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取締役就任して2ヶ月の振り返り

こんにちは。株式会社ゆめみ のKeeth こと桑原です。私事ではございますが、今年の3月19日に取締役に就任致しました(しっかりと会社の登記にも名前が記載されており、身が引き締まります)。

TL;DR

・色々変わった
・何もしていない
・余裕を持つ
・もっと自由に
・自分で考えて自分でアクション

チャレンジ取締役

弊社には5年ほど前から施行された制度の1つに、「チャレンジ取締役」というものがあります。これは現取締役の方々からの推薦や打診、取締役会での決議で就任するものではなく、個人が自薦(昔は他薦もありだった)で取締役に立候補する制度となります。

就任へのフローは、

1. 応募期間中に Slack の専用チャンネルに応募の旨を投稿
 ・その際に必要な項目を記載
2. 現取締役の評価、判定
3. 取締役会にて決議

ちなみに、チャレンジ取締役応募に当たっての自分の抱負やチャレンジしたいことやマインドを standfm でも語っておりますので、もしご興味ありましたら聴いてみていただけると嬉しいです。

何が変わった?

大小ありますが、大きなもので言うと以下となります。

・経営者層の会議に参加
・広報、マーケティング的な仕事が増えた
・twitter のツイート数が激減した
・とにかく会社と紐付けて物事を考えるようになった
・視座が上がり始めた

◯ 仕事周り
チャレンジ取締役は、やはり経験と勉強の意味合いが強く、感覚としては準取締役という形になります。そのため、今までの業務(フロントエンドエンジニアとしての開発業務や、各チームのリード、フロントエンド委員会のリードなど)を兼業しており、有り体に言えばタスクが増えました(笑)

◯ twitter について
また twitter のツイートですが、さすがに自分の発言がどういう意味を含むのか、自分の考えとは別に他者はどう捉えるのかを考えたとき、「とにかく無駄なツイートはやめよう」という意識が働きましたので、ツイート数が激減しました。

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多少「何をツイートすべきか」を過剰に意識しすぎた感はあります。もちろん「寿司が食べたい🍣」などの完全に個人の気持ちなどは極力控えたほうが良いと思いますが、全てのツイートで自分の感情を含めてはいけない、ということもないかなと理解し始めました。

◯ 物事の考え方について
良い・悪いの議論は別にして、日常生活で起こることや見知ったことを会社に紐付けて考えるようになりました。例えば

・新しい技術を知ったら、各委員会やグループのチャンネルをざっと見てすでに導入されているか、その技術のpros/consに言及しているかを確認
・知人が転職したらそのときに何を優先して何を妥協したか、何があったので他の企業を選ばなかったのかを聞き、今のゆめみの採用に活かせるかを考える

など。

あとは、私生活での感覚や感情の動きなども組織づくりの参考になるのではないか?と考えるようになり、頭の片隅に必ずゆめみが存在するようになりました。

◯ 視座
ある意味このチャレンジで最も得たかった「視座を上げる」という点ですが、確かに上がりはしてきたと思います。が、元々持っていた視点をより真剣に、自分事として捉え始めた、が正しい表現になります。

今までは会社の経営や運営は取締役会があるのでそちらに任せて、自分はどう動くか?自分たちのチームをどうするか?しか考えていませんでした。会社の未来について考えていないことはなかったですが、それを自分のアクションに組み込んで考えるようになりました。これは大きい。

何をした?

これがいちばん大事なことですが、現時点ではまだ何もなしていません。

そもそもゆめみには 全員CEO という制度があり、色んなことを自分で考え自分でアクションを起こすような体制が作られており、そもそも何かをなすなら自分で動くのがゆめみでは当たり前になってきました。

しかし取締役はこれをよりシビアに求められます。具体的な数字もそうですし、今後の経営方針、競合調査や新規営業の開拓、組織体制など考えることはたくさんありますが、それらが本当にこのboardメンバーによる決定で動くことを、目の前で体験しています。

たった2ヶ月、されど2ヶ月。役員レベルの会議に参加した以外は、広報やマーケティングのお仕事を別の取締役の方から頂いたのみで、自分からのアクションはまだ何もなく、お前は何をやっているんだ?という点については申し訳ないですが何も言えません。

もちろん、やってみたいと思っていることはいくつかあり、行動に起こし始めたものもあります。それらについては今後の自分のチャレンジですし、具体的なことも書くかもしれません。

振り返って感じた大事なこと

大きく二点あります。

一点目。会社の先輩にも言われたことですが、時間の余白を作ること を意識して行動すべきだなと。やはりboardメンバーは考えることそのものが仕事になりますので、そのための時間は不可欠です。余白がないと頭の切り替えやリフレッシュもできませんし、良い考えが浮かぶはずもないです。

二点目。「取締役」というポジションを重く受け止め過ぎ、「こうすべき、こうしないといけない」という考えに囚われすぎで、もっと自由に動いて良い と感じました。文字通り「チャレンジ」取締役ですので、色々チャレンジすればよいし、できないことがあるなら周りの人に頼っても良いのかなと思いました。(肩書がついたところで、今までの自分と何もかわりませんしね)

まずは今まで通りのコミュニティを活かして、採用であったりゆめみの認知度アップの地道な活動は続けつつ、ゆめみの技術広報の先駆者 としての自覚を持ち、マーケティング・広報・営業・採用面でしっかりコミットしていけるよう尽力していきます。

ではでは(=゚ω゚)ノ

P.S.
本当は1ヶ月後に書きたかったのですが、いつもの言い訳になりそうなので発言は控えます(要は、自分の怠慢です…🙇)

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IT 業界(特にweb業界)のとある企業で働いていることもあるので, 仕事関連のマガジンも投稿する予定です. エンジニア的視点よりも,メンバーを束ねるリーダーポジション視点での投稿になります. 割とリアルな話を書きたいと思っていますので, ご興味あれば.

Keeth Kuwahara が日々の業務・生活の中で, twitter でも facebook でもつぶやかない思っていること, 感じて…

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