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【新シーズン開幕】CL東京11-4

現在24日の11時、ついさっきまで熟睡していました。

今回は2025に向けた新たなシーズンの最初のCL、
CL東京に当選したため、前回初参加のリベンジ回です。

前シーズンのCL福岡で初参戦し、予選4-3で惜敗でした。
あの時は無茶な日程で睡魔との闘いから始まっており、
特に初戦の敗北時はスゴいミスをしたと目が覚めました。
その反省もあり、今回はまだある程度元気に臨みました。

皆さんも新幹線や夜行バス、行き方は様々出てきますが、
可能な限り体を休めながら行くことをオススメします。

さて、成績向上を目標とするなら最早本戦上がりしかなく
後はどれだけ食らい付けるかを目指した今回の戦績は…。


▷戦績

予選
ポイズンアローララッタ/ガケガニ️⭕️後6-0
ルギア️⭕️先6-5
ライコポン️⭕️後4-2(種切れ)
ボムパルキア️⭕️先6-0
ドラゴポン️⭕️先6-0
ピジョリザ❌先4-6
サナ❌先4-6

5-2本戦出場

本戦①
ボムゲコアルセ️⭕️先6-2
パルキアサフゴ❌後4-6
リザ系️⭕️先2-0(投了)
ライコポン️⭕️先6-5
ルギア️⭕️先6-4
ドラゴポン️⭕️先4-4(投了)
イバラ単️⭕️後6-3
ドラゴポン❌後0-6

本戦①6-2、総合11-4、130位で終了

無事本戦には出場、累計10勝は超えました! 
更に上のTOP32ラインには後2勝足りなかったはずです。
(もし試合後メモに間違いがあったらすみません!)

特に予選ではストレートに5勝まで来て確定したので
進むほど心臓に悪かったです、そして見事に連敗でした。

本戦では2敗抱えていることもあり、目標は高すぎず
それこそ10勝まで行ければいいなという気持ちでした。
心理的負担としては軽くなって良かったかもしれません。

正直なところ、運には相当助けられました。
謙遜ではなく事実だと思います、頑張りはしましたが
より強者との対戦であるほど負けるべくして負けたのか、
あるいは分岐点となるプレイを取れなかったのか

成績の数字だけに甘んじず、今後を見据えたいものです。

①使用リスト

本戦終了後に撮影したものです。

構築の善し悪しはひとえにマッチングとの噛み合い

使用したのは【ピジョドラパ】、予選も同様です。
変更点はあり、予選のリストからは1枚だけ、
デヴォリューション⇔大地の器と変化しています。

予選を振り返りデヴォリューションを探さなかったな、
と思いながら、手張りを可能な限り常にしていきたい、
ペパーでエネルギーが探せず詰まるのを避けたい、と
残る5勝を取りに行く上で平均値を優先しました。

これが良かったかどうかと言えばそれこそ運でしょう。
もっとリザや同系と当たってしまったら違ったでしょうし
決して皆さんにオススメするようなものではありません。

元を辿れば、開幕直前の日まで調整していたのは別で
それこそ【ライコポン】の使用予定でした。

しかしその中で直感的に「事故って負ける気がする!」
とセルフ天啓を受け前日にデッキ自体を乗り換えました。

もちろん他にも判断材料が無かった訳ではありませんが、
例えばまずDay1予選に注目して考える場合に、
まだまだ自分を含めた色んな参加者が入り交じる中で
マッチングが多様化する可能性は低くはありません。

実際その読みが当たったのが初戦ではありました。
そういう時に無難に対応力が高く、荒らす力の強い束、
事故さえしなければ大負けはしそうにない選択肢
として
選ばれたのがドラパルトでした。

そのため事前練習はほとんど0のデッキになりました。
デッキ自体は数種をリスト調整済で持っている状態で
後はもう地力でケアすることにしています。
筆者自身が元々そういうスタンスなのでいつもの事で、
選んだ物をどう動かすかは未来の自分に託しています。
危なっかしいのでやっぱり参考にはしないでくださいね。

優勝者が決まった後なので都合のいい話ですが、
5勝を狙うための平均値ではなくワンチャンの最大値、
すなわち本戦①全勝を本気で狙うための2日目にするなら
改めて【ライコポン️】に賭ける、という事なら
そちらはあり得た話だったかもしれません。

