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他の中銀とは違うのだよ!って予防的な考えがないRBA 24/9/24

Yan氏で~す。
インパクト!!!

ではダイジェストです。

  • オーストラリア準備銀行(RBA)は政策金利を据え置き、市場の利下げ期待を裏切った。

  • RBAはインフレ抑制を最優先とし、タカ派的な姿勢を維持しているが、利上げについては議論されなかったため、やや緩和したと解釈されている。

  • 市場はRBAの決定に失望し、豪ドルは下落、金利先物市場では年内利下げ確率が上昇した。

  • 専門家は、RBAはインフレ抑制を重視しており、利下げは来年以降になる可能性が高いと指摘。

  • 25日発表の8月インフレ統計が注目されており、総合インフレ率は鈍化が見込まれるが、コア指数は高止まりする可能性がある。

  • RBA総裁は、インフレ率が目標レンジ内に持続的に収まるまで政策緩和を急がない方針を示唆。

  • ニュージーランドでは雇用信頼感が低下しているが、KiwiSaver基金は好調。

  • 豪ドルは中国経済のテコ入れ期待から底堅い動きを見せている。

  • RBAの声明文はタカ派的だが、会見はハト派的に感じられ、市場は利上げの可能性を織り込んでいなかったため、豪ドルが売られた可能性がある。

  • 今後の金融政策は、インフレ動向や経済指標次第となる。

  • オセアニア通貨は中国経済の影響を受けており、中国経済の減速懸念が高まれば、売られる可能性がある。

記事を書いての感想
今回のRBAの決定は、市場の期待を裏切るものでした。
市場は利下げを期待していたようです。記事を集めると直前で銀行は諦めたのが解りますが、市場参加者は据え置き決定により失望感が広がっています。
そんなことお構いなしにRBAはインフレ抑制を最優先としており、タカ派的な姿勢を維持していますが、配慮したのですね。利上げの話はしていないとか10年金利を下げるような発言も盛り込んだのではないかと思います
 今後の金融政策は、インフレ動向へ、つまり私の想定通り明日のCPIになります


では本文です

今日はニュジーの情報は後です。

今日は先に、オーストラリアになります。

さっそくタイムラインから

RBAは金利据え置き、市場は失望気味

オーストラリア準備銀行(RBA)は9月の会合で政策金利を4.35%に据え置きました。市場では利下げを期待する声もありましたが、RBAはインフレ抑制を優先し、据え置きを決定しました。

主なポイント

  • RBAの声明文はタカ派的: インフレ率が依然として目標を上回っており、目標達成には時間がかかるとの見通しを示しました。

  • 会見はハト派的: ブロック総裁は、利下げの可能性を完全には排除せず、今後のデータ次第では政策変更もあり得ることを示唆しました。

  • 市場は失望: ASX200指数は小幅下落し、特に金融セクターが下落しました。

  • 専門家の見解: HSBCのエコノミストは、RBAがインフレ抑制を重視していることを強調しました。

その他

  • オーストラリアの主要貿易相手国の成長は緩やかで、インフレ抑制の進捗はまちまち。

  • オーストラリアの金融状況は依然として厳しいが、以前の評価ほど厳しくはない。

  • オーストラリアの国内需要は、2024年初頭は予想よりも堅調だった。

  • 労働市場は依然として逼迫している。

  • 基調的なインフレ圧力が高まり、インフレ率が目標値に戻るのが遅れると予想される。

  • 国内見通しに対するリスクは、概ね均衡していると評価されている。

  • RBAは、インフレが目標に戻るのを支援するために、現金レートを据え置くことを決定した。

タイムラインから考えるまとめ

RBAはインフレ抑制を最優先とし、金利を据え置きました。市場は利下げを期待していたため、やや失望感が広がっています。今後の金融政策は、インフレ動向や経済指標次第となるでしょう。

国内の反応は最悪なようです。それほど苦しい状況なのかと勘繰ってしまいます

関連した記事をいくつか

この記事は、オーストラリア準備銀行(RBA)がインフレと失業に関する時代遅れの理論に固執していることを批判しています。RBAは、インフレを抑制するためには一定水準の失業が必要であるという考えに基づいて政策を決定していますが、この理論は過去のデータによって裏付けられていないと著者は主張しています。
 具体的には、1970年代から1990年代にかけて、インフレと失業は同時に進行しており、フィリップス曲線と呼ばれる逆相関関係は存在しなかったと指摘しています。にもかかわらず、RBAはNAIRU(非加速的インフレ失業率)という概念を用いて、インフレを抑制するために意図的に失業率を上昇させようとしていると批判しています。
 著者は、RBAがこのような時代遅れの理論に頼るのではなく、現実の経済状況に基づいた政策決定を行うべきだと主張しています。

