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地方副業の意外な落とし穴-気を付けるポイントを解説-

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みなさんこんにちは、Otanomiコラム担当です。

地方副業にはさまざまなメリットがあることが知られており、多くの会社員も地方副業をしていますが、注意点も存在するため、しっかりとメリットとデメリットの両面を理解しておくことが大切です。

注意点を理解していないまま地方副業を始めてしまうと、大きなトラブルに発展する可能性もあるため注意しましょう。

本記事では、地方副業をする注意点について詳しく解説します。



地方副業をする注意点とは?

地方副業をする注意点は以下の通りです。

● 出社が求められる仕事もある
● 確定申告が必要になる場合がある
● 就業規則によって禁止されていないか確認する
● 本業とのバランスが崩れないような業務を選ぶ
● 希望通りの報酬でないこともある

それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。


1.出社が求められる仕事もある
地方副業は完全リモートで参加できるプロジェクトも多いですが、なかには月1や週1などの頻度で出社が求められる場合もあります。

住まいから近い地域であれば問題ない場合が多いですが、遠方への出勤となると時間的にも肉体的にも厳しくなってしまう場合があるでしょう。
そのため、事前に出社が必要かどうかを確認しておくことが大切です。


2.確定申告が必要になる場合がある
会社に属しながら地方副業をする場合、会社が行ってくれる年末調整によって所得税などの清算を行ってくれますので、自身で税金関係の書類を作成したり国税庁に申告する必要は原則ありません。

ただし、地方副業での収入を含めた所得が年間で20万円を超える場合、年末調整とは別で自分で確定申告を行う必要があります。
そのため、”地方副業での収入が20万円を超えるのか”というポイントは事前に必ず押さえておきましょう。

副業などで得た所得に関しては国税庁が以下のように記載していますので、参考にしてみてください。

”副業などで得た所得が20万円を超える方は、確定申告が必要となります。医療費控除やふるさと納税などで確定申告を⾏う方は、副業などで得た所得が20万円以下であっても、申告が必要です。

◆引用:国税庁「スマホで確定申告(副業編)」


3.就業規則によって禁止されていないか確認する
副業が一般的に認められている世の中ではありますが、会社によっては副業を禁止している場合もありますので、勤めている会社の就業規則によって副業が禁止されていないことを確認することが大切です。

就業規則には”副業できるかどうか”について明確に記載されているため、地方副業をすることができるか判断することができます。

「会社にバレないから」といって就業規則で禁止されているにも関わらず地方副業を行ってしまうと、「地域活性化起業人(企業人材派遣制度)」の補助金が利用できなかったり、会社からの信頼を失ってしまうなどの大きなトラブルに発展する場合もありますので、かならず就業規則には従うようにしましょう。

◆引用:地域活性化起業人(企業人材派遣制度)


4.本業とのバランスが崩れないような業務を選ぶ
地方副業に熱中しすぎて本業がおそろかになってしまっては本末転倒ですので、バランスが崩れないような業務を選ぶことが大切です。

時間的には余裕がある場合であっても、精神的な面や肉体的な疲労の面から本業のパフォーマンスが下がったり、集中力が低下するなどの悪影響は避けるようにしましょう。


5.希望通りの報酬でないこともある
地方副業は契約形態や勤務時間などを柔軟に選ぶことができますが、東京などの都市部に比べると地方企業は給与が低いことが多いため、希望通りの報酬額にならないこともあります。

もちろん、地方副業は地域貢献や地方創生、地域の人との交流などさまざまなメリットがありますが、副業をするうえで給与の妥協点は見つけておくといいでしょう。
ちなみに、地方副業の報酬相場は3万円〜10万円/月ほどとなります。


6.本業側にも注意点がある
地方副業は魅力的な仕事である一方で、現在勤めている本業の会社としても注意点があることを理解しておきましょう。
具体的には、本業がおそろかになるリスクがあること、そして「情報漏洩のリスク」があることです。

特に同じような仕事を地方副業で行う場合は、情報漏洩のリスクを最小限に抑えるために社用PCやスマホを使用しないなど、本業とは完全に分けて業務に取り掛かることがお互いにとって必要でしょう。


地方副業をするメリットとは?

これまで注意点をお伝えしてきましたが、
やはり地方副業には市部での生活や仕事では得られない多くのメリット多くのメリットがあります。
地方副業にはどのようなメリットがあるのか、その魅力について詳しく見ていきましょう。

1. 新たなスキルと経験の獲得
地方での副業は、都市部では得られない新たなスキルや経験を積むチャンスとなります。
農業、観光業、地域特産品の販売など、地方ならではの仕事に携わることで、幅広い知識と実践力を身に付けることができます。


2. 地域経済への貢献
地方副業は、地域経済の活性化に貢献する重要な役割を果たします。
地方の企業や農家、観光業者と協力し、地元産品の販路拡大やサービスの向上に貢献することで、地域全体の発展に寄与することができます。


3. リフレッシュと新たな視点の獲得
都市部での忙しい生活から一歩離れ、自然豊かな地方での副業は、心身のリフレッシュにもつながります。
また、新たな環境での活動は、これまでにない視点やアイデアを生むきっかけとなることがあります。


4. ネットワークの拡大
地方副業を通じて、地域の人々や他の副業者とのネットワークを広げることができます。
これにより、新たなビジネスチャンスや協力関係が生まれ、今後のキャリアにも大きな影響を与える可能性があります。


6. 地域社会との深い関わり
地方での副業は、地域社会との深い関わりを持つことができます。
地元のイベントや行事に参加することで、地域の文化や習慣を理解し、地元の人々との交流を深めることができます。
これにより、地域社会に根付いた活動ができるようになり、地域に対する愛着や責任感も生まれます。


7. 持続可能な働き方の実現
地方副業は、持続可能な働き方を実現する一つの方法です。
都市部の過密な労働環境から離れ、自然と共生しながら働くことで、心身の健康を保ちながら長期的に働き続けることができます。
さらに、地方での副業は、環境に配慮した取り組みを行うことが多く、持続可能な社会の実現にも貢献します。


8. 地方創生の一翼を担う
地方副業は、地方創生の一翼を担う重要な役割を果たします。
地方の課題解決や地域活性化に直接関わることで、地域全体の発展に貢献することができます。自分のスキルや経験を生かして、地方の未来を創る一員となることは、大きなやりがいと満足感を得ることができるでしょう。


地方副業には、スキルの獲得、地域経済への貢献、リフレッシュ、ネットワークの拡大、地域社会との深い関わり、持続可能な働き方の実現、地方創生の一翼を担うなど、数多くのメリットがあります。

多くのメリットがある一方で、成功するためには注意点をしっかりと理解し、対策を講じることが重要です。
これらのポイントを踏まえた上で、地方副業にチャレンジすることで、充実した副業ライフを実現することができるでしょう。


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まとめ

本記事では、地方副業をするデメリット・注意点について詳しく解説しました。

地方副業のデメリット・注意点のなかでも税金関係や就業規則関係には特に注意するようにして、本業と副業を両立できるようにすることが大切です。
ぜひ本記事を参考にして、地方副業をトラブルなく始めてみてください。



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