良くも悪くも目線の向きが結果に現れたと思います。
その点で言えば「全勝を狙いたいのか」は根本ながら
重要な判断要素になっているとしみじみ感じます。

プレイヤーの中では、各種デッキを選定する中で
「ある程度勝てるんだろうけど、どこかで負けるデッキ」
という存在が何となく浮かんでくる物だと思います。
まさしく5-2は出来るけど7-0は出来ない、という話です。

一方で7-0出来るデッキが0-3することもあり得ます。
優勝された【ライコポン】も当然そうでしょう。

この一線を乗り越えた先にいる強者達が上位に辿り着き、
運も実力のうち、併せ全てを握りしめて戦えた1人こそが
本戦や優勝の栄冠を勝ち取ることが叶うのでしょう。

こういう事は覚悟が決まっていなければなりません。
大敗を喫しても、プレイングで負けた試合はあったか?
もし採用しているカードに違いがあったら変わったか?
有力なデッキに対して、勝ち目のあるデッキだったか?
振り返った上でこの結果は然るべきものだと受け入れ、
次に勝つためにはどうするべきかに目を向ける。
不当な敗北は不正の介入を除き極論存在しません。

正真正銘運が原因で勝った負けたと信じているのなら、
挑戦していればどこかでは勝てるかもしれない訳です。
負けても腐る必要はない訳です、どうあれ負けたのなら。
勝ちに奢らず負けに腐らず、真摯に闘いと向き合う。
その気持ちを筆者もまた大切にしていきたいと思います。

対戦相手となった皆さんも気持ちよく闘っていただき、
握手にも応じていただいたり、反対に求めていただいたり
この場で改めて感謝します、ありがとうございました!

②各対戦大まかな振り返り

今回は合計対戦数が多いので長くなりそうです。
振り返りに関しても、興奮の中取った試合後メモに
細かい間違いなどは生じている可能性があるので、
要点だけにして短縮しようかと思います。

予選
アロラッタ/ガケガニ戦
初手でアローラコラッタを確認した時点で判別しました。
コンボデッキなのでしっかり面を整えて迎え撃ち、
狩るべきところをしっかり狩れるようにしました。
ナンジャモの効きもよくコンボ自体が不発でした。

ルギア戦
お互い初動については微妙な立ち上がりでした。
特に相手はアーケオス1体で妥協する展開に。
なおこの一戦で自分は相当酷いミスをしました。
勝つにしても気持ちよく勝てず申し訳ない気持ちです。
ある意味最も成績を左右した一戦と言えそうです。

ライコポン戦
初手に逃げの重いかがフー、ライコ対面で冷や汗でした。
封印石込みで面自体は作ることができ、よかったです。
ここまでで相手側が相当手札に苦しんでおり、
なけなしの攻撃でエネを貼ったドラメをボス狩りして
その後はこちらの動きだけが軌道に乗った形です。
しっかりワンチャンも拒否出来ました。

ボムパルキア戦
まずは何より先を取れて安心しました。
中々どちらが勝ってもおかしくない展開でしたが
撃たれたボム分リーサルが近付いていたこと、
節目のナンジャモがしっかり仕事をしてくれた事で
最後の攻撃が間に合う結果となりました。

ドラゴポン戦
相手の手札とトラッシュの広がりが芳しくなく、
攻め手に欠けたところを抑えきった試合でした。
やはり先に攻撃を始められたことが非常に大きいです。
逆になるだけでもかなり変わったのではないでしょうか。

ピジョリザ戦
初手の盤面自体はしっかり並びました。
が、ともかくピジョットが最終盤まで立てられず。
どうにもプレイの選択肢を広げられず苦しかったです。
最後に分の悪い賭けに甘えた結果しっかり取られました。

サナ戦
ここも初手はよかったです。
というより負けた2試合こそ初手の面はよかったです。
即席後の状態やナンジャモを食らった後の内容、
そこでつまずき動きを制された試合で負けた印象です。
実際ここもピジョットが重役出勤となりました。
リーグ本部でエヴォを抑えられた点はよかったです。

本戦
ここからデヴォを抜いたのでそれ前提で闘っています。

ボムゲコアルセ戦
まずは面を作れて安心のスタートを切れました。
今回は相手の初手ナンジャモがいい方に働いてくれ、
相手のヨマワルフル展開を見て速攻を優先し
ここではピジョを後回しのドラパ優先が効きました。
相手のアルセウスが遅く強烈な手を撃たれなかった事が
かなり助かった試合だったと思います。