次です

オーストラリア準備銀行(RBA)は、政治的な圧力にもかかわらず、金利を4.35%に据え置きました。これは、インフレ率が依然として目標範囲を超えており、高止まりしているためです。

RBAは、インフレが目標範囲内に持続的に収まるまでには、まだしばらく時間がかかるとの見通しを示しています。

市場では早期の利下げを期待する声もありましたが、RBAの決定により、その可能性は低くなりました。

専門家の間では、オーストラリア経済の状況は特殊であり、インフレがさらに悪化する可能性もあるため、2025年まで利下げは行われないという見方が出ています。一方、政府支出の増加がインフレ圧力を高めているとの指摘もあり、政府支出の抑制が必要との声も上がっています。

声明文を見直します

オーストラリア準備銀行(RBA)は、インフレ抑制を優先し、政策金利を4.35%に据え置き

  • インフレ率は依然として目標を上回り、高止まりしている。

  • 経済見通しは不透明で、インフレの上振れリスクと経済活動の減速リスクが共存。

  • 労働市場は緩和傾向にあるものの、依然として逼迫している。

  • 海外経済の不確実性も高い。

RBAのスタンス

  • インフレ抑制が最優先事項。

  • 政策金利は、インフレが目標範囲内に持続的に収まるまで、十分に引き締めた状態を維持する。

  • 今後の政策は、データとリスク評価の進展に基づいて判断する。

ポイント

  • RBAは、インフレ抑制を最優先とし、利下げには慎重な姿勢を維持。

  • 経済見通しは不透明で、今後の政策はデータ次第。

  • 市場では利下げ期待があったが、据え置き決定により失望感が広がる可能性。

そして会見動画です

金融政策決定会合の議事録要約

全体的な評価

過去2日間の議論は非常に生産的だった。8月以降の情報は、前回の会合後の見通しを大きく変えるものではない。主要な判断やリスクについては、6月の国民経済計算、一連の労働力統計、毎月のCPI指標、海外動向、企業やコミュニティグループとの意見交換などを踏まえ、将来の見通しについて議論を継続してきた。

インフレ動向

インフレ率はオーストラリアと海外の両方で2022年のピークから大幅に低下している。サプライチェーン問題の解決、エネルギー価格の緩和、金融政策もその役割を果たしているが、インフレ率はまだ目標を上回っており、基調インフレ率の低下に向けた進捗は鈍化していることが判明しており、インフレ率は今後も緩やかなままとなる可能性が高い。

労働市場

需要の水準は経済が財やサービスを供給する能力を上回っているが、労働市場のギャップは縮小しつつあると判断している。労働市場はまだ緩和しているものの、比較的好況な状況が続いており、先週も雇用は堅調な伸びを示した。一部では雇用市場の過熱加速を懸念しているが、最新データによると、雇用は引き続き増加しており、解雇率は非常に低いままとなっている。今後の指標では、雇用の一部が緩和されるものの、賃金は上昇を続けており、一部の企業にとって労働力の確保が依然として若干の制約になっているという話を今でも耳にする。賃金上昇率はピークを過ぎているが、依然として高い水準にあり、生産性上昇率との関係では、しばらく低調が続いている。生産性上昇率の低迷が重い課題となっており、経済の供給能力の成長に基づくもので、生産性の伸びが高かったシナリオと比較して生産性の伸びが弱いほど、財のインフレがほぼ正常に戻っているにもかかわらず、需要と供給の間のギャップが埋まるまでに時間がかかり、したがってインフレが目標に向かうまでに時間がかかることを意味する。

住宅市場

住宅価格の強力な成長は、持続的な需要と新規住宅不足の組み合わせによって支えられている。供給はあるが、建設と家賃の伸びペースはやや鈍化している。

GDP成長率

6月半期のGDP成長率は0.2%と非常に抑制されており、8月の声明と一致している。家計消費が予想を下回ったことが原因で、同半期の民間内需は減少した。6月半期の国民経済計算やその他の最近のデータは、短期的な経済活動の見通しが8月の予測よりも若干難航していることを示唆している。8月の銀行取引データに基づくと、消費支出が回復する初期の兆候はあるものの、これは全体的に非常に暫定的なものであり、今年上半期の勢いは予想よりも弱く、最近の指標からの状況はまちまちで、消費の伸びが続く可能性があるリスクがあることを示唆している。

