学生助けたいんじゃー

静岡県立大学の学生が、学生の貧困について状況を把握して大学の取り組みの改善につなげてい…

学生助けたいんじゃー

静岡県立大学の学生が、学生の貧困について状況を把握して大学の取り組みの改善につなげていくための活動や、情報発信などを行っています!!詳しくは最初の記事をご覧ください。 Twitterでは実際に貧困に苦しむ学生の声を載せています。こちらも確認していただけると嬉しいです。

最近の記事

シンポジウムの報告とアンケートのお願い

こんにちは!今年もいつのまにか、半分が過ぎようとしています…. 初めまして看護学部1年生のキャンプです。そして、国際関係学部のうぱです。 昨年10月、学生助けたいんじゃーは、大学女性協会からお声がけをいただき、パネリストとしてたべものカフェや学生の貧困についてお話しました。 そして大変嬉しいことに多くの方に関心を持っていただき、なんと、大学女性協会でも大学生の実態調査をしていただけることになりました。ぜひ、この投稿を読んでくださった大学生の皆さんにもこちらのアンケートにご

    • 「困っている」って見えづらい

      こんにちは!助けたいんじゃーのとりです 今日はたべものカフェに来てくれる学生の声と助けていただきたいことがありnoteを書きました。最後まで読んでいただけると幸いです。 たべものカフェや助けたいんじゃーの活動を振り返って思ったことを綴ろうと思います。 改めて思ったことは、「困っている」って目に見えづらい。 たべものカフェでお話を伺っていて、ずっと思っているのが彼らは「微笑」の裏に苦しみや困っていることを隠す人が多いなということだ。そこには相手を困らせたくないという遠慮があ

      • 学生を助ける学生の声

         静岡県立大学で、すべての学生が無事卒業できる大学を目指して活動している「学生助けたいんじゃー」唯一の教員メンバー、縁側のネコである。  学生助けたいんじゃーで活動している学生たちの声を紹介したい。 「もしこの活動が「だめだ!」と言われたとしても困っている人を置き去りにすることはできません。」 「活動を通じて感じたのは、常に歩み続けなければならないことです。私たちは困っている学生の代弁者という立場です。私たちが学生の声を発信すること、活動することをやめてしまえば学生の声

        • 見て見ぬふりはできない

          こんにちは!助けたいんじゃーのとりです 今日はたべものカフェに来てくれる学生の声と助けていただきたいことがありnoteを書きました。最後まで読んでいただけると幸いです。 たべものカフェでヒアリング(困っている事や悩んでいる事、楽しいおしゃべりも!)で様々なことを伺っています。その中で薬学部の学生が教えてくださったことを書きます。 「足りない分は貯金を切り崩す。しかし、貯金も尽きる一方(東京まで3往復したら尽きるぐらい) 今インターンで来年のお金が心配。」 「夏休みはほぼな

        シンポジウムの報告とアンケートのお願い

          たべものカフェを通して「学生の貧困」を考える

          こんにちは、学生助けたいんじゃーのポン酢です。 今回は、静岡県立大学で私たちがたべものを配布したり、たべものを取りに来られた方とお話をしたりする「たべものカフェ」の活動記録をまとめた冊子(2022年3月発行)についてお話しします。 たべものカフェの詳細については他の方が触れているので、そちらも併せてご覧ください。私たちの投稿については、https://note.com/clean_zebra338をご覧ください。 冊子には、たべものカフェ当日の流れ、利用した学生の声、寄

          たべものカフェを通して「学生の貧困」を考える

          正当な、静かな怒り

          学生助けたいんじゃーの、教員メンバー、縁側のネコである。 この社会には不条理が多い。放っておけないことが多い。 たべものカフェを担う学生たちは、たった今、生きていく困難を抱える多くの学生たちに会い、その不条理を知り、放っておけないと感じる。 私は、法務教官として少年院で働いていた。 「僕が小さいとき、お母さんが知らない男の人といなくなって、それから、おばあさんに育てもらいました。」 「小さいときに、何か失敗するたびに、アイロンを押し付けられました」 「学校で何かあるた

          正当な、静かな怒り

          どうして学生助けたいんじゃーの活動は発足したのだろうか

           助けたいんじゃーのキウイです。 今回は、最近考えていることについて書いてみます。 「どうして、学生助けたいんじゃーは発足したのだろうか」  「学生助けたいんじゃー」の活動について話す場では、多くの人に「いい活動だね」と言ってもらうことがある。  たしかに私も、一緒に活動しているみんなのことを、すごいな、立派だな、と思う。  しかし、最近思うことがある。  こうしてnoteに書いたり、なにかの会でプレゼンをさせてもらったりしたときに、「いい活動だね」だけで終わって

          どうして学生助けたいんじゃーの活動は発足したのだろうか

          「聴く」ことでわかったこと

          こんにちは! 学生助けたいんじゃ-のつなです! 今日は私の思っていることを少しだけ(気が付くと長い文章になってしまうので)書かせて頂きますね。 静岡県立大学では、「たべものカフェ」を2020年から開催しています。たべものカフェで私も約1年半、ボランティアとして携わらせて頂いていますが、その活動の中でモヤモヤしていることがあります。 それは困っている学生が目の前にいるのに、困っていることを解決できない。話を「聴く」ことしか私には出来ないことです。 この1年半、私はヒアリング