パルキアサフゴ戦
初手の面作りのため渋々ナンジャモから入りました。
お互い最初は順当に殴り合う形となり、そこは相手先行。
かつ最終展開についてナンジャモでの火力拒否も叶わず
事前の手裏剣もしっかり刺されたため抑えられました。

リザ系戦
典型的な種事故試合でした。
何とか粘りの姿勢を取るお相手でしたがついに叶わず、
ここは勝利をいただくことになりました。

ライコポン戦
最も最後までもつれた試合がここでした。
覚悟のドラメ逃がしロトム即席で祈る所から開始。
返しが手張り咆哮エンドと文字通り祈りが通じました。
これで何とかゲームにはなりましたが途中エネ切れに。
無理やりペインスプーンでサイドから拾う選択が通り、
怒涛のナンジャモ、カウンターキャッチャーで荒らし、
リーグ本部まで添えて抑えながらのピジョビートが
最後まで通り時間ギリギリで勝たせていただきました。

ルギア戦
初手はイバラ対面でした、これは悩みました。
まずここでルギアパターンがある事は認知していました。

が、イバラ単にベットしてそこは外しました。
相手は基本イバラビートで攻めてきたのですが、
そこでエネの渡し方を失敗したと相手も認識しており、
ミストの配置が悪くなった所を2面取りで咎めました。
チラチーノによるワンパンも取れない展開になり
削り合いならば最後まで手の厚いこちらが制しました。

ドラゴポン戦
コンパクトな展開でスタートしましたが
2ターン目でのピジョドラパ展開に成功しました。
相手の初動もドラゴ単騎叫びと落ちも渋かったです。
その後相手が取ったルチャブル込みファントムダイブ、
これでサイドが奇数にズレたことでカウキャ展開になり
負け筋を確信したお相手が最終盤で投了されました。

イバラ単戦
今回は引き直しのおかげでイバラ単は確信しています。
露骨だったのでお相手も隠す素振りもなかったです。
初手こそかがフーだしで渋めな感じでしたが、
ドラメラインだけに絞った展開にドロンチも駆けつけ、
相手も渋々取ったかがフー取りの選択が良くなく、
クラハンのコインも通らずリソース差が決定的でした。
しっかり常に殴れたのでスムーズな展開でした。

ドラゴポン戦
後手を渡され初手ドラゴを確認し厳しいと思いました。
展開のためにネオラントまで使いましたが、
ここで使わない封印石を一旦付けたのは悪手でした。
また、ネオラントでの選択がナンジャモでの荒らしなら
展開が変わった可能性を対戦後ご指摘いただきました。

ルチャブルも強く使われキッチリ抑えられました。
サイドの確認でドラパ×2ピジョ×1ACE結晶がいて
内心ちょっと笑いながらやっていました、運のツケです。
強者との実力差を見せていただきありがとうございます。

③採用カードについて

「ポケモンいれかえ」は入れてよかったと感じました。

万が一のLO系対面などを考慮して入れていました。
また、手張りを割かず入れ替えられる安心感から、
プレイの方針で苦心する点が減ったことも良かったです。
0と1の差が大きいカードの一例だと思います。

「メロコ」は好みによってはアリだと思います。

エネ加速が採用理由なのは言うまでもないとして、
「アカマツ」と異なり縦引きが引っ付いてきます。

この点でドラマを生めることを評価して採用しました。
実際引きたいと祈りましたし仕事もしてくれました。

条件があるカードなので使う上での組み立ては重要ですが
元々グッズからエネを拾うことが多いデッキであるため
最初のエネルギーに炎を選ぶこと自体は難しくはなく

これはこれで味のするサポートだと思います。

とはいえ優勢時だと逆に使えなかったり、
弱みもしっかりあるので考えて使いたいですね。

「ネジキ」はやはり欲しいなと感じました。

崩された後の進化ラインの立て直しの瞬発力、
面が埋まっているように見える中での入れ替え投下、
標的にされるロトムやネオラントのチェンジ、
このカードがないと出来ないプレイが多く存在します。

