野村證券投資情報部(2020)『未来イノベーションに投資しよう』日本経済新聞出版

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30年後の未来、親子の年齢の差が例えば30歳だとして、親世代の人たちがいまの自分の年齢だったころの世界を想像してみる。当然全く違う世の中で、だからこそ技術の進歩は侮れないと痛感する。

ITとバイオとナノ、三つのテクノロジーの融合で有り得べき未来を予測する一冊。俄かには理解しがたい難解な技術ではあるが、少し想像は出来る。量子コンピューターで最適な選択肢を導き、食糧や電気には困らない。病気は克服できるものとなり、人間の能力そのものも拡張されている。

進歩する世界の先に、それでも我々が思い悩むのは一体どんなことになるのだろうか。確かな予測を参考にして未来を思い描きつつ、来たるべき新たな社会の課題を探していかないといけない。

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