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地頭力の鍛え方について考える

ある日のランチにて、私が所属するチームの若手の子(以下、Tくん)が「自分は地頭力が弱いんです。」という話をしており、深掘りしたらちょっとおもしろかったので、note にてログを残すことにしました。

地頭力の分解

Tくんから聞いた、彼が考える地頭力が強い人は、

• 一回話を聞いただけで理解でき、覚えられる人
• すぐに回答や案が出てくる人

という人そうです。上記から考えるに、頭の良い人は以下の3つの要素を持っていると推測できます。

• 理解力に長けている
• 記憶力に長けている
• 応用力に長けている
• 知識の量が豊富

では、それぞれの鍛え方について私なりの見解を述べていきたいと思います。※ あくまで私個人が考えたものですので参考までに。やり方は 本人が考えて実践するもの ですので、自分流を作っていきましょう👍 私の考え方もベースは 自分で考える ことです。

ではここからは、それぞれの鍛え方について、私なりの考えを書いていきたいと思います。

4つの能力の鍛え方

▼理解力に長けている

私もこれが弱いので、4つ目にも紐づくのですが、ひたすら知識の量を増やしました。

知っているものを増やせば、相手の話も知っていること、または知っていることにリンクできるものであれば、
理解も早いと思っています。なので、基本的には *知識を増やす* ようにしています。

ただ、「知識」にするには、反復するなり自分の言葉に置き換えるなりして、自分に定着させる必要があるとも思っています。忘れてしまっては知識とは言えないかなーと。(あくまで私の考え方)

あとは、その場で質問して確認するクセをつけると良いのかなーと。当たり前っちゃ当たり前ですが。本当に相手が思っていること、伝えようとしていることは何か?に気をつけるだけで、話の聞き方が変わると思いますー。

▼記憶力に長けている

これはあまりメソッドはないです。
記憶力は文字通り「力」なので、鍛えることができます。どうやって?覚える努力をするのです。学生の頃にある先生から教わったメソッドですが、

1分間何か文章を音読してもらう。(音読してくれる人がいなければ、ひたすら読む)
それを1分後に書けるだけ書く。

これを繰り返すと良いそうです。それも、頭がなるべく疲れていない朝の方が効果が高いとかなんとか。(伝聞)

ちなみに記憶は、

• なにかに紐づけると覚えやすい(ストーリー建てると良いかもですね)
• インパクトを付けると覚えやすい
• 寝るときに脳に刷り込みが始まるので睡眠重要

と言われているので、この辺も意識するとよいかなと。

▼応用力に長けている

これは実践あるのみかなーと。 いろんな物事に触れ、いろいろ考え試す に尽きるかと。

ここで注意なのは、「興味あること」「興味あることに関係すること」「まったく興味ないこと」でバランスよくやるほうが良いです。興味あることはすぐに応用したり、なにかに使えないか?と考えやすいですが、まったく興味ないことはそもそも触れることすらないと思うので、知識も増えないし、新たな視点も得られないので、応用力の幅が広がらないんですよね(苦笑)

いろんなことを知り、 何に使えるか?逆はなにか?あれと組み合わせたらどうなるか?それの本質は何か?など、 とにかく考えて実践する の繰り返しかなと。自分はこればっかりは地道だと思っています。経験値持っている人は、引き出しも多いので、そりゃ応用力あるでしょと (=゚ω゚)ノ

▼知識の量が豊富

私の場合は、最近できていないですが、 いろんな本を読む ことにしています。上記とも繋がりますが、全く興味ないことや、今まで一度も触れたことないものでも、なるべくは読もうとしています。

興味あることや好きなことは当たり前ですが勝手に調べたり没頭します。
そうじゃないこと、エンジニアの世界、ITの世界の外にもっと目を向けて見ると良いでしょう。以下に我々の業界が変わっているかがよくわかりますし、逆に我々があまりものごとを知らないんだなーと思うかもしれません。

名著を読むのも良いですが、ビジネス書や新書について読むと良いかなーと思います。あとは TED を聴くとか。その道に特化した人の書籍も深く知識が得られるので良いと思います。

ここでも重要なのが、 自分の言葉に置き換える、自分に落とし込む ことです。「ふ〜ん」で終わってしまってはもったいない。しっかり自分の血肉にしましょう。note に書くのでも良いですが、物理的なノートに書くことをおすすめします。定着度に段違いの差が出ます。

他者の見解(出典が分からず…)

これは別の先輩から頂いたフィードバックですが、

地頭力は、あらゆる思考のベースとなる知的能力だ。「問題を解決しよう」という知的好奇心を基盤とし、筋道を立てて物事を考える「論理思考力」と、ひらめきを伴う「直観力」を要する。これらをベースとしたうえで、「結論から考える」仮説思考力、「全体から考える」フレームワーク思考力、「単純に考える」抽象化思考力の3つから構成されるのが地頭力だ。

と定義されている方もいらっしゃるようです。いやぁ、どなたの言かは存じませんが、さすがです!勉強になります。

終わりに

このように、私は特に地頭力を鍛えるメソッドを持っているわけではなく、むしろメソッド化していきたいと思っているけど、できていない状態です。
ですので、皆さんもご自分の方法を考えて実践してみてください。
実践すればフィードバックもある。いわゆる PDCA のサイクルが回せるので、まずやってみる精神で頑張ってみてください!

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