          「聴く」ことでわかったこと

          静岡県立大学の支援がさらに良くなっていて嬉しかった件

          こんにちは、ドゥラメン子です。🐎 一瞬で梅雨が終わりすっかり猛暑が続いてますね。 競馬の話になってしまいますが、宝塚記念が終わると夏きたな〜という感じがします。🏄 最後の夏休み満喫したいなあー何しようかなーなどと考えている今日この頃です。 さて、今日は大学であったちょっと嬉しいことの話をしたく思います。 静岡県立大学生にしかほとんど伝わらない話にはなってしまうのですが、「学びのための緊急給付金」が(申請済みの方は)交付されますね!という話です。 対象になっている皆さん

          静岡県立大学の支援がさらに良くなっていて嬉しかった件

          コロナ渦での看護学生の現状ー学生と貧困ー

          学生助けたいんじゃーの雪だるま⛄です。 私は看護学部に在学しており、今回は看護学部ならではの問題について少しお話します。 私たちは病院実習の2週間前から全員の実習が終わるまでの約2か月、アルバイトが原則禁止とされました。 これは、患者さんの安全と命を考えた学校からの指示であり、コロナ渦で病院実習を行うにはもちろん仕方のないことだと思います。 しかしながら、この間収入が止まってしまい数万円から10万円を超える減収になります。バイト先によっては、クビになってしまうこともあ

          コロナ渦での看護学生の現状ー学生と貧困ー

          悔しさ

          静岡県立大学で学生の貧困に取り組む団体「助けたいんじゃー」唯一の教員メンバー「縁側のネコ」である。 学生の困窮に取り組む活動をしている学生たちに「悔しい」と言われることがよくある。 「お話を聴くことはできるが、その人の貧困を解決できない」 「頑張っているのに、なかなか大学は変わらない。私たちに何ができるんだろう。」 彼らは自分の力不足に対して悔しいのだ。 でも、本当は彼らを悔しく思わせているのは、こうした活動を否定する(一部の)大人である。 彼らは言う。 「友だち

          たべものカフェ

           学生助けたいんじゃーのキウイです。  今回は、改めて、たべものカフェについて、書いてみようと思います。 孤立しない人間関係ができる場    この前、他の大学に通う友人に、たべものカフェのことを話してみた。  すると、友人の通う大学では、食料配布はしているけれど、聞き取りはしてないとのことだった。  友人は、「生活のこととか話せるの、いいじゃん!☺そういう場、あんまりないよね」と言ってくれた。   嬉しかった!  たべものカフェでは、ボランティアセンターの方や、ボ

          コロナ禍の大学生って?

          こんにちは! もう6月ですね...今年も折り返し地点です...はやすぎます。。。 学生助けたいんじゃーのうぱです。 今回は助けたいんじゃーの活動で感じたことを書いてみようと思います。 コロナ禍の大学生って? 2020年、コロナウイルスが発見されたころ、テレビやニュースでは入学式中止、オンライン授業、サークル活動禁止...といった報道がなされコロナ禍の大学生は大変そうだな...そう感じていた方もいらっしゃると思います。 実際、多くの大学生が大変な生活を送ってきたと思いま

          コロナ禍の大学生って?

          ごはんカフェを始めた

          ごはんカフェを始めた。 助けたいんじゃー唯一の教員メンバー、縁側のネコである。 静岡県立大学では、コロナ感染症が流行しだしてから、「たべものカフェ」という取り組みをしている。 *前回のたべものカフェに関する私の記事 → https://note.com/clean_zebra338/n/nd71c60cb8a71 もう60回になる。 倦まず弛まず、学生ボランティアセンターの学生たちが継続してきた。 尊い。 「たべものカフェ」を利用してくださる学生の中には、日々の

          ごはんカフェを始めた

          学業を継続させるために

          こんにちは、学生助けたいんじゃーのポン酢です。 静岡県立大学では、2週間に1回、有志の教職員と学生による「たべものカフェ」が開催されています。 たべものカフェとは、経済的または精神的負担を抱えた学生に向けて、無償の食料配布と、生活状況や困りごとの聞き取りを行うものです。 (詳細はこちらです。https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/news/20220314/) 聞き取りをしていく中で、実習や研究が忙しくてアルバイト収入を得られない等、様々な理

          学業を継続させるために

          支援の「漏れ」へできること

          こんばんは〜 学生助けたいんじゃーのドゥラメン子です。 ドゥラメンテの皐月賞の走りにしびれて名前決めました。🏇 よかったら見てください🙇‍♂️ 活動を始めて最初の半年は就活やら何やらで、他のメンバーに比べたら幽霊部員のような感じの人でした。 ほんとうに暖かいメンバーに支えていただいて、今日まで参加することができています。 こんな人にまでnote書いて〜と言ってくれるみんなに感謝です🙇‍♀️ 今回は私がどんな思いを持っているのか、どうしたいのかすこ〜しでも知ってもらえると嬉

          支援の「漏れ」へできること