甘えん坊な息子と寂しがりやな母の小さく大きな大冒険
「暑い」「暑い」「暑い」
口からつい出てくるのは、その言葉ばかり。
今年の夏休みも、毎日暑いですね。
毎年暑さが増している気がして、来年の夏が今から怖い。
さて、そんな我が家(というか、私)のこの夏、一番の思い出。
息子と離れて過ごした2日間。
それ以上でもそれ以下でもありません。
我が息子は、自他ともに認めるママっ子。
私も息子からの愛を欲しいままに生きてきました。
夫の実家に帰省しました。
楽しく3日間を過ごした後、私は仕事があるので戻らなければなりません。
夫はまだまだ夏休み真っ只中。
「ママ、お仕事があるから帰らないといけないけど、
息子くんどうする?ママと一緒に帰る?それとも、パパとここに残る?」
と聞きました。
ママと一緒に帰る。と絶対に言うと疑わない母。
それまで、何度聞いてもそう答えてきたから。
それが、なんと
「パパと一緒にここに残る」
と言うじゃありませんか。
母は、淋しいやら嬉しいやら。
謎の気持ちを抱えながら、1人帰路につきました。
文句をいう人がいないので、スムーズに帰り着き、
スムーズな1日。
久しくできなかった読書なんかしちゃったりして、
毎日時間が足りない。
あっという間に一日が終わっている!と、この6年間毎日思っていたのが、
嘘のように一日が長い。
あぁ、子供といる生活にどっぷり浸かっていたんだな〜と振り返る時間。
なんだか、心にぽっかりと穴が開いてしまったようでした。
元々、携帯電話を携帯しないような夫をもつ私。
電話の1つもかかってこず、lineは既読もつかない。
息子がどんな状況なのかも分からないまま、3日間を過ごしました。
そして、当日朝「今からそっちに向かうから」
いや、せめて前日にそういう連絡はすべきでは……と思いつつ、
息子(と夫)をウキウキ出迎えました。
「ママ~!」と嬉しそうな息子。
最初の言葉はもちろん
「ママ淋しかった?」でした。
僕が淋しかったか?は置いておいて、ママが淋しかったか?
を確認するあたり、息子らしいな。
と思う再会の日。
のんびり過ごさせてもらい、義実家・夫に感謝しつつ、
息子を抱きしめ、眠りについた夜。
私は、息子6歳の夏を忘れないと思います。
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