見出し画像

25歳の日常清掃員/孤独はわたしたちに「自分の人生のオーナーになること」を教えてくれる。


皆さま、こんにちは。
25歳の日常清掃員です。

GWいかがお過ごしでしょうか?
わたしは久々の連休で羽を伸ばしております。
今日は恋人が家にいないので、1人で
読書をしておりました。

読んでいた本にこんな一文がありました。

現代という時代は孤独を恐れますが、
孤独は私たちに「自分から逃げ出さないこと」
さらには「自分の人生のオーナーになること」
を教えてくれるものでもあるのです。

ドミニクローホー【屋根一つお茶一杯】より

わたしは1人時間が大好きです。
今は恋人と同棲しており仕事の日に
帰宅後1人で過ごす、ということは
あまりありません。

しかし恋人と休日が被らない時は
彼が仕事に行っている間、1人で家で
読書したり掃除したり音楽を聴いたりして
楽しんでいます。この時間が充電時間に
なるのです。誰にも気を遣わず黙々と
好きなことをして時々うたた寝して過ごすのは
至福すぎるのではないでしょうか。

【自分の人生のオーナーになる。】
当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、
家族ができれば、家族のために尽くしたり
恋人ができれば、恋人のために尽くしたり
ペットがいれば、ペットのために尽くしたり。
意外と本当の意味で【自分自身が自分自身の
為のオーナーになる】のは難しいのかも
しれません。

勿論愛する人、大切な存在が
いるというのは素晴らしいことです。
けれど、時々【自分自身が今一番必要と
していることは何か】と考えて自分自身の
心に必要な栄養を与えるのも大事ですよね。
そのためにも1人でいる時間は取る必要が
あると感じております。

孤独とは、私たちが考えている以上に、
多くの学びを授けてくれる人生の学校です。
誰も代わってもらえませんが、
自分自身であり続けることを学ぶチャンス
なのです。この学びは大変ポジティブなもので
自分に責任を持つことを教えてくれます。

ドミニクローホー【屋根一つお茶一杯】より

1人で過ごして色々考え事をすることが
あります。よくわたしは1人で
クローゼットを開けて少ない洋服を見て、
私物を置く棚にある少ない物品を見て、
片付けた台所やリビングや寝室をぐるっと
見渡して「これだけで充分だ。充分。
これだけで楽しく生きていける。」と考えて
安堵するのが好きです。

そうするとなんか充足感が湧き上がってきて
同時に物欲が無くなって、
アマゾンのカートリストに入っていたものを
削除し始めるんです。足るを知る再確認
バージョンですね(笑

60歳で隠居した「方丈記」で有名な鴨長明も
独居していた終の住処には、本数冊と
折りたたみ式の琴、琵琶、布団しか無かった
ので有名です。

わたしだったら終の住処に
本、銀のアクセサリー数個、
大好きな笠間焼のお椀のみ置いておきたいな
なんて妄想しています。1人そんなことを
考えるその時間が「自分の人生のオーナー」
になっているひとときなのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?