この手のデッキだと忘れてはいけないのが、
封印石付きVと替えると結晶が付けられないので注意。

「エネルギー転送」は筆者の趣味による選択です。

それこそ大半はここが「大地の器」だと思います。
変更前から筆者はそもそもこちらだった訳です。

器のコストが悩ましい手は少なくないことや、
ナンジャモでもう1枚を沈められるのが少し嫌で
1:1の転送にしていました。

とはいえサイドを取るペースがじっくりなデッキで、
序盤のナンジャモはさほど痛い訳ではないですし
ほとんどの場合器でいいとは正直思っています。

たまに転送で良かったかなと思う時があるだけです。
皆さんはここがデヴォの枠だなと思ってもらえれば。

「ポケモンリーグ本部」は今は欲しいスタジアムです。

これが剥がされないならしっかり働いてくれますし、
あるかどうかで勝ち筋がハッキリ割れる存在です。

ライコはオーリム手張りでは3エネにならず、
かがリザやガチグマはサイド2ではすぐには殴れず。
刺さる環境では採用するスタジアムの筆頭でしょう。

新たに発表された「ステラピカチュウex」も、
非常に強力な空気をまとった種exポケモンです。

あちら側もまた強力なスタジアムを同時に携え、
どちらが相手を抑えるスタジアムを維持しているかが
ゲームを変えるシーンも発生してくるかもしれません。

今後も「ポケモンリーグ本部」は要チェックです。

使いこなせればカタログスペックは凄まじい、さすがは看板
リザやドラパをピカチュウが狩る上でに強烈な存在に

(画質がちょっとアレなのは拾い物のためご了承ください)

▷総評と今後

直前のデッキ乗り換えでここまでの成績を出せたこと、
どうあれしっかりスコアアップができ次に繋がったこと。
今は成績については素直に喜ぶことにしています。

自覚として、自身より遥かに多くの研鑽を重ね、
もっと重大な覚悟の上で今回のCLに臨み、
しかし負けたという方は多くいらっしゃる事と思います。

今後もプレイ機会を重ねる中で、この結果を元に
「なんだやっぱり東京の時は運が良かっただけの奴か」
「こんな奴が勝てるなら自分だって勝てたはずなのに」
と鼻で笑われたりすることがないよう精進致します。

全体的なプレイ方針が変わるわけではありませんが、
少なくとも得た機会に対しては当然真剣に取り組み、
あくまで「プレイヤー担当M」の中での尽力はした、
と言えるようにはしていきたいと思います。

シティに【フォレトスボム】を持ち込んで大敗していたり
たまに訳の分からない戦績を報告していたりはしますが
筆者当人はある意味では真剣と言いますか、
個人的な探求の一環でさせていただいています。

こういうプレイヤーもいるんだな、と思って
視界の端に収めていただければ幸いです。

今回も当初の予定の1つとして、万が一本戦に行けたなら
好きでしばらく擦っている【虚ループ】を使って、
どこまで勝ちが出るのか見てみたいと持参していました。

最終的には今回は数字を優先しようと決めましたが。
やはり不甲斐ない成績を持って帰るのもと思い
別種の欲と欲を天秤にかけて考えました。

筆者としては勝敗問わず、全てが終わった後の感想として
「このデッキに魂を賭けて悔いは無い!」と言い切れるなら
何を使おうと、それは正解だと思っています。

そこに芯を置けないと、
「世間的、あるいは強者の評価を信じて選んだのに」
「あんな変なデッキに負けるなんて聞いてない」
良くない感情が負けた後に渦巻くやもしれません。

自分も相手も、何か信じたものを託したデッキがあり
例え記念受験のようなものでも、そこに居ることは同じ。
だからこそ、何一つとして誰かのせいにしないことを
デッキと自身とに約束する必要があると思います。

説教臭い部分のあるnoteで申し訳ありません。
実戦時は深く考えずただ楽しめていれば大丈夫です。

そして最後になりますが、累計10勝は達成ということで
次の大阪を意識できる立場になりました。

もちろん前向きに検討していますが、
一応お仕事的にはお願いすることになるので…。

ひとまず様々な予定と吟味して、
出られそうなら覚悟を決めて応募することにします。

その前にシーズン1のシティもまだ控えていますし、
継続的な競技シーンへの参加はとても良い刺激ですので
得がたい機会を無駄にしたくないとは思っています。

その時は大阪参加の皆さん、
対戦のほど、よろしくお願い致します!

長くなりましたが、改めてCL東京、お疲れ様でした!
予選Cグループの皆さんなど特にご苦労さまでした!
(真っ直ぐ帰るにも相当遅くなったと聞き及んでいます)

次の競技シーンでのご報告は来月のシティにて。
それでは、また!
(お店で会う方はジムバとかで会いましょう!)

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