プロフェッショナル

少しばかり暖かい日が続いていて、
それは嬉しいことなのですが、
嬉しくないおまけも付いてきておりまして（雨でございます）、
湿気に煩わされております。
乾燥肌という観点から言うと、
いつもは街中で配布されるポケットティッシュのようながさがさ肌になりがちなのですが、
湿度が高いと、
花粉の時期に活躍しますプレミアムなティッシュのようなうるおい肌になってくださいます。
唯一の嬉しい点でしょうか。
kittyは湿気の影響を受けたりしないのかな、
と、どこか晴天の日と比べて変化がないのか観察してみたのですが、
特にこれといった変化は見受けられませんでした。
少なくとも、僕の目には。
強いて挙げるなら、
太陽がなく日光浴ができないので、
日中は僕の近くで眠ってくれることくらいでしょうか。
太陽があれば、
窓際の陽が差し込む場所で、
身体を輝かせながら眠っておりますので。
湿気がなぜ嫌なのかと言いますと、
身体も気持ちも5キロほどの重りを付けられたような感覚になるからでございまして、
どよんとした天候は文字通りどよんと体にのしかかってくるようでございます。
くすんだ灰色の空というものは、
街の景色と境界線を持たないような色合いで、
油断すれば街をでろんと包み込んでしまいそう。
空が青ければくっきりとした境界線で、
はっきりと分離されているのが分かりますが、
なんにでも染まりそうな、
そして、もう少しなにかに染まり始めているような、
そんなくすんだ灰色は、
なんだか不気味としか言いようがありません。
ゴーストなんかも白色や灰色で表現されますので、
そういった色合いには不気味さを覚えるようになっているのでしょうか。
人間は。
安らぎのプロ、
眠りのプロでありますkittyが、
近くでそのプロフェッショナルを見せつけてくれておりますので、
僕のそのような変な気持ちは、
くすんだ灰色に溶け込んでいって、
綺麗になくなってしまうのではございますが。
外的要因に左右されない気持ち、
プロフェッショナルですね。