金融政策

金融政策は、依然として予測よりもやや長く抑制されているが、最近のデータはややまちまちだったことに同意できるものの、全体としては、制限的な金融政策スタンスを維持し、上振れリスクに引き続き警戒する必要性を裏付けている。インフレに関しては、利下げを決定する前に、インフレが目標に向かって持続的に推移していることを確信する必要があるため、基調的なインフレが目標に向かって戻ってくる進捗状況を確認する必要がある。

追加の質疑応答

  • 利上げの可能性:今回の会合では明確に検討されなかった。議論は、8月以降に何が変わったのか、そして金利を上げるか下げるために何を確認する必要があるのかに焦点を当てていた。

  • 政府のインフレ対策:政府はインフレを下げるために多くのことを行っているが、準備銀行はそれが逆効果で良くないことを自分たちの顔にぶつけているだけだという意見に対しては、金融政策はインフレ率を下げる狭い道を維持することが最優先事項であると考えているとコメント。

  • 準備銀行の独立性:最近の発言は準備銀行の独立性を損なうところまで来ているという意見に対しては、インフレ率を下げることが国民への圧力を緩和するためにできる最も重要なことだからだとコメント。

  • オーストラリア準備銀行の改革:現在の政治環境では二重理事会構造になっているため、政治には関与しないつもりだが、議会に提出されている法案があり、興味深いことに、それについて少し議論が行われているとコメント。

  • 世界情勢と金融政策:アメリカ、カナダ、イギリス、欧州、ニュージーランド、そして恐らく中国でも金利が低下しているが、オーストラリアは国内状況に合わせて金利を設定でき、変動金利と為替レートがあるため、ここの経済状況は海外とは少し異なる可能性があるとコメント。

  • 企業の価格設定行動:企業による価格マージンの維持と価格つり上げ戦術を非難しているが、その考えを再考する時が来たと思うかという質問に対しては、この件についてコメントするつもりはないと回答。

  • 生産性向上:生産性向上は、インフレ問題に対処するだけでなく、需要がどれだけ早く実行できるかにも関係があるため重要だが、生産性について何もできない、生産性の面で物事が上向き始めることを否定しているとコメント。

総論としては

全体として、金融政策決定会合では、インフレ率を目標に戻すために、引き続き制限的な金融政策スタンスを維持する必要があることが確認された。労働市場の状況や海外動向などを注視しつつ、今後のデータに基づいて適切な政策判断を行っていく方針である。


これで、売られるオーストラリアドル考え方によっては、材料出尽くしと思われます。これ以上の利上げはない。経済減速期なので、いずれRBAも利下げするだろう。ただ今ではないの解っています。中国の景気減速が盈虚うしているのではないかと思います。

ところが、この記事です
国内の世論とかもバランス良くとった内容です。

ANZ-ロイ・モーガン消費者信頼感指数:小幅上昇も依然低水準

  • 消費者信頼感指数は0.8ポイント上昇し84.9となったが、依然として85を下回り、1990年代の不況期以来の低水準が続いている。

  • 上昇の主な要因は、経済見通しに対する家計の信頼感の改善であり、これは好調な労働市場データに起因する可能性がある。

  • 現在の財務状況に関する評価は悪化傾向にあり、「悪くなった」と答えた人は48%で変化なし、「良くなった」と答えた人は23%と1ポイント増加した。

  • 将来の金融情勢に対する見方は、依然としてわずかにプラスの領域にある。

  • 短期的な経済信頼感は改善し、今後12か月間のオーストラリア経済が「好況」になると予想する人は10%、31%が「不況」を予想している。

  • 中期的な経済信頼感も改善し、今後5年間でオーストラリア経済が「好況」になると予想する人は13%、19%が「不況」を予想している。

  • 購買意欲はほとんど変わらず、22%が今は主要な家庭用品を「買うのに良い時期」だと答え、49%が「悪い時期」だと答えた。

  • ANZのエコノミストは、信頼感の上昇は労働市場の好調さによるものであり、失業に対する懸念が和らいだと指摘している。

このレポートのまとめ

消費者信頼感は小幅に上昇したものの、依然として歴史的な低水準で推移しており、経済見通しに対する楽観的な見方と、現在の財務状況に対する悲観的な見方が混在している。労働市場の好調さは信頼感を支えているが、インフレや金利上昇の影響で消費者の購買意欲は依然として低い。

