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辛い経験から立ち直るための5つのステップ

人生には、思いがけない辛い出来事が訪れることがあります。愛する人を失う、病気や事故に見舞われる、大切なものを失うなど、その形は様々です。ときには深い悲しみや絶望感に襲われ、「もう立ち直れないのではないか」と感じることもあります。

私自身、うつ病を患ってから生きる意欲を失い、「消えてしまいたい」「もう終わりにしたい」と考える日々の中で、そういった感情を何度となく味わってきました。

そんな経験を通して、ネガティブな感情も人間にとっては大切な感情であり、私たちの心を守る上で大きな役割を果たしていることに気づきました。

ネガティブな感情は心の警報

悲しみ、怒り、絶望…これらの感情は、決してあなたを苦しめるためだけにあるのではありません。それらは、心のSOS、つまり警報のようなものです。心が傷ついていることを教えてくれ、これ以上傷つかないように守ってくれる役割があります。

例えば、悲しみは、失ったものの大きさを実感させ、それを受け入れるための時間を与えてくれます。怒りは、不当な状況に対して立ち上がるエネルギーを与え、絶望感は、現状を深く見つめ直し、新たな道を模索するきっかけを与えてくれます。

ネガティブな感情は、私たちを苦しめるためだけにあるのではなく、心の傷を深くしないための警報であり、立ち直るためのプロセスの一部でもあるのです。

どん底から這い上がるための5つのステップ

1.感情を受け入れる: 「つらい」「悲しい」と感じても、それは自然な反応です。まずは、自分の感情を否定せず、「今は、それでいい」と受け入れてみましょう。 ノートに思いの丈を書き出したり、信頼できる人に話を聞いてもらったり、思いっきり泣いたりすることで、心の重荷を少し軽くすることができます。あなたは今、どんな感情を抱えていますか?

2.心の声を聴く: 感情が少し落ち着いたら、自分の心に問いかけてみましょう。「なぜ私はこんなにも悲しいのだろう?」「何が私をこんなに不安にさせているのだろう?」と。 ノートに書き出すことで、自分の感情や問題を客観的に見つめ、解決策を見つけやすくなります。あなたの心の声に、じっくりと耳を傾けてみましょう。

3.行動を起こす: 心の声が聞こえてきたら、具体的な行動に移してみましょう。 近所を散歩する、図書館で興味のある本を借りてみる、好きな音楽を聴くなど、ほんの小さなことから始めてみましょう。今日、あなたは何ができますか?

4.自分を大切にする: ゆっくりとお風呂に浸かる、好きな音楽を聴く、美味しいものを食べる、アロマを焚いてリラックスする、マッサージを受けるなど、自分を甘やかす時間を作りましょう。 十分な睡眠とバランスの取れた食事も、心の回復には欠かせません。あなたを癒してくれるものは何ですか?

5.助けを求める: 本を読んだり、映画を観たり、自然に触れたり、友人や家族、職場の同僚や上司、産業医やカウンセラーなど、異なる視点を持つ人に話を聞いてみましょう。一人で悩まず、誰かに相談することで、新しい視点や解決策が見つかるかもしれません。誰かに相談してみませんか?

辛さを乗り越えた先にあるもの

辛さを乗り越えることは、決して簡単なことではありません。しかし、乗り越えた先には、新たな成長と心の強さを身につけることができます。悲しみを経験した人は、他人の痛みを理解できるようになり、より深く人とつながることができます。困難を乗り越えた経験は、自信となり、これからの人生を力強く歩むための糧となります。

私自身、うつ病を経験したことで、以前よりも他人の痛みが分かるようになり、周りの人との絆を大切にできるようになりました。

心の傷は、深ければ深いほど、身体の傷と同じように、時間をかけて癒やしていく必要があります。焦らず、自分のペースで、それぞれの段階に合ったメンタルケアを行っていくことが大切です。

もし、一人で抱えきれないほどのつらさを感じているなら、決して我慢しないでください。産業医やカウンセラー、信頼できる人に相談したり、専門機関に連絡したりすることも考えてみましょう。

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