リメイクにはせる想い

先日、『ゼルダの伝説 夢をみる島』のリメイクについての記事を書きました。

書きながらふと思った…ユーザーが望むリメイクとはいったい何なのか?成功するリメイク作品、失敗するリメイク作品はどのような違いがあるのか。

殴り書きに近いものではあるが、軽く考察してみることにしました。

成功するリメイクとは

前置きとして説明しておきますが、本稿における成功とはセールスのことではありません。
より深く印象に残るか、リメイク前と比較しても遜色ない想いに浸ることができるか、名リメイク作品として後世に語り継がれるか、その点に焦点を当てております。

多くの方が印象に残っているリメイク作品と言えば、SFC版『ドラクエ3』は圧倒的に支持を集めることでしょう。

2D→2Dへのグラフィック面の進化にわずかな追加要素をプラスしただけ、これだけで大成功を収めました。(セールス的にも歴代SFCソフトの売上TOP20位、140万本を売り上げた)

操作性、UI、雰囲気ほぼそのままであるが故の安心感、これが成功の秘訣だったのは言うまでもないでしょう。

失敗するリメイクとは

敢えて私が例に挙げたいのはNintendo switch版『聖剣伝説2』です。

素人目で見てもわかる、中途半端な3D化、名曲と謳われていた楽曲群だどうして…と首をかしげたくなるようなアレンジ…安直な3D化や表現性が増した音源が進化なのかと言うととんでもない。

リメイク前の原作を如何にリスペクトしているか…制作人の想像以上にユーザーが審査する目は厳しいのです。

『夢をみる島』はどうなるか…

PVを見た限り、3DモデルはGB版原作を思い出させるような温かさを感じ、俯瞰画面を取り入れることで原作と同様の操作性を追求しているであろう点は個人的にはとても評価しています。

もちろん、蓋を開けてみなければわからないですが、いい作品になるのではないのかな…そう思っております




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