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本と映画

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記事一覧

ボヘミアンラプソディ|映画

無名バンドが売れ、富と名声を得て、 仲間割れ、分裂、別離、 苦悩孤独、 復活。 期待し過ぎ…

roko
2年前
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グリーンブック|映画

粗野なイタリア人と、品格のある黒人音楽家のロードムービー。 1962年、黒人差別が酷かった時…

roko
2年前
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着物あとさき|青木玉

着ることもないのに、 着物の本を手にとるのはなぜだろう。 56歳。 自分はいつ着物を着ただろ…

roko
3年前
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森に眠る魚|角田光代

仲良しの幼稚園のママ友達が、 小学校受験を境に、 険悪になっていく話。 ありきたりな?テー…

roko
3年前
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夜の谷を行く|桐野夏生

連合赤軍の生き残り女性の苦い回想と後悔。 逡巡。40年経っても今もなお大きく背負うもの。 …

roko
3年前
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緑の毒|桐野夏生

屈折したコンプレックスを抱える開業医が、 連続昏睡レイプをする話。 一話目の脇役が、 次の…

roko
3年前
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60歳を過ぎてエベレスト登山?!|バッグをザックに持ち変えて。

かつては恋愛小説家と言われた人が まさか登山を始めるとは。 著者自身もそう言っている。 作家の唯川恵さんが、登山に目覚めてから エベレストに行くまでのお話。 素人でもわかりやすく興味深く書いてあり、 あっという間に読了。 山の魅力は登った人にしかわからない。 それがまた魅力なんだろうなぁ。 それを登った仲間と共有できる楽しみ。 山は美しく懐深くも時に厳しく恐ろしい。 私も、テレビで登山番組があるとつい見てしまう。 だからと言って登ってみたいわけでなく笑 多分、嫌。

ストックホルム・ペンシルベニア|映画

4歳で誘拐され、犯人逮捕後、 22歳で親の元に戻れた女の子の話。     産みの親より育ての…

roko
3年前
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猿の見る夢|桐野夏生

女、金、出世、介護、そして遺産。 出てくる人すべて貪欲で身勝手、 駆け引き、屁理屈、保身…

roko
3年前
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図書館へ行こう。|本はともだち。

子供の頃から本が好きでした。 商売に忙しい母が、 本屋さんからすすめられた? 子供の名作シ…

roko
3年前
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映画|イニシエーションラブを観た。

Huluでイニシエーションラブを観た。 おー、これは二度観たくなるはずだ。 観ました? テーマ…

roko
3年前
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借りてきた。GWは、仕事と読書。

roko
3年前
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小川糸さんの『これだけで、幸せ』この方の小説は読んだことないのに、暮らしかたはとても好き。これは写真も多く、好きなページから何度も読み返しています。
『足るを知る』こと。は自分を見直すこと。GWは仕事オンリーですが、休みだったら、読書にどっぷり浸かりたいなー。

roko
3年前
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ウトヤ島、7月22日|映画

ノルウェーの島で起きた無差別銃撃テロ。 突然の銃声から、 何が起きているかわからないまま、 逃げ惑うサマーキャンプの子供達。 ワンカット長回しの臨場感。 緊張と恐怖。 カメラがぼやけたり、 地面に置かれたような、 アングルが生々しい。 主人公カヤの呼吸の激しさが耳について離れない。 口を塞いでも声が出てしまう恐怖。 こんなことってあるだろうか。 最後までとても悲しくて、 重い映画だった。 犠牲者のご冥福をお祈りします。