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初めての転職でスタートアップを選択してから1年、あのときの選択は間違ってなかったはなし。

oViceという会社に入って8/25で1年。
入社エントリもなければ「これまで」を振り返ることもなかったので、シリーズBを調達した記念にちょっと振り返ってみようと思います。

スタートアップで働くことは僕にとって初めての経験です。入社当初は漠然とした不安も大きく、先の不安がとてもありました。ただ、oViceに入社し想像もしなかった大変なことや、学びも多くありました。今回は1年間を振り返りながら「スタートアップらしさ」「oViceらしさ」を伝えられたらと思います。

スタートアップやoViceの雰囲気を少しでも知っていただき、このnoteがスタートアップ転職を考えている人の背中を押すきっかけとなれば幸いです。


まずは僕のことをさらっと紹介させていただきます。

  • 18卒(新卒では人材広告会社にSalesとして入社)

  • oViceは2社目の会社

  • 前職で成果が出ずSalesというものに挫折経験あり

  • 現在はカスタマーサクセスを経て、インサイドセールスの立ち上げに従事

と、まあこんな感じです。

前職には3年半くらい在籍してましたが成果も出せず、いわゆる「会社に居づらくなった」という理由からスタートした、転職活動。いろんな会社を見てきました。

oViceとの付き合いは人事責任者・宮代さんにもらったwantedlyのスカウトメールからスタートしました。

スカウトメールの中には前職で得意としていた契約後の顧客フォローを活かせる「カスタマーサクセス」でスカウトがあったのでまずは話を聞いてみようと思いました。あとは、「バーチャル空間のoViceに遊びにきませんか?」というメッセージに未来を感じました。


「スタートアップの洗礼」を体験した最終面接

「おっ、やりたいことが実現できそう、入社したいな」と思っていた僕は、最終面接までトントンと進みました。
ですが、最終面接では、事業統括・重神さん、Bizdev・大波さん(当時はCS)の両者から1時間、怒涛の質問に回答をするしかできなかった記憶です。複数スタートアップの面接も受けてきましたが、他社と比べ圧倒的に質問の量が多く、息つく間もなく繰り返し質問を受けていました。「これが創業1年目の会社?」とスタートアップの洗礼を受けたような気がしました。

実際のところ、開始15分でGoogle meetの終了ボタンをクリックするかどうかの決断に迫られるくらいに精神は追い込まれていました。ただ、前職で挫折をした経験が頭をよぎり「ここで逃げたら絶対に後悔する」と覚悟を決めて最後まで面接を受けていたんです。今振り返ってもここが分岐点だったなとつくづく思います。(当時の僕を一番褒めたい瞬間です)

僕が選考を受けていたタイミングで「馬力のある第二新卒」を採用する方針だったと後から聞きました。今となっては、体制が整っていない組織に未経験人材を採用するリスクを考えると、自立自走できる人材か判断するために怒涛の質問をされていたのかなと思います。

謎のオンボーディング「Somazawaプラン」

さて、晴れて入社できたのはいいもののここからがやっぱり大変。初めてのカスタマーサクセス、しかもフルリモートと勝手が分からない中で始まったoViceライフ。

「フルリモートいいじゃん!」もつかの間、10営業日で独り立ちをさせる「Somazawaプラン」というものを用意していると聞かされました。初日からなんとも言えぬプレッシャーを感じたことを覚えています。また、初日のゴールである「5分間でoViceのサービスを説明する」業務は、覚えが悪くクリアができずに幸先の悪いスタート。(初日でマスターできる初級の業務らしいです、とても難しかった思い出です。)

とにかく最速で独り立ちさせるoVice社の熱量とは裏腹に、「未経験人材に対して、勝手にそんなプランで進めないでくれよ」と内心思っていました。ですが、オンボーディングを完了させること以外に道はないので、朝から晩まで資料の読み込みや、一人でデモンストレーションをやっていました。

10営業日でいけたかは記憶が薄いですが、なんとかカスタマーサクセスとして独り立ちをしました。

※もちろん、これは「当時の話」であり今はオンボーディングシステムも整っていますのでご安心ください!

カスタマーサクセス→インサイドセールスの立ち上げ

3ヶ月ほどカスタマーサクセスをやって、面白いな〜と思っていた矢先。11月くらいに事業統括・重神さんより「インサイドセールス立ち上げてみる?」と声を掛けられ、やったこともないインサイドセールスの立ち上げに従事することになります。

インサイドセールスとはお客様に対して適切なタイミングでアポイントを取り、商談機会をいただく仕事です。ただ、前職の営業会社でも「架電、命!」としてただアポイントを取ることしかやっていなかったので、当然適切なタイミングでアポを取れるようにする「ナーチャリング」という概念もなければ施策もありませんでした。結果は出るはずもなく、惨敗。

ただ、この経験からナーチャリングをしていくための土台として、多くの人に助けてもらいながら、STEPメールの構築やウェビナーを実施していきお客様に興味を持ってもらう枠組みを作ってきました。

まだまだ、メンバーは足りず募集中ですので、軽く話が聞きたい!という方はMeetyでお話しさせてください!

※インサイドセールスの各施策についてはどっかでまとめたいと思います。

年末年始の代表の家で目標が決まる

「スタートアップらしい」人生の目標が決まった出来事があります。

2021年の年末年始に代表のジョンさん、重神さん/宮代さんとジョンさん宅に泊まりながら仕事をしていた夜のこと。シーシャを吸いながら「お金があったら何をしたい?」と話していました。この問いが将来を考えるきっかけとなり、自分のoViceでの目標が決まりました。

成功するための原動力について話をしているときに、前職で挫折をした経験や、成功しなかった過去の経験から「目に見える成功がほしい」という承認欲求を土台とした原動力で動いていることがわかりました。

そしてできた目標が
「成功して港区のタワマンを買う」

※行き着くまでに「六本木のタワマンがほしい」と話してたんですが予算を計算したところ大きく膨れ上がり、港区に落ち着きました。(本音です)

ギラついている目標ですが、この目標を達成するために事業を成長させてるし、日々全速力で働いています。もちろんこの目標が達成できる可能性を感じれられるのがoVice社であり、スタートアップな感じがします。

oVice社のメンバーには「自分らしい目標」を掲げて働いている人が多くいます。会社のビジョンと自分のビジョンの共感できるポイントを見つけるからこそ、全力で生きられているんです。

最後に

今のoVice社は組織も拡大し、各部署の環境が整えられ、いい意味で僕が入社した当時の環境ではなくなっています。ですが同時にかっこいい大人も入社し、よりoViceが世界に拡大していく予感しかありません。

そして、環境は変わりつつも当時の熱量や目指している世界は変わらず、今も全力でみんなが動いています。
社員の立場で言うのはあれですが、まだまだ面白い会社なので興味がある方は気軽に声を掛けてください。

僕のことはwantedlyのインタビュー記事でも紹介いただいてます。


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