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掃き溜めから引き摺り出した希望
死んだら海に行こう。自然にかえろう。まず汗だくで街を走り抜けて、それから白い砂浜をはだしで歩こう。明日目が覚めたら、まず最初に風が揺らす木々の囁きを聞きたい。覚めない夢ならいらない。現実があるから虚構はうつくしい。明日理想が死んだら、すべてを壊そう。すべて穏やかにゼロに戻そう。明日なんか来ないように。
・人生最後のうた
終わるなら明日がいい。今じゃなくて明日が良い。明日は毎日私のラッキーデイだか
過去の日記:2019.02.14
春の終わり頃みたいな朝。空気は澄んで冷たいのに陽射しが緩やかに熱を与えてくる。例の大渋滞。普段と30分ほど時間がズレるだけでまたこんなにも混み合うのかと驚く。数年前から塾が抜けて最上階(恐らく大家の住居)だけ明かりがついていた建物の前に、大型のクレーンが停まっている。しっかり歩道にはみ出て駐車されたそれの横を、わくわくしながら通り過ぎる。普段見ることのできない回転する土台部分の中が見える。コードだ
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