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徒然(ショート)〜新紙幣発行とデジタル円?やな感じ

どうも納得がいかないことがある。

新紙幣についてだ。

2024年から一万円札は渋沢栄一さんになる。

別にそれが気に入らないわけではない。

新紙幣発行には日本国中で巨額のコストがかかる。
ATMや自動販売機に始まり、すべての企業、店舗で対応する。

新紙幣発行の目的は、偽造防止だそうだ。

一方で日本銀行は2023年度メガバンクなどと共に、デジタル通貨の実証実験をする。
2026年までにデジタル通貨発行の可否を判断するという。

中国ではすでにデジタル人民元が発行され、欧州では最短で2026年にデジタルユーロが発行される予定だ。

この世界の流れに遅れると、日本の経済的損失は大きいだろう。

デジタル通貨になったら、当然紙幣は使われなくなる。

もしかしたらたった2年で使われなくなってしまうかもしれないのに、わざわざコストをかけて新紙幣を発行するの?

なんかすごーく変な感じがする。。。

一部で囁かれているウワサ、、、

『預金封鎖』

「そんなこと日本で起きるわけないじゃん」という人も多い。
でも日本は第二次世界大戦後の1946年、預金封鎖が行われた過去がある。

その時の流れはこうだ。

新円を発行し、旧円は一定期間後、使えなくなった。

その一定期間、銀行預金は封鎖され、預金の引き出し金額に制限がかかり、期間中に新円に変えることができなかった預金は没収された。

またタンス預金も新円に変えなければならず、資産額が国に把握され、のちに『資産税』という最大90%の重税によって、国民の資産は国に奪われた。

戦争中に戦費のため国債を乱発した結果、国は膨大な借金を返すことができなくなり、国民の預金で国の借金をチャラにし、インフレを抑え、通貨の単位を切り下げた。

現在のGDP比の政府債務残高は、終戦当時と同じ260%

岸田首相はロンドンのシティでの講演で、「日本には1000兆円の個人資産が眠っている。貯蓄から投資へ。インベストイン岸田。」と言っていた。

NISA制度も拡充し、一応貯蓄から投資を促す政策はしている。

だけど政府の借金も1000兆円。

なんかや〜な感じ。

マイナンバーカードにポイントのおまけをたくさんつけて国民に持たせようとしているのも、個人資産把握のためなんじゃないの?

いざという時は、国民の個人資産を使おうと狙ってるようにしか見えないって思ってしまう。

次期日銀総裁が天才的な舵取りで危機的状況を乗り切り、財政を立て直してくれることを祈っている。












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