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【注目業界5選】地方×副業で自分らしい働き方を実現

みなさんこんにちは!コラム担当のあらぽんです。
リモートワークの普及によって、働き方が1つの場所にとどまらない、多様な場所で活躍できるような時代となり、副業への関心が高まっています。そんな中、地方で注目されている業界とは一体何なのでしょうか。本記事では、地方での副業として注目される業界について紹介します。

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1.地方での副業とは

地方での副業とは、都市部企業の副業募集ではなく、地方中小企業や自治体が募集する副業を指します。近年、労働力不足を補うために地場の人材を活用する以外の方法として、都市部で働く人材を「副業人材・外部人材」として関わってもらう取り組みが注目されています。

「地方 副業サイト」と検索すると、Skill Shift(スキルシフト)やふるさと兼業、Loino(ロイノ)、lotsful(ロッツフル)、サンカクなどがあります。もちろん、弊社のOtanomi(オタノミ)も地方副業サイトの一つです。

1企業が募集するだけではなく、市や自治体が主体となり、地場の企業を集め、「●●市の副業募集特集」のように地域が一体となって副業人材を募集する取り組みも増えています。

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■市や自治体が主体となっている具体的な事例について

(1)富山県南砺市
富山県南砺市では、「南砺市『副業』応援市民プロジェクト」という取り組みをしています。
具体的には、市役所や商工会議所と副業サイトのSkill Shiftが連携協定を結び、南砺市に副業人材が関わることで関係人口の創出につなげることを目的としているものです。

南砺市商工会が抱えている課題は、事業拡大のノウハウやスキルを持つ高度人材が地域に少ないこと。また、それら人材を継続雇用する企業体力も不足していること。
南砺市全体として抱えている課題は、Uターン促進につながる良質な関係人口の創出。それから、継続的に南砺市と関わり、南砺市のファンとなる応援市民を増やすこと。
その課題に対して、地方副業サイトのSkill Shiftは、キャリアアップや良質な経験機会を得たい都市部人材と、人材不足の地方企業を「副業」でマッチングさせるお手伝いをしています。
(参考:https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=20125)

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(2)京都府北部地域の5市2町
京都府北部地域の5市2町では、「『海の京都』未来共創ネットワーク」という取り組みをしています。

具体的には、京都府北部地域の5市2町の商工会・商工会議所と京都北都信用金庫が連携協力して、域内企業の経営課題解決支援を行うための地域プラットフォームを確立しました。新しいことに取り組む際に、「知識、アイデア、スキル、ノウハウ」を副業人材を活用することで課題解決に導いてもらうこと、そして副業人材を確保する支援を目的としています。
(参考:https://www.uminokyoto-mirainet.go.jp/)

このように、市全体で取り組んでいたり、近隣エリアの市町村同士がタッグを組んで取り組んでいたりと、各地方自治体によってさまざまなプロジェクトが行われています。

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2. 地方での副業に関する調査結果

地方での副業に関する調査によると、都市部にいる人材で、地方への副業を希望している人は、リモートで対応できる柔軟性がある仕事に興味を持っています。その他、「新しい環境に触れたい」「将来的には地方に移住したい」「本業とは異なり、副業・兼業ではチャレンジしたい」「地方でチャレンジしたい」など、環境を変えて地方でチャレンジをしたいと思っている声も上がっています。
地方企業で副業人材として関わった方の約6割がその地域に愛着を持ち、約5割の方は移住や2拠点生活の意向があるといった調査結果も出ています。知らないだけで関わってみるとその地域の魅力に気づけたり、自然と好きになっていくのだと思います。今の環境を変化させることは、スキル面の成長だけではなく、心境の変化やライフスタイルの変化へもつながることが分かります。

また、他の調査結果として「1つの募集案件に対し、8倍もの副業希望者が登録者されている」ということも起きており、都市部に比べて求人数が少ない割には競争率が高いという特徴があります。

このような状況の背景として、
<1>収入アップを目的としない副業希望の高まり
<2>地域おこしの人気
が挙げられます。

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3.副業の目的や人気の傾向

<1>収入アップを目的としない副業希望の高まり
近年、収入アップのために副業をするというニーズだけでなく、「自身のスキルアップ」「外で挑戦してみたい」「つながりをつくるため」などを目的に副業を希望する方が増えています。

これは、新しいサービスが生まれては消え、サービスが陳腐化する速度が速まり、大手であってもいつ経営状態が悪化するか分からない時代であり、終身雇用で1社のみの経験で社会人を終えるのではなく、転職が当たり前になった時代という背景も大きく起因しています。

「会社に依存するだけでなく、自身が安定的にいつの時代でも生き抜くために」リスキリングと呼ばれる学び直し機会が注目されたり、自身のスキルアップを目的に副業を始めるといった動きがみられています。

<2>地域おこしの人気
あるサイトの調査では、人気の副業ランキングの1位は事務、2位は地域おこし、3位は動画編集、といったデータが出ています。「本業は都市部で仕事をし、副業で地元への貢献する」という働き方もリモートワークの浸透で可能になりました。
また、ワーケーションと言われる旅行をしながら平日昼間はリモートで働くといったようなサービスが増えてきています。

その地域の活性化などに貢献することができるため、地域おこしに携わることはやりがいや自己実現の一つの手段となります。自然に囲まれた環境で働くことで、ストレスフリーな職場環境が期待できることも魅力的だと言われています。

