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創作をはじめたきっかけ

初めまして、田中と申します。

地方の美大を出てアーティスト活動をしていましたが色々と病気に罹患して今は休職中でアートも嫌になり、でも創作はしたくて色々と手を出しています。(今はインディーゲームの制作を目標にしています)

私が創作をはじめたのに「きっかけ」みたいなものは特に無くて気づいたらしていたと言った方がしっくり来ます。(どこからが創作と呼べるかは分からないけど)

「ご飯を食べる」「眠くなったら寝る」「呼吸をする」くらい自分にとって自然な行為だったのかと思います。

私が生まれたのは田舎の港町でコンビニが1件も無いような本当に何も無い町で、港町といっても逗子や熱海のような海では無いです。めちゃくちゃ汚い海です。

ここまで何も無いと否が応でもなにか自分の中で面白いことを考えて退屈を凌ぐしかないのです。俗に言う田舎の豊かな自然なんてものは5歳で飽きてしまいました。
5、6歳までは本気で現実にポケモンがいると信じていたので草むらに入っても現実にポケモンはいない事に気づいて生まれて初めて絶望します。

小学生の頃はスポーツにはあまりハマらず、ゲームばかりしてました。誕生日とクリスマスにだけゲームを買って貰えたので次のゲームを買ってもらえるまでひたすら遊び倒します。ゲームでも映画でも物語が終わり、現実に引き戻されるのが辛くて、ゲームのキャラクターがクリア後の世界でどう生活するのかとか好きなゲームの続編を脳内で考えたりしてました。

そこから創作とまでいえないレベルの落描きや妄想を働かせて空想の世界を作り現実から逃避旅行をするようになりました。

小学生の頃にはじめて将来の夢みたいなものを意識した時はマンガ家になりたくて自作のマンガを描いたり銀魂のマンガの絵とコマ割りをそっくり模写したりとかしてたのをぼんやり覚えてます。(飽き性だったのですぐ挫折しました)

高校2年生になるときにはマンガはもう描いておらず、アニメ、音楽、映画、ファッション、デザイン、料理など他の分野にも関心が出てきて「ぼんやりと好きなものが多数あるけど何をやりたいかが分からない」 状態でした。

とりあえず何かしらモノづくりのノウハウが勉強できる学校に進学しようと思いデザイン(建築・インテリア)の専門やらパティシエの専門(オープンキャンパスで男子が私だけだったので空気的に無理で即あきらめた)とかにもオープンキャンパスに参加してました。

進学先を決めあぐねてる時にちょうど母校となる美大の存在を知り、最初は「う〜ん、美大かぁ……別に油絵も描きたくないし彫刻もやりたくないし…」みたいに考えていましたが同時に「ここに行けばやりたいことが見つかる気がする!」とかなりテキトーで勢い任せに美大に行きました。

ここから本格的に創作しよう!と自分の意思ではっきり決断したのはこれがはじめてだったかも知れません。

生い立ちから遡りグダグダと書いてみましたがこんな感じです。ここまでお付き合い頂きありがとうございました!また次の記事で会いましょう🦄

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