから自分なりの表現としてアウトプットをしろ」と書いてあったので、読書感想文から永遠に逃げ続けた男がライブレポでもなんでもないけど、日記程度に思ったことを初めて書いてみる。
5/14、両親が東京に遊びに来ていて、朝からうちに来るとうるさいので、大急ぎで部屋を片付けるも、家族全員から部屋が汚すぎるの大合唱で朝から嫌な気分になる。
こちとら朝から姉の誕生日兼母の日でビワのタルト作ったのに!わざわざコンビニまでコーヒー買いに行ったのに!
そこまで言わんでええやん、部屋が汚いのは事実だけれども

ビワのタルト


母親は、花のことしか頭にないインスタグラマーになっているので、うちから池袋に移動して空中庭園?を見に行った。
花と2ショットを撮り、自画自賛していて怖かった。俺がナルシストなのは、母親譲りなんだと再認識。
前日は横浜のバラ園に行ってたし、花見るために東京くるの変すぎやろと思いつつも、老後の趣味が見つかったみたいで安心した。
その後は、東京駅周辺に移動して色々連れ回され、なぜか姉の誕生日プレゼントにdiorの香水を買わされる、ー1万円
そんなこんなしてたので、トキョショキのライヴにはどうしてもいけなくて血の涙を流しながら、twitterを見てた。
18時前に東京駅で両親を見送り、トキョショキのライヴが見れなくて、不完全燃焼な心を満足させるために、東京駅のトイレでうんこしながら、リセールサイトで壮平さんのチケットを取る。
結果的にこの選択は大正解でこの時の自分を褒めたい、ありがとう、うんこ人間
雨に打たれながら急いで会場入りすると、「雨の散歩道」を演奏中で壮平さんが自分のために歌ってくれていると運命を感じた。
次の曲は「月光荘」、いやさーさーいやさーさーと一緒に口ずさみながら、音源化されてない分大事に聴いた。この曲ライブ映えして大好き!
続いて「それは風のように」、一度も聴いたことのないはずの曲なのにとても耳に馴染んで、ソロになってからの小山田壮平らしさをひしひしと感じた。
オーケンごめんなさい、もうこの後全部忘れた、楽しかったことしか覚えてないわ
ライブレポ書ける人記憶力どないなってんねん!
もう書くことなくなったので、andymoriの思い出でも書きます
andymoriは、高校を卒業して自分で音楽を色々聞くようになって初めて好きになったバンドで、バンドスコアを買ったのもandymoriが最初で最後、バイトをして自分のお金でライブを見に行ったのも小山田壮平が初めて、ライブを見て泣いたのも初めて
俺は!小山田壮平に!初めてを奪われすぎている!!
なんかムカつくから俺も壮平さんの初めてを奪いたい!
壮平さんの手垢が染み込んだピック食べるとかしようかな、これなら誰もしてないやろ
クソつまらん冗談はさておき
2年前の2021年3月7日に岡山のCRAZYMAMA KINGDOMで、小山田壮平バンドを初めて見た。
一人でライブハウスに行くのは初めてで、ソワソワ、キョロキョロしながらバーカウンターでジントニックを頼んで、ただただ壮平さんが出てくるのを待った。
1曲目で「Life Is Party」が流れた瞬間、バイト帰りにチャリを漕ぎながら「16」を大声で歌ったこと、エレキを手に入れてライブ映像を見まくっていろんな曲を目コピしたこと、アコギでandymoriを弾き語ってたら隣人から壁ドンされて、ビクビクしながら壁ドン仕返したこと、全てがフラッシュバックして、俺の中の思い出が浄化されて、泣いた。
2年前の記憶なんてそれしかちゃんと覚えてないけど、andymoriの曲を演奏してくれるなんて1mmも思っていなかったから、本当に嬉しかったし、壮平さんにとってのandymoriが嫌なものではなく大事なものなのも認識できてホッとした。

懐かしい
ウキウキで写真撮ってて可愛い


それからは、andymori以外のバンドを色々聴くようになったのもあって、小山田壮平の曲はあんまり聴かなくなって、2年ぶり2回目の壮平さんのライブに行った。
そこには、2年前と全く変わらない小山田壮平バンドがいて、どうしてもダメになった時はここに駆け込んでいいんだって思った。
壮平さんが、薬中でも、アル中でも、裏の顔はとんでもなく嫌な奴でもなんでもいいから、いつまでも優しい音楽で、少年のような歌声で、俺を包み込んで欲しい。
andymori活動中の空気感は分からないけど、今の小山田壮平は、いつでも広い心で受け入れてくれる音楽をしているように感じたから、またふと壮平さんに会いたくなった時にライブに行こうと思う。

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