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実際、金への投資ってどうなの?

金投資とは、貴金属の金(ゴールド)に投資する方法で、具体的には「金地金」「金貨」「純金積立」「金投資信託」「金ETF」といった方法で金に投資できます。

金の価値は昔も今も世界各国で認められており、世界中で換金できることから、金は投資の対象として優遇さてきた歴史もあります。

なお、金投資には株の保有中にもらえる「配当」や、投資信託の保有中にもらえる「分配金」といったものはありません。金投資では、金そのものの値上がり益でしが利益が出せません。また、金を売却したあとの税金にもいくつかのパターンがあるため、注意が必要です。

金(ゴールド)の強み。

有事に強い

金は希少価値があるため、有事の際に買われる傾向にあります。近年は世界を揺るがす有事が多く発生しています。こんなとき、投資家は安全資産として金を買います。たとえば株など、他の金融商品の価格が下がったとしても、金の価格は上昇する傾向のため資産が守れるのです。

インフレに強い

金はそのものに価値がある実物資産ですから、インフレによって値上がりする傾向があります。インフレとは、物の値段が上がり、お金の価値が下がること。

日本でも近年、インフレが進んでいます。総務省によると、2023年の消費者物価指数は天候等による価格変動の大きい生鮮食品を除いた「生鮮食品を除く総合」の指数で前年比+3.1%となっています。事実、買物の時に値上がりを肌で感じる機会も増えました。

インフレになると現金や預貯金の価値は目減りしてしまいますが、金価格はインフレに応じて上がる傾向があるため、インフレによる資産減を防げる可能性の高い資産の一つです。

世界で一定の需要がある

金は世界中で需要のある金属です。金は美しい輝きを放ち続けるため、指輪やネックレスなどの宝飾品に活用されています。そのうえ、加工しやすく錆びにくく熱や電気をよく通すため、スマホなどの電子部品としても利用されています。また、金に投資して富を蓄える役割も果たしています。加えて、金は自然の鉱物ですので、埋蔵量に限りがあります。したがって、金の価値がすぐになくなることは考えにくいでしょう。

次に金(ゴールド)のデメリットをご紹介します。

利息や配当はつかない

金投資では、銀行預金の利息、株式の配当、投資信託の分配金といったものはありません。金投資で得られる利益は、あくまで金価格の上昇による値上がり益のみです。ここが大きなデメリットになります。

先ほどもお伝えしたように、株式投資であれば、配当や分配金が存在します。不動産投資であれば、家賃収入などがあります。

ただ、金に関していえば「高く売る」という方法でしか利益を得ることができない。また、どのタイミングで高く売れるかを予測するのはプロの投資家でさえ難しいことです。

また、盗難や損出の恐れもある点も気をつけなければいけないところです。

結論、金(ゴールド)への投資は、初心者向けではなく上級者向け。
また、資金にかなりの余裕がある場合のみ投資することをおすすめします。

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