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英語多読レビュー:人類と道具の歴史

Hit It! History of Tools 人類と道具の歴史

レベル: 1  YL: 1.4-1.9  総語数: 3315語  WPM: 132wpm

私は、英語の多聴多読をする時、文章を目で追いながら、同時に、その文章を読み上げる音声を聴いています。
(多聴多読の世界では「聞き読み」と呼ばれる方法です)
今まで、Time for Kidsの作品は、YL(読みやすさレベル)が2超えているものを読むことも多く、デフォルトの音声の速度についていけないので、いつも音声の速度を少し遅くして聴いていたのですが、これは、YLが2行かないものだったおかげか、はじめて、標準の速さのままでついていくことができました。
といっても、すべての文章が1度読んで理解できたという意味ではありません。
文章を読み終え&音声を聴き終えたあと「この文、ちょっと何言ってるかわからない」ってなる時がぽつぽつありました。

(多聴多読では、読んでいて100%理解できなくても、だいたい70%から80%ぐらい理解できていれば良いと言われています。
なので、途中でいくつか分からない文章が出てきても、そのまま読み進めるルールなのです)

知らない単語が出てきて分からなかった時もあるし、知っている単語ばかりのはずなのに、文の意味がストンと入ってこないこともあります。
そういう状態がぽつぽつあると、自分がその本を70%から80%ぐらい理解できているのか?も不安になってくるのですが、読み終えた後の理解度クイズに正解できているので、まあ大丈夫だろうと思う事にしています。
(私が使っている多聴多読用のサイトでは、作品ごとに、作品の内容について英語で聞かれて英語で答えるクイズが3問出題されます。
読んだ後にクイズに答えなくては…と思うと、内容を理解しようという良い意味の緊張感・集中力が生まれるので、とても良い仕組みだと思います)

今回の作品は、人類が誕生してから、どんな道具を生み出し、利用して来たか、というお話や、人類以外で道具を用いる動物の紹介などが書かれていました。
動物や歴史のドキュメンタリーが好きなら、大人も子供も楽しく読める作品だと思います。

※大人の英語初級者におすすめ


シリーズ: Time for Kids Nonfiction Readers
出版社: Teacher Created Materials
著者: Dona Herweck Rice

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