インフレからの金利上昇を認めてから、消費者の購買は低いとまとめています。これは何を意味すのでしょうか、
明日のANZ-ロイ・モーガン消費者信頼感指数:小幅上昇も依然低水準

  • 消費者信頼感指数は0.8ポイント上昇し84.9となったが、依然として85を下回り、1990年代の不況期以来の低水準が続いている。

  • 上昇の主な要因は、経済見通しに対する家計の信頼感の改善であり、これは好調な労働市場データに起因する可能性がある。

  • 現在の財務状況に関する評価は悪化傾向にあり、「悪くなった」と答えた人は48%で変化なし、「良くなった」と答えた人は23%と1ポイント増加した。

  • 将来の金融情勢に対する見方は、依然としてわずかにプラスの領域にある。

  • 短期的な経済信頼感は改善し、今後12か月間のオーストラリア経済が「好況」になると予想する人は10%、31%が「不況」を予想している。

  • 中期的な経済信頼感も改善し、今後5年間でオーストラリア経済が「好況」になると予想する人は13%、19%が「不況」を予想している。

  • 購買意欲はほとんど変わらず、22%が今は主要な家庭用品を「買うのに良い時期」だと答え、49%が「悪い時期」だと答えた。

  • ANZのエコノミストは、信頼感の上昇は労働市場の好調さによるものであり、失業に対する懸念が和らいだと指摘している。

このレポートの総意

消費者信頼感は小幅に上昇したものの、依然として歴史的な低水準で推移しており、経済見通しに対する楽観的な見方と、現在の財務状況に対する悲観的な見方が混在している。労働市場の好調さは信頼感を支えているが、インフレや金利上昇の影響で消費者の購買意欲は依然として低い。

明日の加重平均消費者物価指数 8月分が注目なんですが、

これが悩ましい。予想では2.80%となっています

豪 加重平均消費者物価指数 前年比

これよりも下だとしても前月が3.50%。予想通りに2.8%だとしても、最低でも次月が3.3%以下にならないといけない状態です。

今日の会見を聞いていると、RBAの面々は、明日の加重平均CPIの重要度は解っているはずです。それで、あの物言いは、上振れを示唆しているのではないかと思えてならない

予防的な利下げという結論ができないのはなぜか?
ある程度の予測が明日解ります。
そして、日程が悪いオーストラリア経済指標
10月1日に8月分の小売り売上が発表です

AUDUSDは50PIPS動きました
利下げをした通貨。まだインフレ退治中の通貨
それでもUSDが買われました。オージー買いの押し目なのか
それとも、材料出尽くしでなのか



ではニュージーランドです


経済指標はありましたが、国内ニュースで解説します
国内ニュースから
いつものRNZから

雇用信頼感がパンデミック以来の最低水準に低下しています。これは、職を見つけるのが難しくなっているという認識が広がっているためです。求人数の減少や雇用喪失が影響しており、特にオークランドとウェリントンで信頼感が大きく低下しています。これは、民間部門が雇用市場の痛みの大部分を負っていることを示しています。

経済の長期的な減速と低金利の効果が現れるまでの時間差が、雇用信頼感の低下に繋がっていると考えられます。

こんな状態で、どうしてNZDが強いのでしょうか。
牛乳が売れているからでしょうか?。

次です

iwiSaver基金、過去4年で最高成長も引き出し増加

KiwiSaver基金の運用資産総額は、投資収益の増加により、過去4年で最速のペースで成長し、1000億ドルを突破しました。しかし、退職金、住宅購入、困窮、国外脱出などの理由で引き出す人が増えています。

FMAの年次KiwiSaver報告書によると、2024年3月までの1年間で、貯蓄額は936億ドルから1118億ドルに増加しました。投資収益は131億ドルで、拠出金をわずかに上回りました。

貯蓄のほぼ半分は成長ファンドに投資されており、3年間で2倍以上に増加しました。これは、KiwiSaverの長期的な性質に対する投資家の安心感の高まりと、新規加入者へのデフォルト設定の変更が影響しています。

一方で、厳しい経済状況を反映し、困窮時の引き出し額は60%増加、初めての住宅購入のための引き出し額も3分の1増加しました。

FMAは、拠出金を支払っていない会員の数を削減し、流動性リスクの改善にも取り組むとしています。

ちなみにKiwiSaverは、ニュージーランド政府が後援する任意加入の退職貯蓄制度です。

特徴

  • 民間企業が運用: 政府が管理するのではなく、認可を受けた民間企業(KiwiSaverプロバイダー)が提供する様々な投資ファンドから、加入者が自分の投資目標やリスク許容度に合わせて選択します。