自然環境や文化を体験できる地方は、暮らしや農作業などの体験を通して、都市部とは違う魅力を再発見できるという点が、地域おこしの人気の理由の一つとも言えるでしょう。

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4.地方で注目される副業業界5選

地方で注目される副業業界を5つ紹介します。

【1】農業

近年、地方で農業に携わる人が増えてきています。農業には初めてでも参入しやすく、地方の特産物を活かした商品を作ったり、直売所で販売することができます。また、家庭菜園を始める人も増え、ネーミングやオリジナルのシンボルマークを考えるなど、創造的なアイデアが求められることも魅力の1つです。

実際に農業副業が行われている事例をご紹介します。

【青森県弘前市のりんご農園で市の職員が農業副業】
・課題:農家の3割が人手が足りていない
・施策:市の職員に副業で収穫作業を手伝ってもらうように呼びかけ
・結果:りんご農家で副業した職員は2021年は34名、2022年は12名でした。
   時間や場所など条件があえば副業したいという職員は増えているそうです。

今年から国が本格的に取り組んでいるのが、産地同士で※「補助労働力」の人手を融通しあうのを促す「産地間連携推進事業」。
これは、収穫など作業のピークは産地によって異なりますが、繁忙期のずれを利用して、作業が落ち着いている地域の「補助労働力」の人たちに、忙しい産地に応援に行ってもらいやすくしようと、国が必要な交通費や宿泊費の一部を支援する取り組みのことです。昨年も各地でこの取り組みの動きが見られています。

その他、民間企業でも産地を手助けする取り組みがされています。
・旅行会社:旅行と農作業を組み合わせた「アグリワーケーション」の商品を販売
・航空会社:社員研修として農業現場に派遣
など、農業現場の「関係人口」を増やす取り組みが官民挙げて進んでいます。

※「補助労働力」について:収穫や袋詰め、運搬などの作業を行う人たちのこと。
(参考:https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/475571.html

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【2】フリーランス

地方へUIターンをする選択肢として、フリーランスの働き方はここ最近注目を集めています。フリーランスの最大のメリットと言われるのは、精神的ストレスが少ないことです。また特徴である、好きな場所で好きな時間に働ける自由度の高さを活かし、新しい環境で仕事を始められるフリーランスの副業は今後も増えていくと考えられます。

仕事の探し方については、主に2つになります。

1つ目は、フリーランスエージェントサイトで案件を探すこと。
主なサイトは、クラウドワークス・ランサーズ・Anycrew・ココナラ・ITプロパートナーズなどがあります。探し方はクラウドワークスなどの総合サイトから探すほかに、営業やエンジニア、デザイナーなどお持ちのスキルによって、専門的な案件を取り扱うサイトから見つけても良いかと思います。

2つ目は、人脈営業を行うこと。
人脈づくりのために地域のコミュニティに積極的に参加をして交流を深めていき、きっかけづくりを行います。最初は苦戦するものの、人づてに評判が広がっていけば、案件の獲得がしやすくなるでしょう。

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【3】美容関連

美容師やネイリスト、エステティシャンなど、美容に関する仕事は都市部に比べて求人が少ない一方で、需要があるため、地方での副業にも注目されています。

美容師を例にとると、地元へUIターンで移住したのち、開業や独立を考えている方が多いようです。そんな方へ、自治体がUIターンした方向けのサポートとして、家賃補助を行っているところがあります。
また、開業者向けのサポートもあったりするので、条件などを調べて地域を選んでもいいかもしれません。

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【4】 WEBライティング

WEBライティングは、仕事が多岐にわたります。地方の観光地の紹介特産品のPR、検索エンジンのランキングアップに目的を持つSEOライティング、小規模なネットショップの商品紹介文など、紙媒体にとらわれない仕事が増加しています。

地方はWEBライティングができる人が不足しているため、案件が獲得しやすいと言われています。スキルとして身につけることができれば、WEBライティングとして活躍することもできるでしょう。

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【5】介護

日本全体の課題ではありますが、地方は特に高齢化が進んでおり、介護職員の不足が問題視されています。介護業界には、資格を取得することで比較的簡単に参入できるため、介護業界での副業としても注目されています。

取得するべき資格としては、「実務者研修」、「介護福祉士」、「介護支援専門員(ケアマネージャー)」があげられます。

また、都市部と比較して地方は介護職員の数が少なく、その分キャリアアップできるチャンスがあります。人口の多い都市部よりも介護職の採用率は高く、希望している職場で働ける確率も上がると言えます。地方によっては、都市部よりも賞与額が高いため都市部に住んでいた時よりも余裕のある生活ができる可能性もあるでしょう。

5.まとめ

今回ご紹介した注目業界の中でも、特に農業副業は地方ならではのユニークな副業の一つかと思います。初めての方でも参入しやすい特徴があるので、何か地域のために行動を起こそうと始めるなら農業副業は入りやすいでしょう。
地方で副業することは都市部で働くのと比較して、「生活費が安いことから出費を抑えられる」、「通勤ストレスがない生活ができる」、「過ごしやすい環境を確保することに期待ができる」など、生活の質を重視した暮らしができます。
また、地方で挑戦することは、地域貢献につなげることも期待できます。自身のスキルを活かせるチャンスにもなり、さらに自信へとつながっていくのではないでしょうか。自分の専門的なスキルや趣味・興味を活かして、副業を始めてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございます!
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