Advanced Networking - Specialty (ANS-C01) 合格 学習レポート


前提

Advanced Networking - Specialtyに合格したので、学習した内容を記録します。

Direct Connect

オンプレとAWS間を専用線で繋ぐサービス

基本的な機能

  • ASが少ない方が優先

  • MED利用不可

  • LP属性 大きい方が優先

  • BFD 障害検知する機能

  • プレフィックス 多い方が優先

  • Local Pref より具体的なプレフィックスが優先される

  • BGPコミュニティ
    7224:9100 DirectConnectと同じリージョンから送信されるトラフィック
    7224:9200 DirectConnectと同じ大陸から送信されるトラフィック
    7224:7300 7224:7200 7224:7100 フェイルオーバーの優先順位をつける時に使用する。数字が大きいほど優先順位が高い 

  • BGPセッションを確立する為、TCP179、エフェメラルポートが許可されている必要がある

制限

  • プライベート仮想インタフェースのプレフィックス数が100未満である必要がある

  • お客様ネットワークは、以下である必要がある
    1Gbpsシングルモードファイバーインタフェース
    802.1QVPN
    BGP MD5認証

MacSecを利用する場合

  • 接続関連付けキー(CAK)と接続関連付けキー(CKN)の設定が必要

  • オンプレのルーターにMACSecシークレットキーを設定する

  • CKN/CAKペア関連付け後、暗号化モードを設定する

  • 暗号化モードは以下が存在する
    shoud_encrypt:暗号化できない時も通信できる
    Must_encrypt:暗号化必須
    no_encrrypt:暗号化しない

LAGを利用する場合

DirectConnetが同じ帯域幅であり、同じAWSエンドポイントで終了する必要がある

DirectConnect SiteLink

DirectConnect Gatewayをハブとして、オンプレ間通信を可能とする

フェイルオーバー優先順位について

  • リージョンに複数パスがある時:AS_PASH

  • 別リージョン、アクティブ/パブリッシュの場合:BGPコミュニティタグで制限

Direct Connect Gateway

複数リージョンのVPCへの接続が、1つのDirect Connectで可能

Site to Site VPN

AWSが提供するVPNサービス

基本的な機能

  • アクセラレーションを有効:Transite Gatewayを利用して転送速度を向上させる。既存のVPNに対して有効にできない為、有効にする場合は、Site to Site VPNを再作成する必要がある

  • IGMP:マルチトラフィックを管理する

  • JumboMTU:ネットワークパフォーマンス向上

Transit Gateway

オンプレとAWSをつなぐ中継ハブ的な役割をする

基本的な機能

  • アプライアンスモード:トラフィックの検査を精密にする

  • ピアリングにより、リージョン間のルーティングが可能

VPCピアリング

異なるリージョン:設定可能
異なるアカウント:設定可能

Cloud WAN

VPCアタッチメント:アタッチメントポリシーでマッピングを制御。100と200の時、100が優先

Global Accelerator

  • 単一のアクセレーターで複数のエンドポイントを設定

  • 静的IPを提供

  • ALBと統合し、クライアントのIPを保持できる

CloudFront

ウェブコンテンツの配信を高速化するサービス

CloudFront経由の通信をHTTPS通信する場合

  • ビューア→CloudFront
    CloudFrontにCA証明書または、デフォルト証明書を適用

  • CloudFront→オリジン
    オリジンがELB:ACM発行の証明書適応化
    オリジンがEC2:CAが提供する証明書が必須

オリジンのS3アクセスを制限する場合

OAIを使ってS3アクセスし、ビューアーのアクセス制限より署名付きURLを作成する

Route53

AWSが提供するDNSサービス

Route53 Resolver DNS Firewall

  • フェールオープンを有効にするとDNS Firewallから応答されない時にクエリ通過する

  • VPC内からアウトバウンドのDNSリクエストを保護する

キー署名キー (KSK)

  • 作成する為にカスタマーマネージドキーのアクセス権が必要

  • カスタマーマネージドキーは、非対称である必要がある

HwalthCheck

CloudWatchAlarmに基づきヘルスチェックを作成できる。例えば、EC2に異常が発生した場合、ヘルスチェックを検知する際は、EC2のメトリクス(statuscheckfailed)を監視するCloudWatchAlarmを作成し、Alarm状態になった場合にヘルスチェックをFalseにすることができる

ELB

AWSが提供するロードバランサー

制限

  • エンドツーエンドで暗号化する場合、NLBのリスナーをTCPにする必要がある

  • アクセスログはS3のみ出力可能

  • gRPCプロトコルはALBのみ対応

  • トラフィックミラーリングのミラーリング先はNLBはサポート。ALBは非対称

NLBで送信元のクライアントIPを保持する場合

  • IP指定:Proxy Protocolを有効にする必要がある

  • ID指定:保持される

ALB Forward Secrety(FS)

セッションごとにランダムなキーを生成し、暗号化されたデータを保護する

EC2

AWSが提供するサーバ

基本的な機能

  • シングルルート I/O 仮想化
    低レイテンシーとネットワークパフォーマンスを向上

  • ジャンボフレーム
    VPC内の通信のみ可能

  • メタデータを取得する場合、アウトバウンドに169.254.169.254 80ポートを許可する

EC2から特定のURLのみS3にアクセスする場合

  • VPCエンドポイントもしくは、NATインスタンスでSquidプロキシを実行する

WAF

コンテンツのアクセスを制御するサービス

基本的な機能

  • CloudFrontとALBに適用する事が可能

VPC

  • セカンダリサブネットは、以下のCIDR範囲は追加できない
    10.0.0.0/8  172.16.0.0/12 192.168.0.0/16 198.19.0.0/16 100.64.0.0/10

VPC Reachablity Analyzer

  • ネットワーク診断を提供するサービス

  • VPC内またはVPC間での到達性を調査する際に役立つ

Amazon Inspector

ソフトウェアやネットワークの露出の脆弱性を管理する

AWS Netwark Manager Rute Analyzer

Transit Gateway間の通信問題を診断するのに役立つ

VPCフローログ

  • pkt-srcaddr、pkt-dasaddrフィールドにより、送信元と送信先の情報がログから確認できる

  • ネットワークトラフィックのメッセージ本文やより具体的なネットワークトラフィックを確認する際は、トラフィックミラーリングを利用する

  • S3、CloudWatchロググループに出力可能

その他機能別

ジャンボフレームMTU

  • IGW、VPN、VPCピアリングは最大1500バイトに制限される

マルチトラフィック

  • VPCピアリング:非対応

  • Transit Gateway:対応

トラフィックの優先順位

  1. 最長プレフィックス

  2. DirectConnect BGPルート

  3. スタティックルート

  4. VPN BGPルート

DNSルックアップ

ポート53 TCPとUDPを許可する必要がある 

SD-WANとAWSを統合

GREやBGPプロトコルを使用してSD-WANに拡張する事ができる

監視サービスの選択

  • リソース間の接続性を確認する場合:VPC Reach Analyzer

  • Transit Gateway自体のルーティングを確認する場合:Transit Gateway Netwak Manager

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