  • 政府の奨励策: 加入を促すため、政府は加入者に対して税控除や雇用主からの拠出金、さらには初回加入時に1,000ドルの一時金を支給するなどの奨励策を提供しています。

  • 幅広い利用目的: 退職後の生活資金の準備だけでなく、初回住宅購入の頭金や、重大な病気の場合の資金引き出しなど、様々な目的に利用できます。

政府の役割

  • 制度設計と監督: 政府はKiwiSaver制度の枠組みを設計し、金融市場局(FMA)を通じてプロバイダーの活動を監督しています。

  • 奨励策の提供: 上述のように、政府は様々な奨励策を通じてKiwiSaverへの加入を促進しています。

  • デフォルト・プロバイダーの選定: 自動加入の対象となる新規雇用者向けに、デフォルトで加入するKiwiSaverプロバイダーを選定しています。

KiwiSaverは、政府が後援し、民間企業が運用する任意加入の退職貯蓄制度です。政府は制度設計や監督、奨励策の提供などを通じて、国民の老後資金準備を支援しています。

先の記事とこの記事を合わせても、明るい話題ではないですが、KiwiSaveは運用うまいですね。一体どこに投資しているのでしょうか?ポートフォリオを見てみたいです

ではこのチャート

全脂粉乳 先物

9月に入りあがっていません。このまま行くと、9月に牛乳価格が上がらないと10月も同じになる時が多いので、NZDの上値も限定的ではないかと
加えて、国内経済は苦しいので、利下げ。利下げが追い付くには時間が掛かります。やはりNZDは売りでいいのではないかと思案します。


今日はシドニー概況はありません
変わりにロイターが今回の政策金利の記事を出しています

オーストラリア準備銀行は、政策金利を12年ぶりの高水準である4.35%に据え置きました。これは市場の予想通りの結果でした。

中銀総裁は、利上げについては議論されなかったものの、短期的な利下げの可能性も排除しない姿勢を示しました。これは、これまでのタカ派的な姿勢からやや軟化したと受け止められています。

市場では、金利据え置きが続くとの見方が大勢を占めていました。これは、基調インフレ率が高止まりしていることや、労働市場が好調であることが背景にあります。

中銀は、インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要があるとし、インフレ率が目標範囲に向かって持続的に推移していると確信するまで、政策は十分に制限的である必要があると述べています。

市場は、25日発表の8月のインフレ統計に注目しています。政府による電気料金値下げで総合インフレ率は鈍化する可能性が高いですが、コア指数は引き続き根強いインフレを示す可能性があります。

中銀総裁は、インフレ率が目標レンジ内に持続的に収まっていることを確認するまで、政策緩和を急がない方針を示唆しました。

全体として、今回のオーストラリア準備銀行の決定は、タカ派的な姿勢をやや緩和したものと受け止められています。しかし、インフレ抑制に対する警戒感は依然として強く、利下げには慎重な姿勢を維持しています。今後の金融政策の方向性は、インフレ動向や経済状況を注視しながら判断されることになります。

ロイターの見解でも、明日のCPIです
RBNZも強気態度から急に崩れました。しかし状況が違うのも解ります
オーストラリアの強さは第三次産業なのでしょうね

前から行っていますが、CPI大注目です

今日のまとめですね
 何もしないつもりでしたが、声明文がどちらとも取れない内容で、会見がハトに感じました。
 GBPAUDのロングを仕掛けたのですね。
途中までは良かったのですが、ピラミッティングなんてやったらそれが全部マイナスで、先ほど損切ましたね(笑)。
3万で済んだから良かったのです。
戻るかもしれませんが、この記事を書いていて思ったのが、これ、明日のCPIは上振れの要素があるのかもしれないと思った次第です。
 どちらにしても思案とは違う、動きだったのでトレードを終えました

市場は、織り込んでいて、結果ではなく、単にオージーを売りたいだけと思ったのですが、どうやら、利上げの検討をしなかったのがネックなようです
大人しく明日のCPIを見ます

そんな感じです

あとがき
それにしてもオセアニア通貨が崩れません。中国の影響ですね。経済テコ入れで買われるってことは逆を解せば、弱い経済だからテコ入れなので、ちょっと弱含みすれば、売られるってことですね
その当りを考えていないといけない

以上です
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