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【雲を目指せ❤️】クラウドサービスとはなんぞや?(後輩向けメモ)

皆さまこんにちは。noteを初めて書いてみます。

・2019/06/25 初版

・2021/06/20改版(2版)

 厳選されたnoteではありませんのでほとんど無償で公開します。どうして、noteに無償で書こうと思ったか?というと正直、自分がまとめたいことが書かれていなかったので自分でまとめたいというだけです。

 僕はとても変わっている部類だと思っています、今こうしていろいろな資料をまとめてやっぱり後輩の子にこういう資料がここにあるということを教えたり、今この市場が伸びているらしいなどを1人で勝手にまとめてしまうところが変わっているなぁとこのnoteを書いてて思いました。

 少し前ですと、インプットしたらアウトプットするという話がありましたが、アウトプットを決めてから、インプットを考えたりこういう資料も入れたほうがいいかななど思いながら書きました。

 今回はクラウドとはなにか?について、自分への復習や後輩に残す意味でも書いてみます。僕自身、至らないところもありますがそこはご容赦ください。

 僕自身が、IT業界にいるため、実際に触ったり周りのエンジニアの方に依頼して、クラウドの中身の設計やの周りのチームに依頼することもあります。 そんな中の人たち(営業、SEの方々)は、大きなくくりで「業界のこと」を知りません(笑)

業界のことを知らない理由は?
 これはいろいろな要因があると思いますが、知ろうとしている人が少ないということ。「そんなことを知らなくても給料はもらえる(苦笑)」という人も中にはいます。
 業界のことを知っても知らなくても給料は変わらないなど有りますので、調べてみました。

 下記の書籍は自分も参考にしました。割と詳し目に書かれていますので入門書籍にはお勧めです。他にもいろいろな書籍を参考にしています。バラバラになった資料をまとめるからこのnoteを書く意味があるかと思っています。

 

1.クラウドサービスとはなんぞや? 

 「クラウドコンピューティングサービス(Cloud Computing Service)」を略した呼び方で、データやアプリケーション等のコンピューター資源をネットワーク経由で利用する仕組みのことです。

会話をしているときにはもっと略されてクラウドということもあります。また、クラウドにも2種類有り、プライベートクライドとパブリッククラウドの2つが存在していますが基本的にはパブリッククラウドと認識してください。


2.クラウドコンピューティング方式

 ユーザーがインターネットなどのネットワークを経由して、外部組織が保有する情報システムから各種の情報処理サービスを受ける。ユーザー側に必要なものは最低限の接続環境とパーソナルコンピュータや携帯情報端末などのクライアント、そしてサービス利用料金です。
 クラウドの利用料は場合によっては、広告などを利用料として徴収し、利用者から直接徴収しない方式も存在します。(例えば、TwitterやFaceBooKは利用者から利用料を請求していません。その代わりに広告料で成り立っています。)
 実際に処理の大半を実行するコンピュータ群(サーバ、ストレージ等)はサービス提供事業者側のデータセンター内に設置されており、それらの資産管理や運用保守などはサービス提供事業者側が実施します。
 ユーザーインターフェースは主にウェブアプリケーションの形式(ブラウザーを利用した操作)で提供されています。最近は、スマホのアプリ、アイコンで提供されることも多いです。

 アイコン化は、他の企業への流出を防止するためかなと思っています。

 1995年のインターネットの商用利用開始直後からアプリケーションサービスプロバイダ等と言った類似形で試行錯誤は行われてきましたが、Javaアプレット等のベンダー固有技術に依存した形式でした。
 2005年に始まるAjaxのブームでウェブアプリケーションに大きな可能性が見出された後、2006年にGoogleのCEOであるエリック・シュミットにより提唱された。

※参考URL: https://www.google.com/press/podium/ses2006.html(August 9, 2006 Search Engine Strategies Conferenceより)

エリックシュミットは以下のように伝えています。
 興味深いのは、新しいモデルが出現していることです。新しいモデルの一部であるためにここにいます。
データ サービスとアーキテクチャが、利用者のパソコンやデータセンターではなく、サービスを提供するサーバー上にある必要があるという前提から始まります。
我々はそのことを「クラウド コンピューティング」と呼んでいます。サービスがどこかの「クラウド」にある必要があります。
 ~


3.クラウドサービスの種類

 クラウドが提供するサービスは、その構成要素から大きく3つに分類される。つまり、SaaSではソフトウェアやアプリケーションまでインストール済みの状態のものが提供されます。

 3-1SaaS(Software as a Service) ソフトウェア、アプリケーション まで構築済みの環境を示します。
 3-2PaaS(Platform as a Service) アプリケーション開発・実行環境、ツール まで構築済みの環境を示します。
 3-3IaaS(Infrastructure as a Service) 仮想マシン、仮装ストレージまで構築済みの環境を示します。

各XaaSを文字で書いても分かりにくいので絵で表現すると以下になります。

SaaSはアプリケーションまでの提供です。ミドルウェアって何か??windowsでいうdllファイルとか開発言語、対象のソフトウェアの生存監視などアプリケーションを動作させるためのライブラリや開発ソフトなどが含まれます。

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4.データセンター・クラウドサービスのマーケット予想(今後のクラウド)

図表1-4-1-5 世界のデータセンター市場規模の推移及び予測(カテゴリ別1)

 〈総務省 令和2年版 〉 レイヤー別にみる市場動向より、クラウドサービスのグローバル時マーケット情報。


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図表1-4-1-7 世界のクラウドサービス市場規模の推移及び予測(カテゴリ別)

 IaaS、CaaSは鈍化がみられるものの、アプリケーション系のPaaSやSaaSは今後も伸びることが期待されています。

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2019年から2020年のクラウドに関するマーケットの伸長

International Data Corporation(IDC)のWorldwide Semiannual Public Cloud Services Trackerによると、IaaS(Infrastructure as a Service)、SISaaS(System Infrastructure Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、SaaS(Software as a Service)を含む世界のパブリッククラウドサービス市場は、2020年に前年比24.1%増の3,120億ドルの収益を記録しました。

市場成長の内訳は以下のようになっています。
IaaS YoY Growth 33.9%
SaaS YoY Growth 24.4% ※System InfraStructure
PaaS YoY Growth 31.8%
SaaS YoY Growth 18.6% ※Application

Total 24.1%

出典元

 https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS47685521

2028年までのクラウド産業の成長率について

  クラウドコンピューティング市場は、世界市場規模について、2020年から2028年にかけて年平均成長率は。19.1%に上るといわれています。ただし、人工知能や機械学習などの新興技術を含めた成長率と言われています。
企業がAI能力を活用できることが前提となります。COVID-19のパンデミックにより、企業、管理者、従業員がリモートワークを選択する傾向が続いているため、最新のトレンドとして浮上しており、長期的にも継続することが予想されます。パンデミックは、最も重要な職場環境の変化の一つを誘発すると予想されます。さらに、パンデミックは、第4次産業革命であるインダストリー4.0を加速させるために、モバイルスーパーコンピューティング、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、AIなどのスマートテクノロジーを活用する企業のあり方にも変革をもたらしています。

出典元

 https://www.grandviewresearch.com/industry-analysis/cloud-computing-industry

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