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clockcrockworkという私の遊び場のロゴのお話

その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない。
It takes all the running you can do, to keep in the same place.

『鏡の国のアリス』- 赤の女王
wikipedia-赤の女王仮説

私の大好きな言葉で、clockcrockworkの精神です。

名前の意味

基本的には完全にアリスっぽさのある語呂の良さの通りに並べた感じです。

clock:時計
一定で進み続ける。決して戻ることはない時間。「時」そのものと違い、ずっとその場に留まり続け鎮座する。進退の象徴にはならない。赤の女王仮説の象徴。

crock:廃人
clockの通りではない、ちょっと一息で隙間時間。進み続けるけれど頑張らない緩い場所、それなのに休憩じゃなくて作る方にシフトした頭の悪い行動と、オタク精神を纏めた。

work:働く
投げ銭を頂いたり、オンデマンドショップの開設をそもそも予定しており、何なら他にも依頼を受けた活動も準備段階。緩いものでありながらワークの形態はとっているので事前に宣言。緩いながらにもしっかり地に足付いた活動を目指しているという流れを持たせている。

clockcrockwork:クロッククロックワーク
大好きなアリス、大好きな赤の女王の発言に基づいた「ちょっと一息、その間にも止まらないアウトプットアカウント」であることをアリスっぽくまとめた。
これで全部説明できちゃいます。
私が私であるために、もっとやりたいことを、もっと好きなことをやり続けたい。
その意志を表したものです。

現代に合わせながらも緩く頑張らないために「ぽさ」だけを重視しました。

フォント

手書きです。文字がどちゃくそに下手な上筆圧が無いから字なんて描いてるとタブレット面に即時負けてしまう生命体としては、何かフォントを使いたかった気持ちがあるし合うフォントが沢山あるのに角丸で角ととげとげしさを省きました。

これは、後述する「コーヒーの湖面と手」にもありますが、文字を角丸にすることで、仕事感を排除しました。

ゴシック体つよい!

フラットなゴシック体を使うかどうかずっと迷ってました。「ちょっと一息」の周りの時間を包括出来てしまう。ゴシック体がカバーできる時間の範囲がめちゃめちゃに広い。私にはきっと扱い切れない。

ゴシック体に対してそんな印象を受けたのが、手書きにした原因です。

結果的に、思いつきでその場で描いたものをそのままロゴにしちゃった感じ、隙間時間っぽさが上手く出たんじゃないかなと思っています。

workのkは時計っぽくしてその間にやってることを表しました。私の時間だ〜!という主張です。

ロゴイメージ

帽子屋が仕事場でコーヒーの入ったマグカップを眺めるイメージ。

マグカップ:ちょっと一息の象徴。
黒い湖面はふとした時に窓が映る。真っ白なそれがなんだか異様に遠く、綺麗に感じる。インスピレーションやアイデアが浮かんでくるチャンス。
仕事中に別のことが思いつくのは勿論、マグカップを持って片手が塞がる。メモを取ることは出来るけど、その場で直ぐその行動に移せないようなイメージ。

コーヒーの水面:とげとげしている。
窓から反射する光をとげとげと描きました。あくまで隙間時間プライベートな空間ぽさを省きたかったので、角ととげとげしさを持たせています。

キーホルダー:個人識別しないといけない場所のマグカップ感&物を作りそうな雰囲気をアピール。
自分で作ったものを自分が使うので、自分が欲しいモノ・自分が作ってこれ他の人にも使えそうだぞってものを出力していく場所であるアピール。
また、個人専用感をマグカップにつけてアピールする必要があるんだ。っていう共有スペース、職場的なプライベート空間ではない雰囲気を持たせたかった。

爪がラウンド型で長い:
仕事に一途でなさそうな感じと、こういうがっちりしたロゴに不釣り合いな雰囲気を持たせたかった。大雑把で時間を掛けためっちゃガチ!ってものは滅多に置かないと思ったので、帽子の鍔とか爪でぐぐぐ~~~って押さえそうな帽子屋みたいな。カッターや鋏をサボりそうな、生真面目ではなさそうな感じ。

手が丸くみっちりしている:
表現したかったのは、手の皮が厚そう・どちらの性別にも見える手だったんだけどただただデブハンドになってしまった気がする。

本体の色は白黒ですが、バックグランドとしてマグカップではこの二色。BOOTHのヘッダーでは赤色を使っています。

アリスっぽさを突き放す・私が一番好きな色ということで、落ち着いたロゴに合わせた色合いにして、メインは赤に。

どの色も冬な色なので、6月スタートのアカウントらしくないですね。

基本的には「力まない」でいくつもりなので、青も力まず赤に揃えた色を使っています。
カラーバリエーションが欲しくて、青を用意しましたが、青ってビジネスチックでとっても広がっていくイメージが強い為、メインで使うつもりはないです。

バックグラウンドに赤や青を流しこむも、文字色を明るくしないとか、赤がメインで画質劣化しやすいSNS投稿をするのとか……。
くそっかすなんですが、これに関してはロゴ自体に注目がいけばよいから深く考えてないです。好き好きで、いいや!くそっかすですね!

ちょっと一息の為に、マグカップ+それを持つ手は決めていました。でも思ったより収まらなくて……。

最初からやらないと決めていたこと

挿絵のように線で影を入れるのは最初から辞めていました。「アリスっぽさ」の上ではジョン・テニエルの挿絵は無視できない存在。ペンがのようなニュアンスのロゴにした方が良いんじゃないかなというのは考えました。

でも「現代のフォーマットについていきたい」ということに則さない。ちょっと一息であってガッツリアンティークではない合わない。と感じたので辞めました。

結果

可愛いロゴができました!&かわいいマグカップもできました!
(宣伝みたいになってすみません)

記事に書いておもいましたがあまりにもまとまりがないですね……。
でもやっぱりこういう考える段階の話を聞くのも私が好きなので、まとめて良かったと思います。

さんざんいった「アリスっぽさ」について考えてみた記事はまたの機会にでも書きたいと思います

clockcrockworkでの活動に活用させていただきます。